VerizonでDeltaな夏休みのできごと - 第三話

今やっと、日本の自宅(主人の実家ですが)に着き、おいしいお味噌汁を飲んでから書いています。いやあ、出発直前にはVerizon、その後はデルタでひどい目に遭いました。ここで究極の質問。Verizonとデルタ、どっちがまし?迷わずデルタだな、わたしの場合。そう、Verizonはやっぱデルタの比じゃない。。遅延も欠航も、ホテルがないことも食べ物が供給されなったことも、本当にひどいです。でもデルタは「できる」といったことは全部やりました。反対にできないことは、「できない」といいました。ホテルがなければホテルはないと言い、ラウンジが使えないならラウンジは開いていないと言いました(それがいいか悪かはとりあえずおいて置いて)。ホノルル・成田便のシートはゲートでアサインされる言われればそのとおりになりましたし、羽田便のバゲージ票のままで成田にバゲージが送られると言われればそのとおりになりました。

 

ところがどうですVerizon!(と、ここで当初のVerizonの話に戻っていいですか?)Verizonの手落ちで間違った携帯電話が送られてきて、電話したカスタマー・サービス。「ストアに持っていけばすぐにRestocking Feeなしで交換可能」と言われ、ストアにいったら「交換はここでは本当はできません(が例外的にしてあげます)。Restocking Feeはここではかかりますので、カスタマー・サービスに電話して返金してもらってください。」マネージャーに話すも、Restocking Feeはかかりますの一点張りで前に進まないので、こちらが折れる。

 

私: 「わかりました、Restocking Feeは払いますから、システムのNoteに1)Verizonの手落ちで間違った電話がきたこと、2)カスタマー・サービスの言葉とは裏腹にストアではRestocking Feeをチャージせざるを得ないこと、3)カスタマー・サービスに顧客(わたし)が電話したらスムーズにFeeを返金すること と明記してください。あとは、正しい電話機をアクティベートをしてくだされば結構です。」

お店の人: 「わかりました。」

 

といって、正しい電話機(Droid 4)をアクティベートするためカチャカチャ、入力しているがなんだか埒が明かない。5分たっても10分たっても終わらないので・・・

私: 「どうしたの?なんだか問題があるんですか?」

お店の人: 「エラーメセージが出続けるんです。」

 

となりにいた他の店員が、「あ~、そのエラーがでちゃうと数時間待たないとだめなこともあるよ」とひとこと

 

お店の人: 「あとでまた来店してくれますか?」

私: 「いやです。」

お店の人: 「じゃあ、郵送で返品・交換するのは?」

私: 「いやです。もう、明日日本に発つので(結局、デルタのせいで発てなかったんだけど・・・)今、このスポットで解決してください。」

 

もう一度、トライするが同じエラーメッセージ。

 

お店の人: 「じゃあ、この間違った電話機(Droid Razr)はアクティベートできるので、当面はこちらを使ったらどうです?後で、来店いただけば、正しい電話機(Droid 4)に交換します。」

私: 「だって、3週間日本に行っちゃうんですが、その間このDroid Razrを使っていても、その後、来店したらDroid 4に本当に交換してもらえるんですか」

お店の人: 「Yes!」

私: 「あなたを疑うわけではないけれど、わたしはこの頃Verizonの言うことはちょっと信じられないんです。もういいです。わたしの古い電話(今まで使っていたやつ)をリ・アクティベートしてください。それで帰ります。」

お店の人: 「わかりました。でもその場合も、Droid Razrは返品扱いとなるのでRestocking Feeはかかります。」

私: 「間違った電話機を送りつけて、カスタマーにお店まで足を運ばせて、1時間すったもんだした挙句、正しい電話機はアクティベートできないで、あきらめて返品したら本来は払わなくていいと言われたRestocking Feeを払わされる。。。ちょっとおかしいですよね。ま、でもいいです。あきらめました。」

 

お店の人もここまで来ると、わたしに少しばかりの同情心を持ったらしい。だけど、お店の人の権限では、できることとできないことがあるんでしょうね。どうしようもないことは、どうしようもない。最後に、古い電話を持って$35のRestocking Feeを払って帰っていく私に、”I am really sorry.”とひとこと。わたしも“Thank you.”と言って帰ってきました。

 

そして帰宅して、カスタマー・サービスに電話しましたよ・・・

 

私: 「システムにあるNoteを読んでいただければわかると思いますが、こうこうしかじかのわけですので、Restocking Feeを返してください。」

CSの人: 「OK。」

 

なんかかちゃかちゃやっているが、埒があかない。

 

私: 「なにか問題でも?」

CSの人: 「本当に$35払いましたか?システムに出てこないんです。」

私: 「私の目の前にレシートがあって、そこに$35支払ったと書いてありますよ。」

CSの人: 「お店での支払いはシステムに出てくるのに時間がかかることがあります。」

私: 「だって同じ会社なんだから、会計システムとか共有してるんでしょ?」

CSの人: 「そうなんですが。だいたい、彼ら(They=お店)は本当はRestocking Feeなしで処理できるんですよ。だけどしたがらないんですよねぇ。」

私: 「あのう、わたしすごく混乱しきています。あなたたちとお店の人たち、お互いに「彼ら(They)」呼ばわりしていますけど、私にしてみればひとつの会社Verizon Wirelessですよ。あなたたちとお店の関係はわたしのケアするところではありません。いったい、どうしたらいいの、顧客は?」

CSの人: 「そうですよね。わかります。でも、とにかくRestocking Feeの支払いがシステムに出てこない限り、わたしは返金処理ができないんです。」

私: 「じゃあ、3週間後に日本から帰ってくるころには、システムに支払ったむね情報が出ますかね?それから電話すれば返金してもらえますか?」

CSの人: 「はい」

 

ということで、結局、わたしのスマホ乗り換え作戦は見事に失敗したのでした。

 

電話を切ったあと、“What a wonderful company Verizon is!”と叫んでみたら、それを聞いていた娘が、「ママ、いつも、Verizon大嫌いって言っているのにどうしてそう言うの?」と真顔でいうので、「あのね、あんまり嫌いだと、好きって言わないとやってられないこともあるのよ。」などとミステリアスな言葉を返した母でありました・・・

 

最終的に、古い電話と$35のRestocking Feeが手元に残っただけ。だけどね、これで、わたし、やっと覚悟ができました。Verizonとはこれでお別れします。アップグレードがうまくできちゃっていれば、また2年このカンケーに縛られるところでしたが、もう今はいつでもお別れできます。どんなにナンバー・ワンでもウソばかりつくいい加減な悪いオトコとはもうこれ以上やっていけません。今まで、VerizonのCustomer Service DepartmentはCustomer Dis-service Departmentなどと呼んでいたけど、それじゃ十分じゃない、そうまさに、Customer Abuse Departmentですよ!バイバイ、Verizon。。。

 

 

 

 

Print Friendly, PDF & Email

4 comments

  1. あはは。笑っちゃいけないですけれど、ここまでひどいと笑っちゃいます!
    Verizonはやめておこうっと。いい情報でした~。
    ちなみにうちも良くデルタ使います。デトロイト経由で。
    アメリカ生活ってこんなことばっかですよね。ひどいな~とは思いますが、エラーがあって普通っていうシステム構築は案外悪くないかと思うときもあります。
    日本はエラーが無くて当たり前というシステムだから、本当に困ったときに弱いところがあるような。

    1. Cheeさん、いいですね~、その考え方!たしかに、エラーがあってはならない、減点主義のシステムは脆弱かも!うん、それって、なんか子育てにも応用できそうな。。モノは考え方ですよね~。新鮮な感動でした・・

  2. お疲れさまでした。本当に・・・
    私はAT&Tと戦った事があります。昔のブログをひもとけば、どんな内容だったのか書いてある気もしますが内容は忘れてしまいましたし、思い出したくもない気がします。
    私の場合、英語では話が大変だったので日本語のカスタマーケアがあると日本語を話す女性が応対したのですが、言葉は通じているようだけれど、内容を理解しているのか?と疑いたくなるような返事ばかりでした。「あなたじゃ話にならないから他の人にかわって欲しい」と言うと先方は相当に怒っていましたが、私はもっと怒っていたのです。結局英語でしどろもどろと話した方がマシ(相手の行ってる事が全てわかるわけじゃないから)という感じで、最後には間違いは訂正されました。
    ウチも家電はVでした。でも先日ケーブル会社の電話に変えました。携帯もVの通話のファミリーシェアプランを使っていましたが、年中家に居る私は別に携帯いらないし、時々の外出時にあったら安心というお守りのようなモノなので、2年経過し自由の身になりHanacellという月額基本料なし、使っただけプランに変えました。
    こっちの携帯電話料金、高いしカスタマーサービスの質は問題ですよね。
    Hanacellは日本の電話会社らしいサービスが受けられ、今のところ問題がなく、もちろんほとんど使わないのだから料金も安くなりシメシメと思っています。

    1. どこも一緒なんですね。保険会社も航空会社も電話会社も、カスタマーサービス、ひどすぎますよね~。。へえ、hanacellって、名前は知っていましたけど、アメリカでもサービスをしているとは知りませんでした。それは、いい選択をなさいましたね。わたしもちょっと見てみよ~っと。。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください