健康保険プランを比較して選択する

健康保険プランを選ぶとき、HMOとかPPOなどというプランのタイプの理解も大切ですが、それと同じくらいかそれ以上に大切なのがその内容の理解です。いざ医療サービスを使うときにどのようなコストがどうかかってくるのかを、しっかりと理解したうえでプランを選択したいものです。 まずは基本的用語から学びましょう。 基本用語から Deductible 健康保険が支払いを始める(補償が始まる)前に、自己負担しなければならない額です。Deductibleが$1,000であれば、まず$1,000を自分で支払ってはじめて、その後の医療費について保険がカバーしはじめます。Deductibleは、医療費をコントロールす …

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健康保険のタイプの違いを理解する

アメリカの健康保険プランの中で最も古くからあるのはHMOです。昨今では、HMOの加入者数ベースのシェア下がりつつあり、半数近くがPPOになっています。また、HDHPもだんだんと浸透してきています。 HMO、PPO、POS、EPO、HDHPなどの略語をよく見ますが、これらは大きく2つのカテゴリーに分類できます。ひとつは、医師・病院のネットワークについての考え方とPCPの指名が必要かどうかの違いにより分類する方法です。もうひとつは、Deductibleの大きさによる分類法です。 まず前者のネットワーク内外とPCPに対する考え方の違いでの分類から見てみます。 ネットワークの内外、PCPの有無が決めて …

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保険の正しい選び方と使い方

パーソナル・ファイナンスを支える保険にはいろいろなものがありますが、どんな保険であれ、保険を選ぶ場合、また使う場合の基本的考え方のようなものが存在します。この記事では、その考え方をまとめてみます。 リスクをしっかりカバーする どんな保険をどのくらい買ったらいいかは人それぞれです。隣の人や会社の同僚と同じ保険を買って安心ということはありません。先に家計が必要とするいろいろな保険をご紹介しましたが、そのすべての保険を買わなければならないということではありませんし、またそれ以外の保険を購入する必要もある場合もあります。 まずはご自分の家計にある「リスク」を洗い出します。どんな「万が一」があり、それが …

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リスク・マネージメント ― 家計を守る保険たち

人生にはリスクがつきものです。私たちはリスクをとることなしには生きることができません。自動車を運転すれば事故に遭うリスクはつきものですし、旅行に行けば携行品を盗まれるリスクもあります。だからといって、運転はやめておくとか、旅行には行かないという人は少ないでしょう。みんな、リスクをとって生活しているのです。 リスクをマネージする保険 でもそのリスク、もしも本当に現実化してしまったら困りものです。ちょっとした事故やケガなら、それほど大きな問題もなく立ち上がれるでしょう。でも、家が火事で焼けてしまった、大きな病気になり仕事ができなくなった・・・このような問題が起こると家計の継続が難しくなります。リタ …

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WEP 日本の年金をもらうとソーシャルセキュリティが減額される?

日本の年金とアメリカのソーシャルセキュリティ年金を一緒に受け取ると、ソーシャルセキュリティ年金のほうが減らされる場合があります。このしくみを、WEP(Windfall Elimination Provision)制度といいます。また、このWEPが本来なら適用されなくてよいケースにまで誤って適用されていたという問題もありました。心ある方々のご尽力と働きかけにより、この問題は解決に至ったとのうれしい報告がありました。WEPと誤適用の解決ついては、わかりやすくまとめてくださっているサイトがありますので、詳しくはこちらをご覧ください。 海外年金サポートセンター Nenkin Support Cente …

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My Social Security 口座で確認してみる

18歳以上のソーシャルセキュリティ番号をお持ちの方なら、My Social Security口座を開くことができ、ご自分のソーシャルセキュリティBenefitの状況を確認できます。口座をつくるときには、本人確認のためパーソナル情報の入力が必要です。 セキュリティ上の心配? パーソナル情報の入力が必要なため、セキュリティ上の問題を危惧して口座をつくりたくないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。妥当な心配だと思います。 しかしながら、私個人は口座をつくるほうがよいと判断しています。というのは、この口座は、新しく銀行口座やオンラインでのサービス口座をつくるのとは違う・・・ということがまずあるか …

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ソーシャルセキュリティ Retirement Benefits(老齢年金)

「ソーシャルセキュリティは決められたとおり、もらえればそれでよし」と安易に考えていませんか?受給についてのルールを把握し、受給するRetirement Benefits(老齢年金)の種類や受給開始のタイミングをうまくプラニングすることで、生涯に受けることができる受給額の合計には、何万ドルもの差がでてくる可能性があるのをご存知でしょうか?一生懸命働いて納めたソーシャルセキュリティ・タックスですから、Benefitsを受ける立場になったときには、正しい理解できちんと利用していきたいですね。 Retirement Benefitの資格 クレジット ソーシャルセキュリティはクレジット制をとっており、ク …

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ソーシャルセキュリティを知る

アメリカの社会保障制度であるソーシャルセキュリティは、リタイヤした後の年金、障害や死亡が起こった時の、個人とその家族に対する金銭的サポートを提供します。私たちは収入のうちから一定額をソーシャルセキュリティ税として納めます。一方でサポートが必要になったときは、決められた資格を満たせば金銭的サポートが得られるしくみです。 ソーシャルセキュリティ税の徴収のされかた 雇用者のソーシャルセキュリティタックスは、FICA(Federal Insurance Contributions Act)に基づき、給料から天引きで徴収されています。FICAに基づき支払われるタックスは、ペイロールタックスとも呼ばれ、総 …

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クレジットヒストリーとクレジットスコア - アメリカの生活での役割

「クレジット」って結局、お金を「借り」て買うことですから、日本人本来の「貯蓄優先・お金は貯めてから使う」という哲学には相反するもののように思いますね。「クレジット・カード負債」、「クレジット破産」などネガティブな意味合いで使われることも多いことばです。

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ソーシャルセキュリティ 受給したら税金払うの?

多くの人で67歳がフルリタイヤメントエイジとなるソーシャルセキュリティ老齢年金。フルリタイヤメントエイジより前、早期受給開始は62歳から、反対に受給遅延は70歳まで可能です。受給開始が後になるほど受給額は増えるしくみです。受給額はこちらのサイトでチェック/シミュレーションができます。さてこのソーシャルセキュリティ年金に税金はかかるのでしょうか?  シンプルな答えは、「はい、基本的にかかります」です。いくらかかるかは、トータルの所得によります。端的にいうなら、401(k)やなどTraditional IRAなど引き出し額(所得とみなされる)や労働収入(パートタイムなど)がある場合には、トータル所 …

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2022年 ソーシャルセキュリティ アップデート 

2022年にソーシャルセキュリティ関係で新しくなることがらについて書いてみます。 インフレ対応で受給額上がる 毎年、ソーシャルセキュリティの年金額は消費者物価指数(CPI)に応じてインフレ調整されます(Cost-of-living adjustment。略してCOLA)。2021年には前年比率1.3%の調整がされました。昨年一年で、ご存じのとおりインフレ率は高騰し物価上昇も生活のあちこちで感じるほどですね。昨年の高いインフレ率に対応し、2022年のソーシャルセキュリティ年金は5.9%分上がります。この上昇率は過去40年近くの間の最高値だそうです。一番最近でこのレベルのCOLA調整があったのは2 …

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長期介護をどうとらえるか(2)

前回の記事で、US Department of Health and Human Servicesのレポートによると、65歳以上の生涯において長期介護費用が発生しないケースは52%、生涯長期介護コストの全平均は$137,800、ただこれは平均値なので大きく費用がかかるケースも存在すること、さらには長期介護保険はなかなか浸透しているとはいえないことなどを見てみました。 長期介護費用に備えるためには、高所得・高資産ならSelf-Insure(自分で蓄えることによってリスクに備える)、低所得・低資産ならMedicaidでカバーされるよう準備、その間に位置する中所得・中資産なら長期介護保険の購入を考え …

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長期介護をどうとらえるか(1)

「長期介護のニーズにどう備えたらよいでしょうか」、「長期介護保険は買う必要があるでしょうか」というご質問をよくお受けします。長期介護保険をどう考えるは、私にとってなかなか釈然としない問題で、今までも悩みながら個々のお客様のケースごとに最適解を探ってきましたが、「こういう場合はこう、ああいう場合はこう・・・」とはっきりガイドラインが出しにくいエリアでもありました。今回、ある記事を読んだことがきっかけて少し道が開けた思いがしたのでそれをシェアしてみたいと思います。 なぜ釈然としない問題なのか 理由1: まずはどのくらいの備えのニーズがあるのか測りにくいからだと思います。生命保険なら、経済の大黒柱が …

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自分で入る健康保険 ― 思ったより安く入れるかも!

ちょっと昔のことになりますが、2010年春にできたAffordable Care Actによって、俗に呼ばれる「オバマケア」ができました。これにより、雇用主を通して健康保険を買えない人々も、州の運営する健康保険マーケットプレイスを通して健康保険に個人加入できるようになりました。収入によって政府からの助成金を受けることもできるようになり、よりaffordable(手ごろな価格で)健康保険加入が可能となりました。トランプ政権で廃止の危惧が高まりましたが、なんとかサバイブしました。そんな中、健康保険料はまだまだ高く(決してaffordableではないことも!)、年々上昇する傾向もありました。 そんな …

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HMOプランは悪くないですよ

HMO、PPO、POS、EPOなどいろんな名前の健康保険プランがありますが、そのうち一番古いのが1973年に生まれたHMOです。PPO以降新しいタイプの保険プランが登場するたび、決まって耳にする決まり文句が「HMOはお医者さんを選べない、フレキシビリティーが低いからよくない」です。けれど、私自身はHMOが好きです。ともすると、この「HMOはよくない」のキャッチフレーズはPPO以降の新しい健康保険プランをプロモートするための宣伝文句で、あまりにも一人歩きしているのではないかと思わされます。 私自身、ここ10年以上ずっとHMOを使っていて満足度は高いです。ひとそれぞれの考え方にもよるし、HMOの会 …

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健康保険プランをどう比較する?

職場の健康保険プランでも、あるいは州のHealthcare Marketplaceなどでも、複数のプランから自分にぴったりのものを選ばなければならないわけですが、みなさんどうやって比較検討しますか?ノウハウ記事などを読むと、「まずは自分のドクターがネットワークに入っているか確認すること」とか、HMO、PPO、POS、EPOの説明があって、「どのタイプがいいかをまず選びましょう」とか書いてあるものが多いですが、どうでしょう?それではなかなか埒が明かない気もしたりします。また、コスト比較表やカリキュレータがあって年間費用を確認できたりすることもありますが、それをどう読むか。情報はいろいろ提示されて …

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びっくり医療請求から解放されます!

2022年1月から、医療費のびっくり請求がなくなります! びっくり請求ってなに?と思われる方もいらっしゃるでしょうか。びっくり請求とは、医療サービスを受けるとき、「自分の決められた医療ネットワークの中で医療を受けている」と思っているのにあとから実はネットワーク外だったことがわかったり、あるいは救急時に病院を選んでいられないので仕方がなくかかった病院がネットワーク外だったことで、あとから多大な請求がくるようなことを言います。これは、アメリカ医療においては本当に大きな問題でした。普段はほとんど知らないで生活できても、いざ医療サービスが本当に必要になってはじめて経験する恐ろしい問題でした。今回NO …

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健康医療費の節約法

アメリカではご存じのように、さまざまな健康保険のタイプがあります。健康状態によっても医療サービスの必要度が変わりますから、年間の自己負担医療費はそれぞれのご家庭でまちまちでしょう。健康でほとんどお医者さんには行かないという方や、HMOタイプの保険でDeductibleがないものをお持ちの方なら、年間の自己負担医療費は百ドル以下ということもあるでしょうし、High Deductibleプランの場合なら数千ドル以上を自己負担ということもあるでしょう。いずれにせよ、医療費をマネージするために考慮するとよいポイントをまとめてみました。 いわずもがなネットワーク内に留まる 自分でドクターを選ぶのなら、保 …

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ソーシャルセキュリティ口座(MySocialSecurity)で受給額をチェックしてみる

将来リタイヤしたときにソーシャルセキュリティの老齢年金額はいくらになるのか、自分にもしもの時があったら配偶者や子どもにいくらの手当てがでるのか・・・予想はついていますか?2011年までは郵送によるソーシャルセキュリティの通知があり、ベネフィットの内容が各人に報告されていました。それが廃止されて早10年。あれからオンラインサイト(my Social Security)が導入され、オンラインでベネフィットの内容確認ができるようになりましたが、昨年末このサイトが刷新され、より詳しいシミュレーションなども可能になりました。まだアカウントをつくっていらっしゃらない方は、ぜひおつくりになりご自分 …

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健康保険マーケットプレイス 加入期限延長

通称オバマケア(Affordable Care Act)と呼ばれていたHealth Insurance Marketplaceでの健康保険加入申請期限が延長されました。トランプ前大統領の指揮下、大幅な見直しの可能性および存続の危機があったオバマケアですが、ほぼ当初の状態のまま今も継続しています。バイデン新政権は2021年度健康保険プランの加入を5月15日まで延期しました。Covidの影響で雇用にもさまざまな影響があり、健康保険の確保は多くの方の課題となっています。Kaiser Family Foundationの調べでは、約九百万人の無保険者が金銭的助成を得ながらの保険加入の機会を得ることにな …

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アンブレラ保険は必要ないですか?

アンブレラ保険という名前をお聞きになったことがあるでしょうか?車に乗るなら自動車保険を買わねば乗れません。家を買ってモーゲージ・ローンを組むなら、ホーム・オーナーズ保険に入らないとお金を貸してもらえないでしょう。しかし、アンブレラ保険はふつうに生活している分には、「買わねばならない」という状況にはならないので、「盲点」となりえる保険です。アンブレラ保険のことをそもそも知らない、あるいは知っていても入っていない人が案外多いものです。このアンブレラ保険、どんな場合に必要なのか、一緒に考えて見ましょう。 アンブレラ保険ってなに? アンブレラ保険とは、その名のとおり傘のように他の保険のうえに存在する保 …

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上がりはしても決して下がらないアニュイティ(2)

「もし市場がマイナスになっても、残高が絶対減らないプロテクションのついたアニュイティを購入しようとしているのですが、どうでしょう?」というご質問も最近よくお受けします。アニュイティの中でもFixed Index Annuityという商品に焦点を当て、前回はそれがどのような商品なのかについて調べてみました。今回は、その購入をどう決断したらよいのかについてポイントを考えてみます。 前回も書いた通り、アニュイティは大変複雑で、その提供する価値とコストを具体的に把握して、買うか買わないかを理性的に判断するのが大変難しい商品だと感じています。決断にあたっての不確定要素も多く、いつまで生きるか、アニュイテ …

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上がりはしても決して下がらないアニュイティ(1)

株式市場に不安がある時期には、「着実に入る配当金や利子が出るファンド」や「上りはしても下がらないアニュイティ」などの人気が上がる傾向があり、前回はこの前者のケースの配当金や利子を出すIncome Fundについて取り上げてみました。今回は、後者のアニュイティを見てみましょう。「もし市場が今回のCovidのように大きく下げても、残高は決して下がらないプロテクションのついたアニュイティというのを購入しようとしているのですが、どうでしょう?」というご質問も最近よくお受けします。アニュイティは目的にあったぴったりの使い方をすると大変に素晴らしいものである反面、よくわからず適当に購入すると残念なことに終 …

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ソーシャルセキュリティの最適な開始年齢は?

ソーシャルセキュリティ年金は62歳から受給開始ができます。多くの方が67歳(1960年より前に生まれた方は66歳)でフルリタイヤメント年齢に達し、その後70歳が最も遅い開始時点となります。フルリタイヤメントでもらえる年金額は“一応の”基本となりますが、フルリタイヤメントで受給開始する代わりに、それより前に開始すれば(最早で62歳)受給金額は減り、それより後に開始すれば受給金額は増え70歳で最大になります。今日は、いつから受給開始をするのがよいのか・・という問題を見ていきます。 いつから開始するのがよいかは、寿命によります。健康で長生きの人は70歳までまって、受給金額を最大化してから受給開始をし …

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ホームオーナーズ保険がカバーする額

家を持っている方なら、みなさんホームオーナーズ保険に入っておられると思います。もしも家が火災に遭って被害を受けたとき、いくらまで補償を受けることができるのか、すぐ答えられますか?生命保険の補償額はなんとなく覚えていても、家の保険については補償額がいくらかわからない・・というのは案外多い話です。いつもいつも気にする必要はありませんが、何年に一回かはホームオーナーズ保険の補償内容も再確認したいものです。 Replacement Costとは 通常、ホームオーナーズ保険で補償される家の本体構造部分の補償額は、Replacement Costです。Replacement Costというのは、たとえばも …

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リタイヤメント後の医療費はいくらかかるのか?(2)

リタイヤ後の医療費は、健康にかかわる大切な費用であるうえ、とくにアメリカでは生活費の中の重要な割合を占めるものであるので、なるべく正確に見積もりたいものです。医療費は、月々の健康保険料と、受ける医療サービスに対する自己負担費用に大きく分かれます。前回は、リタイヤ後の健康保険のタイプ別にかかる費用の目安を調べてみました。今回は、実際に医療を受けた場合のCopayやCoinsurance、Deductibleなどを含む自己負担費用について把握してみたいと思います。 健康状態による医療費の違い まず、当然のことといえば当然ですが、健康状態によってかかる医療費は変わります。 下は65歳女性がMedic …

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リタイヤメント後の医療費はいくらかかるのか?(1)

リタイヤしてから医療費にはいくら見積もればいいのでしょう?健康保険料も病院にかかったときの請求も大変高いアメリカ・・老後のバジェットで、医療費を甘くみていると大変なことになりそうですね。Fidelity社のリサーチでは、65歳の夫婦が終身で必要となる医療費は$285,000 (2019)、シングルの方の場合は女性で$150,000、男性で$135,000だそうです。しかしながら、これはまとまった一括の額。しかもひとそれぞれでかなり個人差もあるでしょうから、自分のケースで月々のベースでいくらバジェットしておけばいいのか・・これが一番知りたいところであります。具体的な数字を特定することはなかなか難 …

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コロナ危機でソーシャルセキュリティ年金はどうなる?

2020年4月20日づけで、Center for Retirement Research(Boston College)がSocial Security’s Financial Outlook:The 2020 Update in Perspectiveというタイトルのレポートを発表しました。このレポートの分析内容は、コロナ危機以前のデータを基にしていますが、後付けでコロナ危機を考慮したコメントも付け加えられています。私は経済や年金の数理計算のことはよくわかりませんが、ソーシャルセキュリティ年金が今後ちゃんともらえるのか・・はファイナンシャルプラニングでも大切な要素ですので、今回はこのレポート …

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自動車保険のリファンドとこれから

4月はじめにAllstate と American Familyの2社が、コロナウイルスの影響によるStay-at-Homeの実施により保険金払い出しの軽減があったため、その分を保険契約者に払い戻すとは発表しました。 自動車保険会社はさまざまなデータを使って、事故の発生確率や補償額の大きさなどを統計的に割り出し、契約者の払う保険料の額を計算します。利用するデータのうちのひとつ、Miles Driven(走行距離)は直接事故の発生確率に影響しますが、Stay-at-HomeによりこのMiles Drivenは大きく減少しました。モバイルデータ分析を専門とするArity社は、3月半ばから4月22日 …

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コロナ経済対策 CARES ACTの概要

コロナウイルス支援・救済・経済安全保障(The Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security Act―頭文字をとってCARES ACT)について、3月25日に上院を満場一致(賛成96票、反対0票)で通過、27日に下院でも発声投票で可決されました。COVID-19パンデミックによるアメリカ経済への被害を少しでも和らげるための総額$2トリリオンの救済パッケージです。このパッケージは中小企業やビジネスへの救済も含まれていますが、ここでは個人やご家庭に関する部分について概要をご紹介します。 リカバリー・リベートの支給 納税者に対し、独身で$1,200、ジ …

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日本人として日本に住んだ場合の老後の課税

アメリカで長らく働いてリタイヤメント資金も貯めました。その後、日本に帰り老後を送ることにしました。その場合には、Charles Schwabなど非居住者にフレンドリーな金融機関のサービスが心強い味方になるであろうことを、前回のブログで調べてみました。では、そのようなアメリカに残したリタイヤメント口座からお金を引き出して使うとき、日本ではどのように課税されるのか・・・。私は日本の税制についてはよく知らないので自信を持って書けませんが、いろいろ調べてみた結果をまとめてみます。皆さんの中でお知恵を拝借できる方、実際に経験済の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントくださいますと幸いです。よってここに書 …

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ソーシャルセキュリティーの手はじめ(1) - アメリカ年金一体いくらもらえるのか?

ソーシャル・セキュリティー・タックスは働いている人なら誰もが納めている税金ですね。若くて元気なうちは、「とられるばかりで何の益になるのか」と厄介者扱いしそうな税金ですが、万が一のときには案外心強い助けとなったりします。自分にはどのような保障を受ける資格があるのか、ある程度は把握しておきたいものです。ソーシャル・セキュリティーというと年金のことを思い浮かべる人が多いのですが、…

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アメリカの年金で日本生活と日本の年金でアメリカ生活の光と影

日本でもアメリカでも働いてこられて、両国から年金が期待できる方もいらっしゃるでしょう。老後はアメリカで暮らそうと思っているが、日本からの年金も生活費の一部として考慮する場合、特別な注意点があります。事務処理上の問題ではなく、貨幣価値の問題です。そもそも日本円の年金をドルに変換して使うという時点で為替の問題もありますが、もっと大きな問題は為替によるものではなく、両国のインフレ率の違いとそれに対する年金調整率の違いによるものです。今日は、そのあたりを深く考えてみたいと思います。   年金額にはインフレ調整が必須 年金は字のごとく、年々もらう老後の生活費です。65歳でリタイヤし95歳まで生 …

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長期介護保険を買うなら・・・(2)

長期介護の必要に備えるための長期介護保険。各保険会社で補償内容が微妙に違ったりするうえ、同じような内容の保険であっても、会社によって値段に非常に大きな差があることがよくあります。長期介護保険を買う場合、どのような項目に気を配ったらいいのかを2回に分けてみていきます。   長期介護保険、どこで買う? 個人で購入する保険 保険エージェントから紹介のある保険ポリシーや、電話やメールなどで宣伝の届く保険ポリシー。メディカルテストにより、保険会社の定める健康上の基準を満たす必要があります。保険会社によって売る保険ポリシーの内容はさまざまで、また同じ保険会社のなかでもいくつかの異なるポリシーがあ …

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長期介護保険を買うなら・・・(1)

長期介護の必要に備えるための長期介護保険。各保険会社で補償内容が微妙に違ったりするうえ、同じような内容の保険であっても、会社によって値段に非常に大きな差があることがよくあります。長期介護保険を買う場合、どのような項目に気を配ったらいいのかを2回に分けてみていきます。   カバーされる介護を確認する 長期介護保険でカバーされる介護の種類は、契約によってバリエーションがあります。どれも同じと決め付けないで、細かいところまで確認することが大切です。カバーされる介護の種類には、ナーシングホーム(Nursing home)、介助施設(Assisted living)、デイケアサービス(Adul …

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長期介護保険を買うか、買わないか

前回までの記事で、長期介護保険は、老後に必要となった長期介護に備える一選択肢であることを書きました。ただ、長期介護保険にはいろいろと問題もあって、個人が支払う保険料は割高な上、補償が十分でない、保険料も補償内容も変更される可能性がある、何十年後に補償が必要なとき不確定要素がぬぐえないというような懸念も存在することも確かです。今日は、長期介護保険を買うとなったら、どんなことに注意すればよいかについて見てみます。   ハイブリッド版も考慮する   長期介護保険の新規契約数が大きく減少している一方で、ハイブリッド版と呼ばれる形での長期介護補償の契約が大きく上昇しています。これは、 …

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長期介護について考える

長期介護とは   長期介護とは、慢性の病気や体の機能障害のため、自分で生活ができなくなった人のために、長期的に提供される医療および非医療ケアサービスのことです。長期介護が必要になった場合、一部はMedicareでカバーされることもありますが、ほとんどはMedicareの適用範囲外です。Medicareでは、病院に三日以上入院した後で看護施設に移った場合や、医師が医療上必要だと診断した在宅看護である場合などのみカバーするというように、厳しい制限つきでの適用になります。 通常、Activities of Daily Living (ADL)で規定された6つの基本アクティビティ(入浴、着替 …

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旅行時の万が一に対応するーTravel Insurance以外にも?

せっかく手配した旅行をキャンセルせざるを得なくなった、旅行先で病気になった、お財布を盗まれたなど、旅行の万が一に備えるのがTravel Insurance(旅行保険)です。最近では人気も高まり、旅の予約をすると旅行保険の紹介がされることも多くなりました。ただ、旅行保険でなくとも、旅行時の万が一に対しなんらかの補償がされることもあります。その可能性をあらかじめ知っておくと、無駄な保険を省いたり、万が一のときの助けにもなります。   クレジットカードのベネフィット クレジットカード、とくにある程度のクレジットスコアが必要な優良クレジットカードにはさまざまなベネフィットがついてきますが、そ …

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Travel Insurance 買いますか?

病気になったとか、親類に不幸があったとか、楽しみにしていた旅行をあきらめなければならない理由はいろいろです。そのようなパーソナルな理由に加えて、最近では猛暑、猛寒、ハリケーン、台風、津波、地震などの自然災害も旅行のキャンセルや修正の原因となっています。テロによる被害もあちこちで聞くようになり、そのせいでの旅程変更もありうるでしょう。こんなトレンドの中、旅行保険を買う人が多くなり、旅行保険のコストもまた上昇傾向だということです。本来、旅行保険などの単発保険はファイナンシャルプラニングではあまり取り扱わないトピックですが、必要によっては利用価値が高い保険かと思いとりあげてみます。 旅行保険の内容は …

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日本の年金をもらうとソーシャルセキュリティが減額される?

日本の年金を受給していると、アメリカでのソーシャルセキュリティー年金が減額される場合があるという問題について知りました。何人かの方からご質問を受けると同時に、このことについて知っている方が情報を送ってくださったりもし、私もこの切実な問題に無関心でいるわけにはいかないと思い少し勉強をしてみました。今回は、私の勉強した内容をまとめますが、私はこの点に関しては全くの素人で、ここでまとめたことも最善を尽くしましたが間違いがある可能性もありますので、どうぞご了承ください。かえって経験者の方、詳しい方がいらっしゃいましたが、コメントくださると幸いです。 減らされるってどういうこと? 問題となっている現象は …

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オバマケアってまだあるんですか?-どうなる2019年の健康保険

トランプ大統領がオバマケアは廃止すると言い始めてもうすぐ2年。トランプ政権の新案に反対するデモなどもよくニュースになっていましたが、その後あまりにいろんなことが起こるトランプ政権、オバマケアが今後どなるかの報道もあまり見なくなくなりました。今年度はまだ継続されていたオバマケアですが、2019年度の保険制度はどうなるのでしょう。今年も11月に来年度分のオープンエンロールメントがはじまりますが、オバマケアはまだ買えるのかという疑問、反対にオバマケアを買わないとペナルティはまだあるのかという疑問、オバマケア以外に安い保険は提供されるのかという疑問、いろいろな疑問が残っています。今日はそのあたりを見て …

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自然災害 - Home Owner’s Insuranceでどこまでカバーされるのか?

山火事、火山噴火、台風、水害、ハリケーン、トルネード、地震・・・自然災害のニュースを聞くことが多い今日この頃です。ご自分の家を持っているご家庭では、ほとんどの場合Home Owner’s Insuranceに入っておられると思います。モーゲージがある場合は、レンダーがHome Owner’s Insurance加入を貸し付けの条件にしますので、加入率は100%でしょう。ところで、このHome Owner’s Insuranceでどこまで自然災害をカバーするのか、別途自然災害用の保険が必要なのか…今日はそのあたりのお話しです。 お察しの通り、上に列挙された自然災害がすべてHome O …

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Auto and Home Insurance払い過ぎていませんか?

アメリカではどの州でも最低限の自動車保険を持っていなければ運転できませんし、モーゲージを組んで家を購入しようすれば、住宅保険に入っていなければローンがおりません。自動車保険と住宅保険は、いわば生活のもっとも基本となる保険です。毎年継続して契約するものであり、そのうちなんだか存在さえ深く考えなくなり、請求されたものをただ機械的に払うだけ・・というようなご家庭もあるでしょう。しかしながら、毎年発生する費用であるからこそ、たまにはチェックをいかけて払いすぎていないか、補償内容は十分かなどを確認することが大切です。 私自身、保険費用のことで、以前から疑問に思っていることがありました。ひとつは、Mult …

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働けなくなったときの保険 - 所得補償保険

もしも大きなけがや病気で働けなくなったらどうするか・・・考えたことはありますか?生命保険は死なないと補償金が出ませんから、生きている間はあてにできません。ソーシャルセキュリティのDisability Incomeは審査が厳しく通るかわかりません。Worker’s Compというのもありますが、こちらは職場で、あるいは仕事の遂行中に負った障がいでなくては、補償への資格がもらえません。働けなくなって収入が途絶えても、モーゲージローンや生活費はかかります。このリスクを補償するのが所得補償保険です。   所得補償保険がどういうものかについてはこちら: 所得補償保険(Disability In …

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2018年 オバマケアはどうなるの? 今買えます!

トランプ大統領が廃止にしようとしているオバマケア。今、オバマケアに入っている人々、今までは必要なかったが、来年からは自分で健康保険に加入せねばならない人々にとって、いったい健康保険が今後どうなっていくのか・・・ちょっと病気になったりけがをすると医療費負担が重くのしかかるアメリカでは大きな問題です。トランプ大統領が何と言っていようと、2017年11月現在、オバマケアはまだアメリカでの法律であり、2018年のオバマケア健康保険は11月1日から始まったOpen Enrollmentで購入することができます。ただし今年のOpen Enrollmentは例年より短く12月15日に終わります。 &nbsp …

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Heath Saving Account事情 どれを選ぶか。

High Deductible健康保険とカップルで使われるHealth Saving Account(HSA)。所得税控除で積み立てられ、医療費に使うならそのまま非課税で使えます。High Deductib leプランは、健康で医療サービスをあまり必要としないなら大きく保険料を削減できるという消費者への魅力と、医療サービスの質と値段の比較検討を消費者に負わせることで保険会社側・企業側の健康保険コストを削減できるという企業側の利点が重なって、ここ何年かで劇的に加入者が増加しました。これにともなって、HSAを利用する資格がある人も増えています。 まだまだ途上段階 最近Morningstar社が20 …

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High Deductible健康保険ーお金がないから医療を受けない?

High Deductibleプランは、健康であまり医療サービスを使わない人なら保険料が非常に低く抑えられという特典があります。その上、High DeductibleプランとともにHealth Savings Account(HSA)も雇用者ベネフィットとして提供される場合が多く、しばしば雇用主がいくらか積み立ててくれるおまけまでついてきます。自分でも積み立てることができ、積み立てたお金は所得税控除の対象となり、また医療費に使えばそのまま税金を一切支払うことなく利用できます。貯金だけでなく、長期的に投資することもでき、リタイヤメント資金にも充てられるなど魅力的なポイントがたくさんうたわれていま …

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地震保険の加入を再考する

今回は、カリフォルニア在住以外の方には申し訳ありませんが、カリフォルニアの地震保険の話です。このブログでも以前にカリフォルニア地震保険の話をとりあげ、「買う派」と「買わない派」の考察を行いました。依然として、カリフォルニア世帯の地震保険契約者は10%に過ぎません。ただ、地震保険を提供している非営利機構のCalifornia Earthquake Authority(CEA)は、2016年に保険の内容と料金の改善見直しを行い、以前よりも充実が図られました。よって、地震保険の加入をより積極的に考えるに値する条件がそろってきたと言えます。今日はその話です。 以前このブログで紹介した記事は以下です。 …

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アニュイティの難解な4文字ライダーたち

アニュイティ(年金保険)を持っていらっしゃる方や今購入をお考えの方なら、ご覧になったことがあるでしょう。似たようなアルファベットが並ぶ4文字の短縮語。GMDB、GMIB、GMAB、GMWB、GLWBなどなど。商品説明のパンフレットの中にこれらの言葉が現れる場合なら、はすばらしい特典を約束するマジックワードのように紹介されているかもしれません。Fine printと呼ばれるパンフレットの下の方に添えられている極小文字での説明や、あるいは契約書の中の説明文に使われている場合は、なんどその説明を読んでも理解ができないかもしれません。今日は、ちょっと魅力的なような難解なような、この4文字の短縮語について調べてみます。

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ファイナンシャルプラニングってどう役立つ?

ファイナンシャルプラニングがどのようにお役にたつのかを今日はご紹介してみます。ファイナンシャルプラニングと一言にいっても、その単語の使われ方はさまざまです。投資するものを決めたり、保険商品を買ったりなど、ひとつのアクションをとってファイナンシャルプラニングをした・・と表現する場合もあるでしょう。Smart & Responsibleのお手伝いするファイナンシャルプラニングは、個々人、あるいは個々のご家庭の、月々の収支、お持ちの現金、資産、リタイヤメント口座、学資口座、その他の投資、持ち家、不動産投資、その他の資産、モーゲージやその他のローン、持っていらっしゃる保険各種の内容と補償、いざというときの対応策、将来どのようなお金が必要になるか、払っている税金、節税方法など、パーソナルファイナンスに関わる全体的な情報を総合的に考え合わせ、診断・計画をするものです。それぞれの要素は独立ではなく、相互に関わりあっているので、ひとつを最適化すればよいということではなく、長期的にみて全体的にバランスのとれた解を探していきます。

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カレッジでPCを盗まれたときの保険

息子の大学の寮の費用とともに、レンター保険(Renters Insurance)の案内が来ました。PCやMacBook、タブレットに自転車などなど、Dorm住まいといえども案外高価なものが身の回りにあるもの。。「レンター保険って入ったほうがいいかな?」という息子に、「ああ、レンター保険は入ったほうがいいかもね」とあまり考えずに答えた私。あとで申し込み手続き案内が来たところ年間$160だそうです。ま、値段としては手ごろだけど、たとえば家族で住んでいるアパートや一軒家でもこのくらいの値段で入れることもあるのに、ちいさなちいさな大学の寮(ま、盗難の確率は高いのかもしれませんけど)でこの値段。。そう考えると安くはない。ちょっと調べてみることにしました。

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大学生の健康保険:Student Health Insurance

息子が9月からカレッジに行きますが、さっそく大学から最初の請求書が届きました。Tuition、Fees、Room & Boardに加えて一行さらりと請求されていたのが、Student Health Insuranceの保険料、$1,050(1クォーター=3か月強)でした。我が家の場合、主人がUniversity of California(UCLA)に勤めていてUCの健康保険があるのですが、息子がカリフォルニア内の大学に行った場合は、現在の健康保険をそのまま息子にも継続しようとあらかじめ計画していました。息子も結局University of Californiaに行くことになり(違う学校でUC Santa Barbara)、「健康保険は、じゃそのままで・・」と思っていましたが、大学から送られてきたStudent Healthcareの冊子をみながら、ちょっと考えさせられました。

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その病院からの請求書、本当に払わなきゃいけませんか?

病院からの請求書の問題はこれまでにも何度もとりあげてきました。請求書はよく確認して、本当に払う必要があるもののみをしっかりと払うのがよいです。残念ながらアメリカの医療請求は、非常にその事務自体が煩雑でエラーが起こりやすいこと、「請求してみて払ってくれるなら払ってもらう」的なスタンスが見受けられるため、必ずしもすべての請求が正当ではないことから、ある意味かなりいい加減な部分が多いように思います。最近我が家で経験したケース3つを取り上げてみたいと思います

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Medicare Advantage vs. Medigap

Medicare Advantage Planは別名Medicare Part Cとも呼ばれ、Medicareと提携した保険会社が提供する、Medicare Original(Part AとPart B)の代替プランです。Medicare Advantage Planは最低限Medicare Originalのカバーするアイテムはカバーし、多くの場合それに加えて追加アイテムをカバーします。また、処方箋もカバーするプランもありますが、カバー範囲はプランによって大きな差があります。今日では、Medicare対象者の7人にひとりがMedicare Advantage Planにサインアップしています。

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Medigapのプランを選ぶ

Medigapのプランは標準化されており、提供されているプランにはAからNまでがあります。どのプランがよいかは、自分の望むベネフィッとのカバーと保険料との兼ね合いになりますが、ここではとくによく選ばれるプランをいくつか見てみましょう。

Medigap市場を見るともっともシェアが高いのはプランFで55%、次いでプランCで11%、この二つで3分の2を獲得しています。そのあとは、プランGの6%、プランNの6%と続きます(2013年データ America’s Health Insurance Plans)。

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Medigap:Original Medicareのカバーを補足する

Medigapは、Medical Supplement Insuranceとも呼ばれ、第三者保険会社によって提供され、Original MedicareでカバーされないDeductible、Copayments、Coinsuranceなどの“ギャップ”を補足カバーするために用いられます。プランによっては、米国外の滞在中の医療サービスをカバーするようなものもあります。Medigapの加入にあたっては、Original Medicare であるPart AとPart Bに加入していることが条件となり、また、Medigapは後述のMedical Advantageとは一緒に使うことはできません。Medigapは、処方箋はカバーしていないので、Medicare Plan Dを別に購入して処方箋カバーを追加する必要があります。

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本当に必要? その歯科治療??

最近、歯医者でCreative Diagnosis(クリイティブな診断)が往々にして見られるというレポートを読みました。突き詰めると本当に必要かどうかわからない処置を促すために、ありもしない症状を捏造したり、まだ時期尚早であったり不必要な措置を強く勧めたりというようなトレンドを指すようです。American Dental Associationもこのトレンドを認めており、“disturbing(不穏)”であるとしています。歯医者に行って、高額な処置を勧められたとき、本当はしなくてもいい処置を受けなくて済むようにはどうしたらいいのでしょう。

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ソーシャルセキュリティ口座で受給額をチェックする

将来リタイヤしたときにソーシャルセキュリティの年金額はいくらになるのか、自分にもしもの時があったら配偶者や子どもにいくらの手当てがでるのか・・・予想はついていますか?以前はソーシャルセキュリティオフィスから、受給額についての詳しい書類が定期的に送られてきていました。残念ながらコスト削減のため、この通知は2011年に廃止されました。しかしながら現在では、オンラインでこのような情報を自分で確認することができるようになっています。

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私がHMOを選ぶわけ

我が家の健康保険はいつもHMOと決まっています。一度POSにしたことがありましたが、すぐにHMOに戻しました。健康保険についてはいろいろな考え方があると思いますが、今日は、あるきっかけでHMOが我が家には最適だと再確認した出来事をお話ししたいと思います。

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ソーシャルセキュリティ改定の影響

2015年11月に、オバマ大統領がBipartisan Budget Actにサインしたことを受け、ソーシャルセキュリティのリタイヤメントベネフィット(年金)の受給法に変更が加えられました。これまで許されていたFile and SuspendとRestricted Applicationというふたつの受給申請のやりかたが今後は許されなくなることになりました。このブログでも、このふたつの方法にのっとったリタイヤメントベネフィットの最大化についてご紹介してきましたが、今後はこの方法は使うことができなくなります。

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マネー管理で気をつけたい24のミステイク(3)

パーソナルファイナンスでありがちな問題点をまとめた「マネー管理のミステイク」シリーズを、4回に分けてお届けします。今、収支がキリキリでうまくお金が回っていないという場合もあれば、今はなんとかなっているが将来これでいいのか不安ということもあるでしょう。また、お金はないことはないが、管理はこのままでいいのか疑問がある方もあるでしょう。マネー管理はなんとかできていると思っているが、いったい見落としている点はないのかという心配もあるかもしれません。全24項目のチェックポイントを4回に分けてお届けします。

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安い健康保険ー短期健康保険で節約?

健康保険マーケットで変化が起きています。

オバマケアが本格導入され、健康状態がよくなくとも、またすでに既往症があっても、誰でも差別なく健康保険に加入できるようになりました。収入が限られている人には助成金が支給され、減額された保険料で加入ができるようにもなりました。また、健康保険の補償内容の整備も行われ、最低限度ラインの補償が定められました。各保険会社はこの最低限度ラインの補償内容を提供することを求められ、その意味では消費者が守られることにもなりました。ところが今、それに対抗する形でShort-term Health Insurance とかTerm Heath Insuranceとか Gap Health Insuranceなどの名で呼ばれる短期健康保険が登場し、ものすごい勢いで加入者を増やしています。いったいなにが起こっているのでしょうか。

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オバマケア健康保険の加入のしかた

11月1日よりオバマケア健康保険のオープンエンロールメントが始まります。職場で提供されている健康保険や、Medicare、Medicaid、CHIPなどを通じて健康保険を利用できる人にはあまり関係がありませんが、自分で保険を買わねばならない人は、基本的にこのオープンエンロールメント期間に健康保険を購入する必要があります。

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不要な保険に無駄なお金を払っていませんか?(2)  

なんか正当そうに聞こえるけどホントは要らない保険について考えるシリーズを2回に分けてお届けします。1回目は、保険のカバーする条件があまりに限定的なので、ほとんど必要になる可能性の低いや、もっと広範囲をカバーする保険で一緒にカバーしてしまったほうがずっと合理的だと考えられる保険について考えました。2回目の今回も引き続き、不要そうな保険、もうすでに他でカバーされているような保険を見ていきます。

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不要な保険に無駄なお金を払っていませんか?(1)

将来の不測の事態に備えるのが保険。予期しない事態への不安があるので、人は保険を買います。もしも火事になったら、もしも事故にあったら、もしも大病をしたら・・・。こうした事態によって、それまで一生懸命築いてきた生活が崩壊してしまわないように、正しいリスク評価をして 備えておくことはとても大切です。しかしながら、将来の不測の事態すべてに備えていたらいくらお金があっても足りませんし、それは無駄なことでもあります。保険会社は、この消費者の抱える「不安」をよく心得ていてさまざまな「保険」をつくりだし売っていますが、そんな中に購入するに足らない保険というのもあるようです。2回に分けてお届けします。

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Health Savings Account(HSA)を利用しなきゃ損!?

High Deductible Health Plan(以下High Deductibleプランとする)と呼ばれる健康保険をお持ちの方も多いでしょう。2015年の指標では、Deductibleが個人で$1,300以上、ファミリーでで$2,600以上であり、かつOut-of-pocket Maximumが個人で$6,450以上、ファミリーで$12,900以上であるものがHigh Deductibleプランと定義されます。High Deductibleプランは、病気をあまりしなければ保険料金が大きく節約できることと、Health Savings Account(HSA)を利用することで長期的な貯蓄投資効果も得られることから、最近では人気が高まり急速にシェアを伸ばしています。High Deductibleプランには賛否両論があり、あまり病気をしない分には非常にお得である一方で、いったん病気になると大きな医療費を抱える可能性もあるという危険性もありますが、この課題については次回にして、今回はHigh Deductibleプランとともに注目を集めているHSAについて取り上げます。

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これからどうなる – アメリカの健康保険の401(k)化!

アメリカの健康保険って、本当に複雑ですね。できるなら忘れていたいと思いませんか?選ぶのも大変、使うのも大変・・なんだか理解しているようで、理解できない・・やっとなんとなく把握できたと思うと次の年には内容が変わったり・・。健康保険で悩んでいるのは患者側だけの話ではなく、実は健康保険をベネフィットとして提供している雇用主も、そのコスト増に頭を抱えています。オバマケアが導入され、企業側はコンプライアンス(法律遵守)の負担も増えています。コスト削減+遵守の負担を逃れたい雇用主は、どうやら健康保険の401(k)を考え始めているようです。これからの健康保険どうなっていくのか、今日はそのお話

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これからどうなる、私たちのソーシャルセキュリティー?

私たちがリタイヤするとき、ソーシャルセキュリティーは頼りになるのでしょうか?約束されたベネフィット額はそのままもらえるのでしょうか?ソーシャルセキュリティーの将来については、いろいろな見方があり、さまざまな人がさまざまなことを言っています。悲観的なものもあれば、楽観的なものもあり。将来予測はたくさんの前提を基になされるので、前提がそのまま実現するか誰にもわからず、結局本当のところどうなるかは神のみぞ知るです。2014年のSocial Security Trustees Report(ソーシャルセキュリティー基金の管財人によるレポート)というのが発表されました。Bad NewsとGood Newsをまとめてみました。

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ペット保険をどう考える?

動物好きの娘は、以前から犬が飼いたくて仕方がありません。なかなか実行に移せずにいたのですが、犬を飼っている人は、犬が家族の一員のようになって本当に愛おしくてたまらないと薦めてくれるので、この夏、犬ゲット作戦を本格的に稼動。ただし、まずはゲットの前に、パパを説得せねばなりません。そもそも面倒が見られないだろうという理由で反対している上、どうせ動物を飼うならネコのほうがいいというパパなので、なかなか説得は大変。そのうえ、コストが問題。お友達の家のワンちゃんが病気になって、ERに行ったら$3,000の請求が来たなどというホラストーリーもよく耳にしているので、そのあたり慎重派のパパがなんと言うかは容易 …

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Longevity Insurance - 長生き保険

思ったより早く死んでしまった場合に困らないようにする保険が生命保険とすれば、思ったより長生きしてしまった場合に困らないようにする保険がLongevity Insuranceと呼ばれるもの。直訳すれば長寿保険ということになりますけれども、つまりは予定より長生きしすぎて、お金がもたなくならないようにする保険のことです。一生懸命働いてためたリタイヤメント資金、さあ実際にリタイヤメントしました・・・となったとき、いったい年々どのくらい引き出してよいものか。毎月の引き出しですべてを80歳で使い果たしてしまいました、今後どうやって生きていきましょう・・という状況に対応する保険です。今日はその話。 &nbs …

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そのドクターからの請求書、本当に正しいですか?

クレッジトカード会社から請求書がきたら、間違った請求がないかチェックするでしょう? 電話会社からの請求もチェックしませんか? では、お医者さんや病院からきた請求書はどうですか? ちゃんとチェックしていますか? 保険会社が入っているし、保険でカバーされないものは仕方がないから支払わねばならないと、盲目的にそうするのはどうもよくないようです。2013年のAmerican Medical Associationの調査では、医療費請求でのエラー・間違いは全体の7%に上るという結果でした。   たとえばこんなケースが。。 ある患者さんのところに、お医者さんから請求書が届きました。額は$38。「 …

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長期介護保険を買うなら・・

前回の記事では、長期介護保険は、老後に必要となった長期介護に備える一選択肢であることを書きました。ただ、長期介護保険にはいろいろと問題もあって、個人が支払う保険料は割高な上、補償が十分でない、保険料も補償内容も変更される可能性がある、何十年後に補償が必要なとき不確定要素がぬぐえないというような懸念も存在することも見てみました。ただそれは、すべての長期介護保険を避けなければならないということではなくて、良質でニーズにあった長期介護保険であれば購入も十分考慮に足るということです。今日は、長期介護保険を買うとなったら、どんなことに注意すればよいかについて見てみます。

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老後の生活 – 長期介護に備える

健康保険、車の保険、家の保険、アンブレラ保険に生命保険、それから所得補償保険・・・私たちはいろいろな保険を買いますね。若いうちはあまり考えないけど、だんだんと考えたほうがいい保険に、長期介護保険(Long-term care insurance)があります。人間、元気に生きてぽっくり・・・というのが一番ラクなんていいますが、でもそうはうまくいかないことも十分想定されます。人の介護や介助が必要になったとき、そのコストをどう捻出するか・・・今日は長期介護に備える方法を探ってみます。

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Medicareを知る(3) - 利用と申請

「Medicareを知る」シリーズ、今回は3回目です。1回目、2回目で、Original Medicare(Part A と Part B)、Medicare Advantage(Part C)、Medicare Prescription Drug(Part D)、Medigapの内容を大雑把に見てきました。では、これらの各パーツを実際にはどう使えばいいのか、いつMedicareを申請するべきなのかなどについて見ていきます。

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地震保険って買う、買わない? 

今日は地震保険のお話。我が家はカリフォルニアに住んでいますので、地震は「すぐそこにある危険」です。でも実際、アメリカのどの州でも地震はありえるんですね。オクラホマやバージニア、コロラドでも地震がありました。昨夏に家を買ったので、そろそろほおって置いた地震保険の問題、今日は真剣に考えてみたいと思います。

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老後の医療費 アメリカと日本の数十万ドルの差

以前、リタイヤしたあとのアメリカと日本での必要資金を比較したことがありました。そこそこの生活で最低限必要となるベースライインの生活費は、日本では23万円に比べアメリカでは$4,000ほどというような比較でした。結果的に、退職のために貯めておかなければならない額にも差が出るわけで、日本なら平均的なサラリーマンの場合、年金と退職金で見込める額にプラスして数千万円を貯めておけばよいのではないかという計算でした。これに比べ、アメリカでは「平均的なサラリーマン」像がないので平均ではものは語れませんが、401(k)やIRAなどのリタイヤメント口座を利用して少なくとも$1ミリオンは貯めておきたいとする意見も多数です。そしてこの差を生む二大要素は医療費と固定資産税ではないかという推測もしました。

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医療保険改革(オバマケア)で何がどうなる?

2010年から2020年にかけて段階的に施行されるThe Affordable Care Act。正式には、The Patient Protection and Affordable Care Actという名前で、俗にはObamacareとも呼ばれます。2013年10月1日からは、各個人は各州が提供するHealth Insurance Exchangesを通し健康保険を購入することができるようになり、世帯収入によっては保険購入に対しての助成金を受けることができるようにもなりました。今日は、個人にとってそれがどのような影響をもたらすのか簡単に見ていきたいと思います

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小さな事故・・・でも、保険を使ったほうがいいかも?

今年のバレンタインデーに息子の高校の駐車場で事故を起こしました。後方不注意で完全に私のミスです。車をぶつけてしまった相手のおじさんに謝り、保険会社の情報を渡しました。保険会社に問い合わせたところ、$1,000以内の損失ならば保険料はあがらないとのことでした。おそらく、そんなに複雑な傷でもなかったし$1,000以内でなおるでしょ・・・とそのまま保険会社を使うことで進めました。

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ティーンと運転免許と自動車保険・・・

息子が運転免許のことを口にするようになりました。オソロシイ、オソロシイ。Centers for Disease Control(CDC)によると、16歳から19歳のドライバーが衝突事故に巻き込まれる確率は他の年齢層に比べて4倍も高いのだそうです。全米を運転するドライバーのうちティーンは14%であるのにもかかわらず、全米で起こる車関連の事故(けが人のある)のうちティーンが関係するのは30%なんだそうです。毎年3,000人ものティーンエイジャーが交通事故で命を落とし、交通事故がティーンの死因のナンバーワンです。余談ですけど、CDCって伝染病とか疫病とかをコントロールするところかと思っていたらティーン・ドライバーも対象に入っているのですね。ティーンって疫病??

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歯科ディスカウントプラン – 歯科保険よりお得?

アメリカは健康保険と歯科保険が別ですね。健康保険を持たない人口も大きいですが、歯科保険とくるとなおさらです。何らかの雇用に預かっている人であれば、その75%ほどは健康保険を持っていますが、歯科保険の場合は50%以下に落ちこみます。歯科保険は、コスト削減のため雇用主がもっともカットしやすい福利厚生のひとつです。個人で入る健康保険は非常に高額になりがちですが、歯科保険もしかりです。しかも、使い勝手も決してよくないものも多くありません。そこで注目を浴び始めたのが歯科ディスカウントプラン(Dental Discount Plan)です。雇用者の提供する歯科保険がない場合は、この歯科ディスカウントプランを利用するという人が多くなりました。今日は歯科保険と歯科ディスカウントプランを比較してみます。

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保険の購入 - いい方法とよくない方法

今日は保険購入のDos & Don’ts (いい方法といけない方法)をまとめてみました。本当に必要な保険だけ、無駄なく穴なく、なるべく安く入るためのツボです。保険って決して楽しいものではないし、あんまり考えたくもないものですが、たまには保険とシンケンに向き合うことが必要ということです。

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アニュイティを解約したい、他に移したい(2)

現在のアニュイティに満足していないので、他に移したいという場合についての2回目です。アニュイティがIRAや企業のリタイヤメント・プログラムの中にあれば、それらのルールで司られるため、インカムタックスや10%ペナルティがかからないで、他の投資媒体や金融会社に変更できそうだということを、前回書きました。反対にアニュイティが、それらの単独で契約されている場合はどうでしょう。おそらく多くの場合がこのケースではないかと思われます。

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アニュイティを解約したい、他に移したい(1)

「薦められるままアニュイティを契約したが、どうもニーズに合わないので解約して、他の投資にまわしたいのですが」というご要望をお聞きすることがあります。残念ながらアニュイティの場合、他の金融機関に移すということは、普通の(課税対象の)投資口座やIRAなどのリタイヤメント口座の変更に比べると、なかなか簡単にはいきません。どのような対処法があるかを見ていきましょう。

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カレッジ資金のために保険を買う??

周りではこの秋から入学するカレッジが決まった高校生のシニアたちが何人かいます。希望校に受かった人も、そうでない人も、それぞれに全力を尽くし、よく考えての決断です。新しいスタートが希望と夢に満ち満ちたものでありますよう、心からお祈りいたします。

さて、入学が決まって学費の捻出に心を砕いているご家庭もいらっしゃるでしょう。まだ、カレッジまでは何年かあるけれど、これからカレッジのために資金を準備せねばならないという家族もいらっしゃるでしょう。

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高すぎるアメリカ! - 大学はカナダへ、手術はインドで

「アメリカで死にそうなほど、高くて困るものは何でしょう」と聞かれたらなんと答えます?やぱりカレッジ費用と医療費じゃないでしょうか。インフレをはるかに超える成長率でガンガン増え続ける大学の学費。私立大学では、1年で$60,000などという数字を見るようになりました。4年なら$240,000ですよ、都市部でなければ家が一軒買えますね!負けず劣らず医療費は、膝関節手術で3日入院して$40,000、「ケタがひとつ間違ってませんか?」と聞きたくなる方もいらっしゃるでしょう!

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HMO歯科保険のナゾ – とある歯科医のレポートから

前回は、HMO歯科保険を使おうとしても、どうしても規定されているベネフィットのとおりの治療が受けられなかったことを書きました。そして、「規定されているのに使えないベネフィット」はずっと私の中にナゾとして残っていました。昨日、たまたまフロリダのとある歯科医がHMO歯科保険(DMOとも呼ばれる)について書いているレポートを見つけました。“Dental Insurance Secrets“と題されたこのレポート、Michael I Barrという歯科医が書いています。以下抜粋・要約。イタリックは私のコメントです。

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HMO歯科保険のナゾ – 保険がどうやっても使えない

2009年にカリフォルニアに引っ越してきてから、我が家は2年間、主人の職場で提供されているHMOタイプの歯科保険(dental + HMOで、DMOとも呼ばれる場合があるようですね)を使っていました。Deltaという保険会社で、保険料は職場持ちでHMOとPPOを選べるのですが、治療費などの自己負担額を比べてみた場合、どう見てもHMOのほうが劇的に少ないうえ、歯科矯正も自己負担$1,000をすれば、あとは全額カバーというすばらしさ。しかも年間の補償限度額もなし。微々たる自己負担を支払えば、あとは全部保険会社もちという魅力!

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車の小さな事故、保険を使うか使うまいか・・・

車、ぶつけちゃいました。まったく、自分でいやになります。後方不注意!私の鬼門!息子に届け物をせねばならず、ハイスクールの駐車場に停まっていました。息子が校舎から出てきたので届け物を渡し、残っている仕事をせねばとロットからバックしたら、がちゃん!後ろは見たつもりでした、右後方に待っている車がいて、それが私のロットに入りたくて、私が出るのを待っているように見えたので、「あら、早く出てあげないと・・」などと思い、勢いよく(?)下がってしまいまして。私を待っているように見えた車は、私のすぐ後ろにいた車が動くのを待っていただけだったのでした。

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ぜったい避けたい ソーシャル・セキュリティ6つのミス

リタイヤメントというと401(k)だのIRAだのに議論が行きがちで、「ソーシャル・セキュリティ年金をどう戦略的に活用するか」なんて記事はあまり目にもしませんが、しかしながら、このソーシャル・セキュリティ、ばかにしてはなりません。あまりよく知らないまま老後に突入し「もらえる分だけもらえばいいや」なんて態度だと、何千ドル、いや何万ドルもの損になることもあります。そこで、今回は「こんなミスは避けたい」という点を6つリストアップしてみました。

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まず値段を確認してから、医療を受けましょう!

医療サービスを受けてから送られてくる請求額を払うという時代から、医療サービスを受ける前に見積もりをとって比較する時代に移行しつつあります。健康保険がないならなおさらのこと、健康保険があってもHigh Deductibleであるとか、Co-insuranceが高いなどの場合は、医療サービスの見積もりをとって、値段を吟味した上で措置を受けるというのが常識になっていくのかもしれません。

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車のリースと購入どっちがお得?

車は買うかリースするか、あなたはどちら派でしょうか。車を買うとなると頭金の用意やローン探しなどが思い浮かびますが、リースなら月々数百ドル程度で案外いい車に乗れそうだし、なんだか手軽そう・・・リースもいいかもしれませんね。購入とリース、そもそもどう違うのでしょう。いったいどちらがお得でしょうか。

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所得補償保険(Disability Insurance)- 生命保険より大切な保険?

生命保険に入っている人は多いけれど、所得補償保険(病気やけがで働けなくなる場合の保険)について考える人は少ないようです。所得補償保険はとても重要なのに、もっとも忘れられている保険とも言われています。20歳以上の勤労者が退職するまでの間に、一定期間Disabledとなる確率は10人に3人というデータもあります。どの年齢をとってみても、死亡する確率よりDisabledになる確率が高いのです。35歳だと、65歳になる以前に3ヶ月以上のDisabilityを経験する確率は50%

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生命保険で知らねばならない10のおきて - 前編 

生命保険にはさまざまな種類があり、またその内容が非常に複雑で難解なものも多くあります。自分が生命保険に求めるものは何か考えないで契約するのはキケン。とりあえず入っておこうもキケンです。生命保険を考えるうえで、知っておきたい10つのことをまとめてみました。

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あなたが死んだら私トクします? - 生命保険の売買・Life Settlement

リタイヤメント・アカウントも学資アカウントもちっとも増えない・・・なんかもっとお金が貯まる方法はないのか・・・というのは誰もの悩み。そんな昨今、「ロー・リスクでハイ・リターンな投資法!」とか「あまり知られていないすばらしいインベストメント!」などのフレコミの宣伝をよく耳にします。そんないい話あるわけないじゃん・・と思いつつも気になる宣伝。そんな宣伝のうち、前回はTrust Deed 不動産投資を調べてみましたが、今回はまた違うやつで、Life Settlementというのを調べてみます。

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