悪い借金を完済する

金利や返済条件のよくない「悪い借金」は、最低返済額を地道に返済していてもちっとも残高が減らなかったり、返済を滞ったりすると借入残高がドンと増えたりと、なかなか厄介な存在です。悪い借金を抱えている限り、貯蓄まで手が回らないのも事実で、リタイヤメントや学費準備などへも悪影響を引き起こします。今日は、悪い借金絶滅のための方法をまとめてみます。

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良いローンと悪いローン

負債とか借金とかいうと、ふつうはあまりよくないイメージがありますね。日本人は、アメリカ人一般に比べると比較的負債を持ちたくない、できる限り借金はしないという考え方の人が多いように思います。しかしながら現代の私たちは一切借金をしないで暮らせるかというと、ほとんどの人はそうではありません。つまるところ、クレジットカードを使って生活していれば、たとえ月々全額を返済していたとしても、かなり短期間ではありますが借金をしていることになります。お金を全く借りないで生きることは不可能とも言ってもいいでしょう。 ではそんな世の中で、どうやって負債と付き合っていけばよいのでしょうか。今回はローンの良し悪しについて …

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車を買うときに気をつけたいー Yo-Yo Sales

カーディーラーに行って気に入った車を見つけ、ファイナンシング(自動車ローン)を組み契約書にサインして、家に乗って帰りました。ところが、しばらくしたらディーラーから電話があり、ローンが通らなかったので車を返せ・・という電話がくる・・・というようなケースが増えているそうです。車を返すか、あるいはすでにサインしたローンより悪い条件の新しいローンにサインするように要求されるそうです。いったん購入が済んで家に帰ったのに、また呼び出されるというので、Yo-Yo Salesという俗称で呼ばれています。 Yo-Yo Salesとはどんなもの? 車を買うときディーラーの提供するファイナンシング(自動車ローン)の …

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クレジットカードの賢い使い方 使われないで、使う!

クレジットカードは諸刃の剣です。うまく使えば生活を豊かにしてくれる大変便利でよいもの、いったん使い方を間違えると負債がどんどん膨らむ怖いものです。その差はまさに天国と地獄ともいえるでしょう。アメリカは日本と比べると、クレジットカードの特典もよりよい反面、その利子はより高いので、天国と地獄の差もより激しいともいえます。 その差はどこから生まれるかといえば、クレジットカードに対する私たちの姿勢です。クレジットカードには、使われてはいけません。クレジットカードは、手綱をしっかりと手元につかみつつ、「使う側」にならなくてはなりません。 クレジットカード会社はどうやって儲けているか 相手に呑まれないため …

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クレジットスコアの改善と維持 - クレジットスコアを確認して、高くする

アメリカで暮らす限り、クレジットスコアを維持することは非常に重要なことです。大きな買い物をするときのローンからアパートの契約まで、わたしたちのパーソナル・ファイナンスの様々な側面で、クレジットスコアが使われているのです。ではいったいクレジットスコアはどのように決まるのでしょうか? 十分な収入があり、借金なしの生活で、銀行には大きな預貯金のある人でも、クレジットスコアはとても低いということがありえるのをご存知ですか?スコアに考慮される要素について知り、それを踏まえて日々の生活をおくることはとても大切なことだと思います。 クレジットヒストリーが基本 クレジットスコアはクレジットヒストリーから計算さ …

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クレジットヒストリーとクレジットスコア - アメリカの生活での役割

「クレジット」って結局、お金を「借り」て買うことですから、日本人本来の「貯蓄優先・お金は貯めてから使う」という哲学には相反するもののように思いますね。「クレジット・カード負債」、「クレジット破産」などネガティブな意味合いで使われることも多いことばです。

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Fedの政策金利が上がるとどうなる?

Federal Reserveは3月に政策金利の利上げを行いましたが、今後5月以降複数回にわたって利上げを継続するだろうとの予想です。40年ぶりの高いインフレーション率と好調な労働市場を背景に、アグレッシブな利上げが予想されています。 政策金利とは、Federal Reserveが金融機関に貸し付ける際の金利のことです。この金利は、大手金融機関同士が貸付を行う再の金利に影響を及ぼし、それが今度はプライム金利(銀行が、最も信用の高い顧客に貸し付ける際の金利)に影響を及ぼします。この意味で、Federal Reserveの政策金利はUS経済全体に影響を及ぼす重要な金利ベンチマークです。では、政策金 …

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身に覚えのない銀行口座が開けられた!

CapitalOneから手紙が来ました。「住所と電話番号の変更手続きがされました。・・・もしもこれが間違いであれば、すぐに電話をしてください」という内容のものです。文書自体はCapitalOneの見慣れたロゴがついており怪しい感じはしませんが、内容が問題です。私は住所変更などはした覚えはなく、しかも変更先の住所はニュージャージー州のBellevilleという市で、しかも電話番号も見たこともないものです。どう見ても詐欺だと思い、さっそく電話しました。 そもそもCapitalOneは昔口座を持っていましたが、今はクローズして使っていませんでした。電話したところ、「2022年1月9日にあなたの名前で …

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Credit Freezeのすすめ

個人情報の流出、なりすまし被害など不穏な事件は後を絶ちません。それに対処する策として、消費者が自分のクレジットレポートを守りID詐欺を未然に防ぐための方法として、2013年からCredit Freeze(クレジットレポートの凍結)が可能となりました。あれから7年経ち、Credit Freezeも発展しました。以前はFreezeをするのに料金があり、Unfreezeするのに料金がありと、何かとお金がかかっていたのがなくなりました。また、Freeze/Unfreezeのしやすさも各段に改善されました。2020年になってみて私が思うのは、自分のクレジットレポートはFreezeしておくというのがデフォ …

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スーパー低金利でリファイナンス?

Federal Reserveの低金利政策による間接的な影響で、モーゲージ金利も低金利が続いています。本年度は、モーゲージ低金利記録が更新され続け、30年固定利子ローンは2.88%、15年固定金利なら2.44%という数字まで出ています(2020年8月上旬)。そんなわけで、コロナの中でも不動産市場は意外と活気があり、ロケーションによりますがマルティプルオファーが入るコンペティティブな物件も出ているようです。同様に、リファイナンスもさかんで、この機に低金利ローンを確保しようとする消費者も多いようです。リファイナンスは賢く使えばいろいろな形で家計改善に役立ちます。今日はどんな使い方があるのか見てみま …

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銀行口座に関わる詐欺(Bank Account Fraud)

クレジットカードの不正使用、なりすましローン、なりすましタックスリファンドなど、個人が被害を受ける詐欺にはいろいろありますが、今回は銀行口座に関わる詐欺や不正利用(英語でBank Account Fraudと呼ばれるもの)について考えます。Better Business BureauのScam Tracker Annual Risk Reportによると2018年には、50,000人が詐欺被害にあいその平均被害額は$152/件でした。被害額にはばらつきがあり数千ドル単位の被害を受けた人もいるということでした。詐欺被害者のうち、被害額が戻って来ず自己負担となったのは4件に1件ということでした。 …

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ロックダウン状態での家計見直し

コロナウイルスの影響で一番打撃を受けたのは、レストラン、旅行、小売りなどのサービス業界であり、フロントラインで顧客とのインタラクションが必要な職種が最も先に消滅しました。Mckinsey & Companyば、これらの業種が、“影響を受けた/受ける可能性のある職種”の42%に当たるとしています。打撃を受けた業界に関わられる方は、今本当に大変な時期だと思いますが、どうかこの苦難の時期、球根が冬のあいだ静かに養分を蓄えるように寒さを耐え、春には力強く咲くことができるようにとお祈りいたします。 一方で、他の業界への影響はそれほど大きくありません。前述Mckinsey & Compan …

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クレジットカードをキャンセルする・・・

Citi Double Cashの特典がずいぶんと削除されてしまって残念という記事をちょっと前に書きましたが、クレジットカードも特典の内容が変わったり、もっと自分に利点のある新しいカードが出てきたりで、これまで使ってきたカードをキャンセルするようなケースも出てきますね。クレジットカードをキャンセルするとクレジットスコアに影響があるのか、ずっと使ってきたカードをうまくキャンセルするにはどうしたらいいのか、そんな質問をいただきました。今回は、クレジットカードをキャンセルする際に考えることをまとめてみます。   クレジットスコアへの影響? たしかにクレジットカードをキャンセルするとクレジッ …

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Citiカードのあまりにも悲しい特典削除

娘がStat(統計) Calculatorを買わねばならないと言い出し、近くのStaplesへ。これまでにも何台かCalculatorは買っているので今度も数十ドルだろうと思いきや、$119の値札。「これ、すぐいるの~?オンラインのほうが安いんじゃない?」と言いながらGoogle Searchするも、Amazonでも案外似たような値段。でも2週間後には安くなるかも??そこで思い出したCitiのPrice Rewindというサービス。Citi Cardで購入したあとサービスに登録しておくと、60日以内にもっと低い値段が市場に登場した場合、差額を返金してくれるというもの(電気製品やブランド物を買う …

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Equifax個人情報流出の補償締切せまる

2017年春、クレジット情報ビュローのEquifaxがハッキングされ、1億4700万人の個人情報が流出しました。全米18歳以上人口の実に6割が影響を受けたこの事件、このブログでも2年前に取り上げました(Equifaxの個人情報流出事件について)。Equifaxは、個人データを防護するために必要な基本的措置の完備を怠っていたとして連邦政府に対して巨額の和解金を支払うことになりましたが、それと同時に、被害を被った個人に対しても補償を行っています。もし、あなたが情報流出の被害者であり、まだ補償を受けるためのクレームをしていなかったら、January 22, 2020が締め切りです。   ま …

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もうすぐキャンセルするAmex Platinumの話(2)

去年の秋から使っているAmex Platinumカードを使った収支報告と感想をまとめています。Smart & Responsibleでは会員費のあるカードはお薦めしていませんでしたが、それにもかかわらず最も会員費が高い部類に属するPlatinumカードを使ってみました。使ってみたら何か見えていない特典があるのか・・とも思ったりして好奇心から作ってみました。前回は、ポイント利用、American Airlineのクレジットバック、Global Entryのクレジットバックについて書きましたが、今回は残りの特典についてです。   エアポート・ラウンジ利用 案外楽しみにしていた特典 …

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もうすぐキャンセルするAmex Platinumの話(1)

去年の秋からAmex のPlatinum Cardを使っています。そしてもうすぐキャンセルします。そもそも、Smart & Responsibleでは、クレジットスコアをきちんと維持し、スクリーニング基準の高く特典の大きいカードのなかから、年会費がないものを選ぶというのを推奨しています。これまでクレジットカードについてはたくさんの記事を書いてきましたが、それのどれ一つとして年会費があるものはお薦めしていません。にもかかわらず、なぜ年会費$550のPlatinum Card?と思われるでしょう。それは、単に一度使ってみたかったから・・です。確かにふつうのカード以上にさまざまな特典がついて …

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賢いクレジットカード利用者になる: キャッシュバックの最大化

前回は、クレジットカード会社の顧客戦略の一環として使われている、カード顧客の5つのグループ分け(セグメンテーション)の考え方をご紹介しました。様々な企業が、このような顧客のセグメンテーションをして、それぞれにグループに適したマーケティング戦略でサービス・商品提供をしています。顧客としては企業の提供するまま、提案するままに流されて購買するのではなく、自分はどのセグメントに属したいか、自分のポリシーと企業の提供する商品やサービスが合致しているかなど積極的に考えていく必要があるのではないかということも書きました。 今回は5つのグループの中で、「富裕&高満足度セグメント」と呼ばれる、最もお得なグループ …

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消費者としてのポリシー:クレジットカードの場合で考える

アメリカも日本も資本主義であり、消費社会です。私たちはその中で労働者であり、経営者であり、消費者でありといくつかの冠をかぶって生活していますが、仕事を持っていない人も、経営をしていない人も、ほとんどの場合消費者であることは免れません。何らかのサービスなり、物なりを消費しながら生きています。企業は消費させるため、できるだけ買ってもらうために多くのエネルギーを費やし、キャッチ―な宣伝、巧みに挿入されたオンライン広告、無意識に働きかけるソーシャルメディアなどで働きかけてきます。そんな中、企業に一方的に操られるのではなく、消費者として自分の立ち位置を決め、企業の提供してくる商品やサービスが自分のニーズ …

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不動産投資シリーズ(4) -不動産投資の収益性を考える

ミューチュアルファンドはもうすでに投資しているが、ポートフォリオの一部として不動産への投資も考えてみたいという方もおられるでしょう。不動産投資を考えるシリーズ全4回でお届けしており、(1)では、レンタル物件を購入し大家(ランドロード)になるにあたって、必要となるスキルについて考えました。(2)では、物件管理業者への委託、REITを通しての不動産投資について見てみました。前回(3)では、レンタル収入でリタイヤメントをサポートする場合の考え方について考えました。今回は、不動産投資の収益性を測るための指標について考え、収益性をどうとらえるかについて見てみます。   3つの指標 不動産投資の …

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月々のモーゲージ返済額の中身知ってますか?

モーゲージを組んで家を買った方なら、ご存知でしょう。毎月返済する額(固定利子を想定)は一定です。毎月毎月同じ額をローンが完済されるまで払い続けます。しかしながら、その中身は月々変化し、15年ローンであっても30年ローンであっても、一定の返済額の内訳はふたつと同じものがないということをご存知でしょうか?車のローンなども同じことです。一定期間で全額を返済し終わるように、月々一定の額を返済し続けるこのプロセスはAmortizationと呼ばれます。ちょっと日本語にはしにくいこのAmortizationのしくみが今日のトピックです。別に知っていなくても大きな問題にはならないけれど、知っているとちょっと …

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トランプ税制でアメリカの持ち家神話が崩れるかも・・・

自分の家を持つことは長らくアメリカンドリームとされ、実際アメリカでは家を買うのを奨励する多く税制がありました。自分のものにならない借家にレントを払い続けるのはもったいない、家を買って大きく節税しつつエクイティを貯める方が得・・これは皆が口にし皆が耳にするフレーズです。ところが、今回のトランプ税制には、「持ち家が得」を崩す内容が含まれており、その結果、Moody’s Analyticsによれば、今後18か月の間に、2018年夏をピークに不動産価格は全米平均で4%下落、特に東海岸、西海岸の高価格帯においてはより大きな下落を見るだろうという予想です。   得でなくなるその1 「持ち家が得」 …

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電気製品やブランド物を買うならば:CitiのPrice Rewindがすごい

最近Citiはこのサービスを廃止しました。Citiカードのあまりにも悲しい特典削除 最近我が家のメインクレジットカードはもっぱらCiti Double Cashになっています。以前から使っているAmexのBlue Cashでは食品とガソリンの支払いをし(GroceryとGasは5%のキャッシュバック。現在はこのベネフィット内容が変更されて加入できませんが)、日本円などドル以外の通貨での買い物はCapitalOneのQuick Silverで外国為替手数料なし+1%のキャッシュバックを取得、その他のものはすべてCiti Double Cashで支払いをし2%のキャッシュバックを得ています。Cit …

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Equifaxの個人情報流出事件について

Equifaxは、Experian、TransUnionと並んで、個人のクレジットヒストリー情報を収集し管理している会社ですが、今回個人情報を保存しているシステムがハッキングされ、アメリカ消費者の1億4300万人の情報が盗まれました。情報流出が起こったのは5月半ばから7月までの期間。個人の姓名、ソーシャルセキュリティ番号、生年月日、住所、運転免許所番号などが盗まれたとしています。また、21万人あまりのクレジットカード番号、18万人あまりのクレジット異議申し立て資料が盗まれ、そのうえイギリスとカナダの消費者も一部が影響を受けています。 どうすればいいか? アメリカ消費者のほぼ半分近くに影響が及ん …

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航空券を買うようにモーゲージを契約する・・・

2016年のスーパーボールのコマーシャルで話題になったRocket Mortgageという会社をご存知でしょうか?「航空券やくつをオンラインで買うように、モーゲージローンもオンラインで買う!」というメッセージで、オンラインショッピングの要領で簡単に素早くモーゲージのApprovalをとり、素早くモーゲージ契約をCloseするというのが売りです。あまりに簡単なモーゲージローンの発行は、サブプライムローン問題の二の舞になるのではないかという危惧の声を聴く半面、なんでもオンラインで即時解決したい世代には期待の声をもって受け入れられました。現在もアグレッシブな宣伝が行われ、モーゲージ業界に改革を起こしつつある存在です。

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返済能力から考えるスチューデントローン

2016年のスチューデントローンの全米合計負債額は$1.3トリリオン、負債者の数は4千4百万人。2016年卒業生の平均ローン残高は$37,172でした。できれば負債なしで卒業したい大学ですが、なかなかそうはいかないのも現状でしょう。また、学生自身がローンを負うのは、その後社会人としてしっかり働くモチベーションにもつながるので、ある程度の負債ならよいのではないかという考えもあります。今日は、学生がローンを負って卒業するのだとしたら、どの程度までなら大丈夫かというあたりを探ってみたいと思います。

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ファイナンシャルプラニングってどう役立つ?

ファイナンシャルプラニングがどのようにお役にたつのかを今日はご紹介してみます。ファイナンシャルプラニングと一言にいっても、その単語の使われ方はさまざまです。投資するものを決めたり、保険商品を買ったりなど、ひとつのアクションをとってファイナンシャルプラニングをした・・と表現する場合もあるでしょう。Smart & Responsibleのお手伝いするファイナンシャルプラニングは、個々人、あるいは個々のご家庭の、月々の収支、お持ちの現金、資産、リタイヤメント口座、学資口座、その他の投資、持ち家、不動産投資、その他の資産、モーゲージやその他のローン、持っていらっしゃる保険各種の内容と補償、いざというときの対応策、将来どのようなお金が必要になるか、払っている税金、節税方法など、パーソナルファイナンスに関わる全体的な情報を総合的に考え合わせ、診断・計画をするものです。それぞれの要素は独立ではなく、相互に関わりあっているので、ひとつを最適化すればよいということではなく、長期的にみて全体的にバランスのとれた解を探していきます。

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留まることのない消費と負債のはなし

ちょっと考えると不思議な話ですが、アメリカでは、給料が高い人ほど負債が多いという傾向がみられます。給料が高ければそれだけ月々の収入からカバーできる費用も多く、その分負債など抱えなくても生活できるうえ、たとえ負債があっても早く返済がすすんでDebt Freeになれるはず・・・というのがなんとなく自然なロジックですが、それがその反対だというのです。お金がなくて生活に困るから借りるというよりは、お金があっても必要なものは無限にあり、それを満たすためには借り続けなければならいという、アメリカの消費社会が見え隠れします。

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ID 詐欺:申し込んでいないカードが送られてきた!

Amazon ChaseVisaのクレジットカードが送られてきました。申し込んだ覚えがないのに。もともとおっちょこちょいの私ですが、最近、トシのせいか、何かを取りに2階に上がって、つい他のことをして下に戻ってきて、「あれ、今何しに行ったんだっけ?」ということが増え、いかんいかんと思っていた矢先だったので、もしかして自分で申し込んだのに、それを忘れたか!とも思ってみましたが、いやいや、いくらなんでもクレジットカード。申し込みをして忘れるなんて、そこまでひどいボケはまだ早すぎるでしょう・・・と自分を励ましつつ・・・。

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ホームエクイティ・ローンとHELOCを知る

“Tapping into equity”という表現を聞いたことがおありでしょうか?これは、持ち家の中のエクイティ部分、つまり家の市場価格からモーゲージ・ローン部分を差し引いたもの、にアクセスして、お金を借りる・・ということを意味しています。要は、持ち家のエクイティ部分を担保に借りるローンのことです。以前の不動産市場のバブル時には、この”Tapping into equity“を歌ったダイレクトメールをよく見かけたものです。”今、お考えのキッチンリノベーションを実現しましょう!“とか、”クルージングボートや、キャンピングカー!ずっと欲しかったものを手に入れましょう!“とかひいては”夢の世界一周旅行をしましょう!“などのぴかぴかしたキャッチとともに、広告がたくさん舞い込んできたものです。

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人のいいなりにならない家の買い方

「いくらの家なら買えるか」。。。家を買おうとする人なら一番最初に考える質問ですね。実際、“How much house can I afford?”とgoogle searchしてみると、このトピックで書かれた記事はわんさか出てきます。すぐ使えるCalculatorも用意されていて、必要な数字を打ち込んでenterを押すと、「はい、あなたは○○ドルまでの家が買えます」と答えを出してくれます。でも、待って。。このようなアドバイスを鵜呑みにして、購入する家の値段を決めるのには危険があります。

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クレジットスコア - 知っておきたい最近の動向

クレジットレポートやスコアをとりまく状況に、いくつか変化がありました。クレジット関連のアップデート4事項についてお知らせします。自分のクレジットレポートにエラーがあったときのクレームリクエストがやり易くなること、医療費に関してはモーゲージなどの支払いとは違ってある程度の余裕期間が認められるようになること、最近ではクレジットカード会社がクレジットスコアを簡単に見るしくみを提供しはじめていること、従来のクレジットスコアに変わる代替スコアが開発されつつあることについてまとめます。

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モーゲージ - 無理に15年ローンにしないのが賢明なわけ

15年固定金利ローンと30年固定金利ローンとの利子の開きが大きくなっています。過去の傾向からいく15年ローンの金利は30年のそれより0.25%~0.30%くらい低いというのが普通のようですが、2015年2月では全国平均で0.70%弱の開きとなっています。一年前はもっとこの開きが大きく、1.00%ということもありました。そもそも低金利が続いているのに、その中でもひときわ低い15年ローンの金利は注目を呼ぶもので、この際にぜひ15年ローンにしたほうがいいという売り文句もよく見ます。   15年ローンが魅力的なわけ 15年ローンの大きな魅力は、30年ローンに比べて支払う利子の総額を大きく削減 …

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どの種類のモーゲージローンにします?

モーゲージローンで一番ポピュラーなのは、15年固定金利ローンや30年固定金利ローンなどの固定金利ローンです。バブルのころは変動金利ローンも多く発行されましたが、サブブライム問題の後は、人々の警戒心も高まると同時に安易に発行されるローン自体も姿を消し、固定金利がメインになりました。その後、不動産市場が多少元気を取り戻した現在、変動金利ローンの姿をちらほらと見るようになりました。ローンを組もうとする際、私たちはどのタイプのローンにすべきかを検討することになります。いったいどのタイプを選ぶべきなのでしょうか。家を購入する場合のモーゲージローンでも、リファイナンスする場合のモーゲージローンでも、自分たちの状況や目標にぴったり合ったモーゲージのタイプを選ぶことが非常に大切です。今日はローンのタイプとそれにあった用途を考えてみましょう。

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リタイヤメント資金を長持ちさせる・・・

ファイナンシャルプラニングをする場合、現在デフォルトで使われる平均寿命予想値は95歳です。寿命の延びとともに、リタイヤする年齢も少しずつ上がってきてはいるものの、限られた労働期間で長いリタイヤ期間をサポートするという傾向が進んでいくと予想されます。一般的な傾向として、私たちはリタイヤメントについて、その資金準備期間に注目を当てがちです。しかしながら、本当は貯めるだけ貯めてリタイヤしたらそれでよし・・というものではなくて、実はその後の資金を「使う」フェーズでのプラニングが非常に、非常に、非常に大切です。前回の記事では、比較シンプルに運用してよい貯める期間に対し、リタイヤメント後の使う期間は細やかなプラニングが必要になることを書きました。俗に言われる「引き出し率=4%なら安全」というような短的なルールではなく、さまざまな個人的な状況を鑑みながら、さらに年々の市場の動向を押さえつつ投資ポートフォリオから引き出し+維持運用していくことが大切であることも書きました。今回は、ではそれをどう実行していくかを考えます。

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クレジットカードの知っておきたい特典たち

今日は、クレジットカードの特典のお話。特典といえばポイントとかキャッシュバックなどに焦点があたりがちですけど、今日はそれ以外の割と知られていない、でも知っているととても心強い・・・そんな特典を調べてみます。

といいますのも、最近、加湿器を買いまして。南カリフォルニアに引っ越してきて5回目の冬。この冬は、家族全員風邪をひいて、たいした風邪でもないのになかなか治らず、しかも夜寝て朝起きるとノドがイガイガ・・・。これは加湿器が必要だ・・と、さっそくWalmartに走り加湿器3台買いました。そのうちのひとつですが、息子がウォータータンクに水を入れるとき手が滑って落としてしまいました。拾い上げるとタンクにひび。あらら。。。たった、30ドルのものだけど、使う前に壊れてしまいくやしい。さすがに自分の過失、返品はできないし・・さて、どうしたものか。

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モーゲージローンを選ぶ – GFEを知る(1)

家を購入したりリファイナンスしたことがある人ならご覧になったことがあるでしょう、Good Faith Estimate (GFE)。GFEはモーゲージローンの利子、ポイント、手数料などの条件をリストアップした文書です。数年前まではローン条件が列記してあるものの、消費者にはなかなか理解しづらいものであり、ローンごとに手数料の表記の仕方もまちまちで、残念ながらGFEが、消費者のニーズにあったローン選択を助けるものとは言いがたい状態でした。

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モーゲージローンをどう見つける?

“You need to shop around for mortgage loans.” とよく言います。ショップ・アランドとはあちこちに問い合わせて、一番条件のよいところを見つけるということです。モーゲージローンも車を買うの一緒で、スペックを決めたらあちこちのディーラーから見積もりを集め、条件のよいものを選ぶ必要があるということです。家を買う/引越しするとなると、しなければならないことがローンを確保すること以外にもわんさかありますし、家の購入は車の購入ほど頻繁にあることではありませんし、その上車などのローンに比べるとモーゲージローン申請のために必要となる書類もたくさんあって、なかなか「どのモーゲージが自分たちにぴったりか」とか「どこのローン会社の商品が条件がよいか」という吟味はおろそかになりがちです

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モーゲージローンで失敗しない - 押さえておくべきポイント

私たちが一軒目の家を購入したときは、日本から来たばかりで家の購入プロセスなどよく知りもせず、しかも当時は簡単にインターネットで検索してローン会社を探すなどということも簡単ではなかったので、不動産屋さんのいうなりに薦められた銀行からローンを借りる運びになりました。当時は、今のような形式のGFE(Good Faith Estimate – モーゲージローンの条件や関連コストをすべて列記した見積書)はなく、モーゲージローンを「ショップアラウンド(いくつかあたって条件のよい所を探す)」というようなことも知らなかったので、そのままローンを組みました。

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Oops! おサイフを盗まれたら・・・の巻

8月末の引越し・・・ホント、疲れました。4年前のバージニアからカリフォルニアの引越しに比べれば、古い家と新しい家はたったの3分の距離。少しずつ運ぶこともできるし、引越し屋さんの去った後でも、細かいものが残ったりしたらゆっくり運べばいいや・・・などとタカをくくっていたのが敗因。2,600マイルの大陸横断の引越しも疲れたけど、今回の数ブロックの引越しのほうが10倍くらい大変でした。いやあ、引越しは距離には関係ありませんねえ。

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学資ローン - 人生を「赤」からはじめる大変さ

今日は、負債で人生をはじめることの大変さを考えてみたいと思います。負債で人生をはじめる・・・そう、大学の学費ローンのことです。大学教育は将来への投資、必ずモトがとれるはず・・と期待に胸を膨らませて勉強し、卒業証書とともに残る学資ローン。学資ローンは社会人生活を赤ではじめることを意味します。モーゲージなどは、人生がある程度軌道に乗り、頭金にするようなお金も貯まった時点で借りるローンですが、学資ローンは、何もない、まだスタートしていない時点から抱える赤字です。まったく借りないほうがいいというわけでは決してありませんが、子どもが学費ローンを利用する上で、無理なく赤から黒に転換し、

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学費ローンの種類と決め方

今年、ハイスクールを卒業された方々は、これからカレッジ入学への準備が本格化しましたね。ファイナンシャル・エイドの選択・決定や、必要経費の把握や支払いはお進みでしょうか? 今回は、とくにファイナンシャル・エイドの中のローンの選択や利方法についてまとめてみることにしました。この記事では、Undergraduateで利用できる連邦政府のローンに焦点をあてています。この中のいくつかはGraduateにも利用可能なものもありますが、あくまでUndergraduateでの利用を念頭に置いています。

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クレジットレポートを守る - Fraud Alert と Credit Freeze

ID詐欺対策として積極的に宣伝されているクレジットモニタングは、実は事後報告システムでしかなく、決してID詐欺の発生を防ぐことができないことを前のブログで書きました。クレジットモニタリングは企業(皮肉なことに、それらの多くはクレジットレポートを管理している会社です)にお金を払って、自分のクレジットヒストリが不正に使われないかモニターしてもらうというサービスです。しかしながら、このようなサービスを使わなくとも、消費者が自分のクレジットレポートを守ったり、ID詐欺を未然に防ぐためのシステムが存在します。今回はそれらを見てみましょう。

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リタイヤメントと家を考える

「将来はどうするの?」、「ずっとこっちにいるの?」なんて会話をよく耳にする歳になりました。アメリカにずっといるつもりなのか、それとも将来は日本に帰るのかという問題です。若いうちは自由の国アメリカで夢を追い、子どもができると今後は言語の問題で簡単には日本に帰れない、でも老後はいったいどうするのか・・・歳をとると、あとから習得した第二言語はだんだん失っていくなんてことも聞きますし、老後はやっぱりこたつにみかんの生活がしたい・・・(ちょっと、ばばくさい?)それに、現実的なことをいうと老後のアメリカの医療費がいったいどんなだか不安もあるし、そもそも老後資金に$1ミリオンあっても足りないなんて話も聞くと、いったいどうすればいいの?と頭を抱えたくもなりますね。

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ID詐欺の恐怖 - クレジットモニタリングは意味があるか?

年間1,000万人の人が被害にあうというID詐欺。アメリカでの被害額は$18ビリオンに上るそうです。目に見えないところで被害が広がっていくので、私たちにはとても怖いものです。バッグが盗まれたらすぐにわかりますが、個人情報が盗まれてもそこから発生する被害どころか、盗まれたことさえもわからないことが多いもの。その恐怖に訴えるように、あちこちで見かけるクレジットモニタリング・サービス。1ヶ月に$10~$20くらいの料金で、クレジットレポートへの変更やクレジットスコアをモニターしてくれるサービスです。買ったほうがいいか、買わなくていいか・・・どうでしょう。

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リバースモーゲージ - リタイヤメントと金策

リバースモーゲージという言葉をお聞きになったことがありますか?リバースモーゲージとは、自宅のエクイティ(市場価格からモーゲージローンの負債を引いた額)を元に、月々お金を借りるしくみです。つまり、自宅を担保にお金を借りるローンです。これは62歳以上の方を対象にしたプログラムですが、通常借りたお金は死亡したときまで返す必要がないので、存命中は支払いを気にしないで借り続けられるというものです。

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クレジット・カードのバランス・トランスファー成功の秘訣(2)

クレジット・カード会社はなぜ0%APRというようなプロモーションをするのでしょう?新しい顧客を獲得するためです。でも、新しい顧客を獲得してもAPRがゼロでは全く利益がありませんね。なぜそのようなプロモーションをするのでしょう? 答えは、クレジット・カード会社はギャンブルしているからです。このギャンブルは計算されたギャンブルです。クレジット・カード会社は、バランス・トランスファーをする顧客の中には、0%APRの期間のうちにすべてのカード負債を返済してしまわない人もおり、また新しく購入した分も負債に加わり、結果的に利子を払うことになる人たちがいることを知っているのです。

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クレジット・カードのバランス・トランスファー成功の秘訣(1)

クレジット・カードは何枚持っていらっしゃるでしょう?月々いくらぐらい使いますか?カードのバランス(残高)はありますか?・・・毎月使った分だけ、支払いきっていれば、バランスはゼロということになりますが、支払い額が利用額より小さいとなればバランスが残り、これをクレジット・カード負債と呼びます。バランス・トランスファーを利用して、カード負債をなくすための成功の秘訣を、2回に分けて見てみましょう。今回はその1回目です。

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車のリースと購入どっちがお得?

車は買うかリースするか、あなたはどちら派でしょうか。車を買うとなると頭金の用意やローン探しなどが思い浮かびますが、リースなら月々数百ドル程度で案外いい車に乗れそうだし、なんだか手軽そう・・・リースもいいかもしれませんね。購入とリース、そもそもどう違うのでしょう。いったいどちらがお得でしょうか。

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アメリカ大学 学費高騰のミステリーの裏には・・・

最近のウォール・ストリート・ジャーナルの記事で、こんなのがありました:「人員増加による散財が大学の官僚体質を強め、学費の高騰を助長」。最近のカレッジ費用の高騰にはゲッソリしているご両親も多いでしょう。貯めても貯めても、貯めるスピード以上の速さで学費が上がっているのですから、どうにもこうにも追いつきません。カレッジは本当に費用相当のメリットがあるのか・・・そんな疑問もよく耳にするようになりました。なぜカレッジ費用はこんなにも上がり続けるのか。費用の高騰に伴い、授業の質も上がっているのでしょうか。人員増加とか官僚体質ってどういうこと??

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バケーション中にクレジット・カード盗用の電話がきたら・・・

冬休みのバーケション中、ケイタイの留守電にこんなメッセージが残っていました。「こちら、Walmart.comのSusanです。オーダーいただきましたが、登録の電話番号と違っていましたので、1-800-xxx-xxxxに電話して、正しい電話番号を教えてください。」Walmart.comで何かを買った覚えはないので、いったい何かしらと思いつつ。。せっかくのバケーション中、日常のよもやまをすべて忘れて楽しもうと思っているところ、こういう電話ってちょっといやな感じ。かといって、完全に無視するのもよくないような。。心にひっかかります。

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スチューデント・ローン - どのくらい借りてもOKなの?

なるべく学生ローンなしでやりたいが、でもやっぱり借りないとムリ?・・アメリカの大学は高いですからね。では、実際どのくらいなら借りてもOKなんでしょうか?このくらいならOKという線が見えていますか?いくばくかの学生ローンを抱えて卒業するのは、むしろ好ましいことでしょう。きちんと働いて返さねばならないという責任感も生まれますし、ちゃんと返済することでクレジット・ヒストリーもできていきます。しかし、大きすぎる借金は新社会人の生活にはこのうえない負担です。

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学生ローン 授業料 大学 アメリカ カレッジ

学生ローンにみる アイビー・リーグとサブプライム大学の差

高いカレッジ費用。なんとなれば学生ローンを借りればOK・・・でしょうか?学生ローンはここ数年ですごい勢いで増えています。アメリカ世帯のうち学生ローンを抱えているのは2010年には19%になりました(2007年では15%。Pew Research調べ)。2011年卒業の学生のうち、学生ローンのある人の平均負債は$26,244だそうです(US News調べ)。カレッジは将来への投資ですから、少しくらい借りても後で元が取れればOKですが、どれくらい借りなければならさそうか?どうやったらなるべくローンは組まないでいられるか? ある程度イメージをつかんでおいたほうがいいでしょうね。。

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使えるサイト – Credit Sesamiでクレジット・スコアをモニター

健全なクレジット・スコアをつくり維持していくことはとても大切なことですね。クレジット・スコアがよければ、モーゲージを組むにも車のローンを組むにも、より有利な条件を得ることができます。クレジット・スコアを時折チェックすることで、パーソナル・ファイナンスの状態を把握するのは、血圧を測ったり、コレステロール値を測ったりすることで、自分の健康を維持していくのと似ているかもしれません。でも、クレジット・スコアって簡単にはすぐに見られませんね。見ることができないわけではありませんが

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タダでクレジット・スコアをゲットする-MyFICO Score

クレジット・スコアにはいろいろありますが、もっとも知名度の高いのはFICOスコアでしょう。自分のFICOスコアをチェックしたかったらどうしましょう??www.annualcreditreport.com では、無料でクレジット・レポートをチェックすることができますが、クレジット・スコアは無料で確認することはできません。また、擬似クレジット・スコア(本当のFICOスコアではないが近似値を)を無料でモニターできるようなサイトがあることもご紹介しました。

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セキュアド・クレジット・カード - クレジット・ヒストリをつくるためのカード

経験がないと仕事がなかなか得られないように、クレジット・ヒストリがないとクレジット・カードはつくれません。でも、仕事をしないと経験がたまらないように、クレジット・カードがないとクレジット・ヒストリもできません。さて、どうするか。そこで役に立つのが、セキュアド(secured)クレジット・カードです。

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クレジット・カード vs. デビット・カード あなたはどちら派?

みなさんはクレジット・カード派ですか、デビット・カード派ですか?どちらもつまるところプラスチックのカードだし、似たようなものと思っていませんか?使うときにはほとんど意識しませんが、いったんカード・リーダーでカード情報が読み取られてから、支払いにいたるまで、この二つには見えないところで大きな違いがあります。今回は、この二つの違いを比べてみたいと思います。

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デビット・カード - クレジットでもデビットでも使えるカード

店頭で訊かれる“Debit or credit?”。。あなたがクレジット・カードを使うなら、もちろん「クレジット」と答えるでしょう。反対に、あなたがデビット・カードを使うなら、「デビット」とも「クレジット」とも答えられるのをご存知でしょうか。デビット・カードをクレジットで使うとは?デビットで使うのとどう違うの?・・・について見てみましょう。

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モーゲージ - 15年ローンと30年ローンどっちを選ぶ?

「もうリタイヤも視野に入る年齢だし、金利も安いから、思い切って15年ローンを組みたい」、「借金はできるだけ早く返したいから、がんばって15年ローンで払いきりたい」など、15年ローンを選ぶ人も多いでしょう。歴史的な低金利の今、15年ローンだとさらに金利がお得になります。15年と30年との差は0.5%ほどでしょうか。ローン期間に支払う金利の額を比べてみると、随分と差があります。なんとか払えるならば15年で払いきってしまおうと考えるのも

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バランス・シートをつくってみる-あなたの純資産(Net Worth)は?

「○○のおうちはすごいお金持ちだよ。大きな家で、テレビもゲームも最先端のものだったよ。」と息子。私たちは、お金持ちかどうかをその人の持っているもので判断してしまいがちですね。その人が身に着けているもの、住んでいる家、乗っている車を見て、お金持ちそうだとか、あんまりお金がなさそうだとか考えたりします。でも本当にそうかは、バランスシートをつくってみるまでわからないですよ・・・

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店頭での3秒決断 - ストア・カード つくる、つくらない?

ミドルスクールの息子とスノボーを買いに行ったSports Chalet。お目当てのものが決まり、レジに行くと立て続けに質問ふたつ。ひとつめは“Would you like to buy an extended warranty on this?”。もうひとつは”Would you like to apply for Sports Chalet credit card, so that you can save 10% right away?” 前回は、ひとつめのエクステンデッド・ワランティについての大後悔ものがたりをご披露しましたが、今回はふたつめのストア・カードについてです。スノボーとビンディングで合計$500

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オンライン・プライバシー - 自分の名前を検索してみると???

ご自分の名前をgoogleサーチしてみたことありますか?有名人でもないのに、こんなに!というほど個人情報がでてくるかもしれませんよ。

私はよく古い友人を探したり、一緒に働くことになった知らない人について調べたり、はたまた家をレントする場合の大家さんがどんな人か知るために、サーチエンジンを使ったことはありますが、反対に自分の名前となるとなんだか怖くて

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ファイナンシャル・エイド - FAFSA と CSS/Financial Aid PROFILE

FAFSAって何でしょう?大学のファイナンシャル・エイドを受けるために必要だと聞きましたが、それはいったいどのようなものでしょう?大学によっては、CSS/Financial Aid PROFILEも申請せねばならないと聞きましたが、それは何ですか?EFCってどう関係があるのでしょう?申請は面倒そうですが、申請する価値はあるのでしょうか?いったいどちらを申請したらよいのでしょう?… このようなご質問にお答えすべく、

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あなたのクレジット レポートは大丈夫? - 定期チェックの必要性

アメリカでは、クレジット カードだけでなく、家を買う場合のモーゲージ、車の購入のためのオート・ローンなど各種ローンの審査ではもちろんのこと、アパートを借りる場合には貸主が、仕事を得る場合には雇用主が、個人のクレジット ヒストリーをチェックすることもしばしばです。クレジット ヒストリーとは、その人がいつどのような口座(クレジット カードの口座やローンの口座など)を開いて、今までどのくらいの額の借入があって、月々必要な支払いをきちんとしているか

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