アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ(4)

12月は、4回シリーズで「アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ」というのをお届けしています。アルケゴスの転落」の部分はファイナンシャルプラナーとして思うことがあり、「人間のかなしさ」の面ではクリスチャンとして考えさせられる部分があり、クリスマスの月にちなんでこの両面から思ったことを書いています。今回は最後です。いろいろ考えたことを綴ってきましたが、今回は、アルケゴス問題を考えながら、学んだことを投資の面からと、人間に関する面からとに分けてまとめてみたいと思います。 過去の記事はこちら: アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ(1) アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ(2) アルケゴスの転落に思 …

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アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ(3)

12月は、4回シリーズで「アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ」というのをお届けしています。アルケゴスの転落」の部分はファイナンシャルプラナーとして思うことがあり、「人間のかなしさ」の面ではクリスチャンとして考えさせられる部分があり、クリスマスの月にちなんでこの両面から思ったことを書いています。今日は3回目。先週は、今回のアルケゴスの転落が単なる「悪意のない投資の失敗」なのか、それとも投資のプロとして避けうる失敗であったのかに思いを馳せました。また、自身は地味な生活をし多くのクリスチャン団体に巨額の寄付をしていた「敬虔なクリスチャン」であるビル・ファンは、神の前に「低い」存在であったのか、それ …

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アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ(2)

12月は、4回シリーズで「アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ」というのをお届けしています。アルケゴスの転落」の部分はファイナンシャルプラナーとして思うことがあり、「人間のかなしさ」の面ではクリスチャンとして考えさせられる部分があり、クリスマスの月にちなんでこの両面から思ったことを書いています。今日は2回目。前回は、ビル・ファン氏がアルケゴス社を始めるまでの経緯と、彼が「敬虔なクリスチャン」であり、自身は比較的地味な生活をしながら、毎年60を超えるクリスチャン団体に巨額の寄付をしていた人であったことなどを振り返りました。今日は、2021年春先に起こったアルケゴスの転落のところから話を始めます。 …

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アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ(1)

2021年もあと1か月を残すところになりました。12月はクリスマスの月。イエス・キリストの誕生をお祝いする月にちなんで、4回シリーズで「アルケゴスの転落に思う人間のかなしさ」というのを書いてみたいと思います。「アルケゴスの転落」の部分は投資の失敗に関係していてファイナンシャルプラナーとして思うことがあり、「人間のかなしさ」の面ではクリスチャンとして聖書とてらしあわせたときいろいろ考えさせられたところがあったので、無理やり(?)この二つをくっつけてクリスマスに向けて書いてみた記事です。こんなノリのシリーズもたまにはいいかな~?と思い・・4回おつきあいくだされば光栄です。 2021年春に起こったア …

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バブルの法則:クリプトカレンシーの場合

私はビットコインもそのほかの仮想通貨も買ったことがないので全くの素人ですが、でも常に話題になっていますから関連記事を読んだりしています。値段の上がり下がりの激しさ、最近ではコインの種類の多さにもいつもすごいな~と思っています。昨今では仮想通貨という言い方より、クリプトカレンシーと呼ばれることが多いですね。種類が増え、取引が大きくなり、ものすごい規模の市場に成長しているのは驚くばかりです。 $1トリリオンの市場 ちょっとGoogle検索してみたら、2021年9月時点で6,500種類のクリプトカレンシーが存在するそうで、市場規模の大きいほうから並べると以下のようになるようです。 最も市場が大きいの …

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パートナーとのお金のコミュニケーション

子どものお友達がお母さんと一緒にうちに遊びにきたとき、そのお母さんが玄関から入ってくるなり言いました。“Nice house.  How much did you pay for this?” 一瞬耳を疑いました。そんなに親しいわけでもないのに・・・、いや、たとえ親しくても、家の値段はフツウ聞かないでしょ・・・。だけど不思議なものであんまりストレートに聞かれると、別に隠す必要もなくストレートに答える私。日本人ではなかなかありえませんね。私たちは年収とか家の値段とか、聞いたり話したりすることは案外タブーと思っているところがありますよね。「そんなこと聞いちゃあ失礼」とか、「お金の話をする …

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コロナのあと 市場回復はどんなふうに?

コロナのロックダウン生活も何週目でしょうか。私はカリフォルニアに住んでいるので、まだStay-at-Homeの状態です。すでに24の州がReopen(経済活動の再開)をしました。3州が近々Reopenするそうです。23州とワシントンDCが依然としてClosed状態です。さて、今後進む経済再開とともに、株式市場はどんなふうに回復していくのか‥多くの人が気になることかと思います。Vanguard、Fidelity、Charles Schwabが発表している予想レポートを読んでみましたので、それの概略をまとめみました。ご参考までに。 <概略> 今回のリセッションは、経済自体に原因があるのではなく、パ …

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ほんとうにすごい本なんです!

この記事がポストされるのは12月24日のクリスマスイブですから、ファイナンシャルプラニングのことではなく聖書のことを書いてみようと思います。私は、ロサンゼルスのサウスベイ地区にあるローリングヒルズカベナント教会という教会に通っています。このブログやファイナンシャルプラナーとしての仕事は、私の人生のうちの大切な部分でありもちろん心を込めて行っていますが、クリスチャンとしての生き方はおそらくそれよりもずっとずっと大切なもので、私の人生の土台にあるものだと思っています。教会では賛美チームに属し、日曜礼拝では神様を見上げて賛美するのが(ボーカルです)大好きです。火曜日には聖書とお茶の会という場で、みな …

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無料(タダ)のクリスマスプレゼント

クリスマスショッピングはお済ですか?日本的なライフスタイルの方だと、クリスマスに親戚一同で集まるというようなこともあまりなく、ひとりひとりにプレゼントを用意するというようなことも少ないかもしれません。反対にアメリカ的なライフスタイルの方だと、遠くからみんなが集まるため、寝具に始まりタオルや食器など、まずは受け入れるための生活用品一式を用意し、そのうえメニュー決めや買い出しに加え、プレゼントの用意も必要かもしれません。運よく(?)自分の家がホストするわけではなかったとしても、親戚のひとりひとりにプレゼントを用意するとなれば、それだけでも一仕事ですね。子どもが小さいうちは学校の先生や習い事の先生などへの小さなプレゼントも考えねばなりません。

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Smart & Responsibleのファイナンシャルプラニング(2)

2019年秋から新たなサービス体制にてファイナンシャルプラニングを提供させていただくべく、ただいま準備中です。その準備として私自身が頭を整理するためにも、またこれからサービスをご利用いただく方々にSmart & Responsibleのサービスについて理解いただき、サービス利用にあたってご満足のいく決断をいただくためにも、Smart & Responsibleのサービスはいったいどんなもので、どのような価値を提供でき、また同時にどのような期待にはそえないものなのかまでをまとめています。   今までプラニングを使っていただいた方々はどんな人? Smart & R …

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Smart & Responsibleのファイナンシャルプラニング(1)

2019年秋から新たなサービス体制にてファイナンシャルプラニングを提供させていただくべく、ただいま準備中です。その準備として私自身が頭を整理するためにも、またこれからサービスをご利用いただく方々にSmart & Responsibleのサービスについて理解いただき、サービス利用にあたってご満足のいく決断をいただくためにも、Smart & Responsibleのサービスはいったいどんなもので、どのような価値を提供でき、また同時にどのような期待にはそえないものなのかまでを、まとめて行こうと思います。   Holistic &Hourly Fee Onlyアプロー …

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ファイナンシャルプラナーのいろいろ

ファイナンシャルプラナー、ファイナンシャルアドバイザー、アセットマネージャー、インベストメントアドバイザーなどなど、いろんな名前が存在します。実際、これらが具体的にどのような仕事するのか、はっきりとした定義はありません。Certified Financial Planner (CFP)_やCPA/PFS(Personal Financial Specialist)などは、パーソナルファイナンスのプラニングをするアドバイザーが持っていることの多い資格ですが、この資格がなくともファイナンシャルプラナーとかアドバイザーと称することは可能です。ファイナンシャルプラニングの領域については、前回のブログで …

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ファイナンシャルプラニングって何?

ファイナンシャルプラニングと聞くと、みなさんどんなものを思い浮かべますか?実は、この言葉ははっきりした定義がありません。お金にまつわるプラニングをすれば何でもファイナンシャルプラニングです。たとえば、401(k)にいくら積み立てようか・・とか、月々のバジェットをつくろう・・・など、限られた範囲の小さな課題に取り組むことがファイナンシャルプラニングと呼ばれることもありますし、反対に家計でお金が関わるすべてのこと、つまり現在、将来、そしてその方の亡ってからの相続まで含んだ大変広義の意味で使われることもあります。   ファイナンシャルプラニングの領域   Smart & …

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Smart & Responsibleはじめ・いま・未来(3)

2011年10月に立ち上げたこのサイト「アメリカ暮らしのファイナンシャルプラニング Smart & Responsible」ももうすぐ8年が経とうとしています。これまで提供させていただいていたファイナンシャルプラニングサービスを一時休止し、2019年秋をターゲットに新しいシステムへの以降を予定しています(このブログは同じような形で続けていく予定です)。今回はこれまでを振り返り、初心を思い起こし、また今後どのような形でサービス展開をすべきかを探っていくような記事を書いています。   Smart & Responsibleの葛藤   Smart & Re …

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Smart & Responsibleはじめ・いま・未来(2)

2011年10月に立ち上げたこのサイト「アメリカ暮らしのファイナンシャルプラニング Smart & Responsible」ももうすぐ8年が経とうとしています。これまで提供させていただいていたファイナンシャルプラニングサービスは、現在お休み中です。2019年秋をターゲットに新しいシステムへの以降を予定しています(このブログは同じような形で続けていく予定です)。今回はこれまでを振り返り、初心を思い起こし、また今後どのような形でサービス展開をすべきかを探っていくような記事を、何回になるかもわかりませんがお届けしていきます。よかったら、このJourneyをご一緒ください。   Smart & …

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Smart & Responsibleはじめ・いま・未来(1)

2011年10月に立ち上げたこのサイト「アメリカ暮らしのファイナンシャルプラニング Smart & Responsible」ももうすぐ8年が経とうとしています。ここ半年くらいの間、今までやってきたことを振り返るとともに、次のフェーズへつなげていく過渡期だと感じていました。提供させていただいていたファイナンシャルプラニングサービスは、現在お休み中です。お気づきになった方もいらっしゃるかもしれませんが、ブログ内のプラニング関連ページをすべてカットしているのですが、それでもわざわざご連絡いただいた方もいらっしゃって感動しました。ありがとうございます。2019年秋をターゲットに新しいシステムへ …

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お金と時間といのちのハナシ(3) - 時は愛なり

全3話でお届けしています「お金と時間といのちのハナシ」。第1話はこちら。第2話はこちら。時は金なりといえども、not exactly金にあらず。時は、このからだと引き離すことができず、つねに自分とともにあるもの、言い換えれば自分の人生(いのち)である。時間はいのちであり、いのちは時間。時間を人と共有する、人のために使うということは、自分の人生(いのち)の一部をその人のために差し出すということ。Love is spelled T-I-M-E. そう時間は愛とな。金≠時=いのち=愛となるわけですねぇ。。

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お金と時間といのちのハナシ(2) - 時はいのちなり

全3話でお届けしています「お金と時間といのちのハナシ」。今回は第2話。第1話はこちら。時は金なりというけれど、でも時はnot exactly金にあらず・・金はつくれるし、貯められるし、人にあげることができるが、時はそうはいかず。時は自分のからだと切り離して存在することはできず、私の「とき」はいつも私とともにある。じゃあ、急がしいあなたのため明日の3時間わたしの時間をわたしから切り取って差し上げましょう・・というわけにはいかないですね。ただし、その人のために3時間あなたが自分の時間を使うことはできます。そんなことを前回は考えてみました・・・時はいのちなり大ベストセラーとなった「Purpose Driven Life (人生を導く5つの目的―自分らしく生きるための40章)」の中で、著者のリック・ウォレンはこんなことを言っています:あなたが誰かのために時間を差し出すとき、あなたはその時間を決して取り戻すことはないわけで、つまりあなたは自分の人生(いのち)の一部をその人のために差し出すのす。あなたの時間はあなたの人生(いのち)なのです。こういうわけで、人に与えることができる最もすばらしいギフト

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お金と時間といのちのハナシ(1)- 時は金なり? 

ウォール・ストリート・ジャーナルの最近の記事で、こんなのがありました。「今週の数字:結婚のペナルティ」と題して、76分という数字をとりあげていました。労働省の「アメリカ人の時間の使い方についての調査」によると、結婚している人はシングルの人に比べて一日に76分間、パーソナル・ケアや睡眠、レジャーに費やす時間が少ないのだそうです。同誌では、この結果を見る限り、明らかに結婚していない人のほうが自分の時間(“Me” Time)を持っていると報告しています

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タダでもっと幸せになる方法

過ぎた2017年を振り返ると、政治の不安定、自然災害、争いや分裂、国際平和の問題などなどいろいろと心が騒ぐ問題もたくさんありましたが、何はともあれ今また新しい年2018年が始まりました。この一年も心軽く幸せに生きたいものですね。世界の平和、よりよいアメリカとよりよい日本のために何ができるかと大きなレベルで考えることも必要ですが、同時に私たち個人ができる範囲で、幸せな自分、幸せな家庭、幸せなコミュニティをつくるという草の根のとりくみも必要だと思います。今日は、社会の中の一番身近でもっとも基本的な存在、自分をいかに幸せにするかについて考えてみます。 ある程度を超えるとお金ではダメ   資 …

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トランプ大統領から学ぶことがあるとすれば・・・

私は今まで政治には疎かったのですが、最近はニュースで一番関心があるのが政治になりました。それもこれもトランプ大統領のおかげ。おかげさまで、最近の政治ニュースはどんなリアリティTVを見るよりも面白く、とても大統領とは思えないトランプ大統領の発言にあきれたり、日本だったらここまではらやないだろうな~と感心するメディアの巻き返しも興味深く、かなり楽しんで見ています。今日は、ここ数か月、政治ニュースにかじりついていて思わされたことではありますが、実は人間の生き方としてパーソナルファイナンスにも適用するようなこと・・・について(少々とりとめもないですが)書いてみますのでお許しを。。。   Ma …

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カリフォルニアに愛想をつかす人々

ぬけるような青い空に緑のパームツリー。太陽がさんさんと降り注ぐビーチにゴージャスなコーストライン。なんとも開放的な空気に無限のレジャースポット。一年中Tシャツと短パン、サングラスの生活。どこの国の食べ物だろうがすぐ手に入る環境。確かにカリフォルニアはいいところです。でも、最近そんなカリフォルニを後に他州に移住する人が増えています。CoreLogicの調べによると、他州からカリフォルニアにやってきて家を買う世帯の3倍の数の世帯がカリフォルニアの家を売って他州に出ていくのだそうです。

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しあわせの研究

友人がTED Talkでのある人の話を送ってくれました。2015年に出たもので多少古いのですが、その内容の重要さは今も変わりません。What makes a good life? Lessons from the longest study on happinessと題されたこのスピーチ。ファイナンシャルプラニングを考えるうえでも、興味深い内容でしたのでご紹介させてください。

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マネーパーソナリティ : あなたはどのタイプ?

思いがけず$20,000のボーナスが入りました。さて、どうします? 欲しかったものがあったからちょうどいい・・と、さっそくショッピングに走りますか? 定期預金に入れたり子どもの学費のために投資しますか? $20,000も急にもらってもどうしていいかわからずとりあえずチェッキング口座に入れて、ついつい1年くらいそのままになってしまいますか? それとも、これで当面月々の収支を心配しないでいられると大きな安心感を感じるでしょうか? お金に対する感じ方やお金との付き合い方というのは本当にひとぞれぞれです。お金を無駄にせず、でもお金にとらわれすぎず、お金をありがたく使いつつ、お金をエンジョイする・・それを実現するには、どうやら自分のマネーパーソナリティを知るということが大切らしいです。

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クリスマスと借金返済

早々と12月の三週間も過ぎ、明日はクリスマス。みなさん、クリスマスの予定はどんなですか?どこかに出かける方、家でゆっくり家族と過ごす方、盛大にパーティーをする方、いろんなクリスマスの過ごし方があるのでしょうね。

今週のブログ記事はどんなものにしようかと思い悩むうち、やっぱりクリスマスですから、クリスマスの本当の意味を考える記事にしたいなという思いが与えられました。そして、このブログはファイナンシャル・ブログですから、ちょっと(むりやり?)ファイナンスの観点で書くのにトライしてみます。Bear with me!

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教育が答えではない? - アメリカの将来・・・

とある雑誌に“Education is Not the Answer“というタイトルの記事を見つけました。興味を覚えて読み進めると・・・

2011年から始まり全米に波及した“ウォール街を占拠せよ“に代表されるOccupy運動では、伸び悩む勤労者の賃金と広がる格差が中心課題として叫ばれました。この課題はいったいどうやったら解決されるのか?ヒジョーに難しい問題ですが、多くのメインストリームの経済学者は、一番の糸口として”教育“をあげているのだそうです。

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人生の的を定める - 塾と仕事とソロモンの話(2)

前回は、「食っていかなきゃならない」で終わりました。塾通い、High Math、AP、大学、就職・・・「食っていかなきゃならない」から、みんな頑張るのかなと・・。でもそんな中、職場でのプロモーションを拒否したり、給料が下がってでも自分らしい生き方を選ぶ人も増えているようだということを書きました。今日はその続き・・・

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人生の的を定める - 塾と仕事とソロモンの話(1)

夏休みですね!(場所によっては、6月初旬ですでに夏休みに入って久しいところもあるでしょうが。。) 学校も学年末は通常の授業の代わりにいろいろとイベントが多くなるし、日本への帰国や旅行の予定も話題に上りますから、雰囲気はとってもバケーション! しかしながら教育熱の高いここLAサウスベイでは、楽しいばかりが夏休みでもありません。学校のないサマーを満喫する!という理想はあるものの、実は「夏の間に次の学年の準備をする」、「夏の間に今までできていないところを特訓する」とお勉強スパート計画も着々と進んでいたりします。

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$5だから何でも許せちゃう? Fiverr! 

Fiverrって知ってますか?$5でいろんなことをしてくれるいろんな人がいるサイト。。今日はちょっとお遊びでFiverrしてみました。プロモ・ビデオを$5でつくってくれるという人を見つけたので、さっそくオーダー。Paypalで$5払い、使って欲しいワードやロゴがインストラクションを送ってあとは待つだけ。。できてきたビデオがこれ。。

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アメリカで自信がなくても成功できる?

英語でよく聞くSelf-confidenceという言葉、日本語では「自信」と訳されるのでしょうが、これは高いほうがいいでしょうか、低いほうがいいでしょうか。。。何でもアグレッシブに挑むことを賞賛されるアメリカでは、もちろん高いほうと思いますよね~。ところが、ハーバード・ビジネス・レビューのサイトで面白い記事を見つけました。Self-confidenceが「低すぎる」のはよくないが、「低い」のはよいことで、そのほうがSelf-confidenceが高いより成功する確率が高いと。その理由はというと。。。

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走り続ける現代の子どもたち-映画Race to Nowhereを見て

今回はお金のことはちょっとおいておいて(今日はサンクスギビングだし。。)、現代アメリカに育つ子どもたちについて思うこことをつらつら書かせてください。先日、Race to Nowhereという映画を見に行きました。これは、現在の学校教育事情、親の期待とプッシュ、それに答えるべく寝る時間を削ってまで宿題やプロジェクトや習い事をこなす子どもたちを写すドキュメンタリー映画でした。なんだか心にずしんとくるとても考えさせられる映画でした。

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始めて一年経ちました - 自分らしさを大切にする

ブログ発足一周年記念として、Smart & Responsibleのネーミングに込められた思いなどを書かせていただきましたが、最後の今回は、「自分」をテーマに終わりたいと思います。「Smart」とか「Responsible」とかいいますけど、やっぱり、そこに「自分」という基準がないとどうもうまくいかない気がします。自分にとって「Smart」な選択、自分のとれる「Responsibility」と考えないと、Smart & Responsibleはわたしたちの生活に生きてこないような気がするのです。

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始めて一年経ちました - 「Responsible」なファイナンシャル・ライフ

このブログ・サイト、Smart&Responsibleが立ち上がって1年が経ちました。1年経った今、今一度原点に戻り、Smart&Responsibleという名前にこめた思いを振り返ると同時に、みなさんのお考えやご意見を伺えたらとも思います。前回はSmart & Responsibleのうちの 「Smart」にこめられた意味を振り返ってみました。

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始めて一年経ちました - 「Smart」なファイナンシャル・ライフ

このブログ・サイト、Smart&Responsibleが立ち上がって1年が経ちました。読んでくださった方、応援してくださった方、コメントくださった方、本当にどうもありがとうございました。アメリカに暮らして18年、さまざまな苦労と失敗を通して、ものごとのしくみを知り、情報を集め、自分で決めることの大切さを学んできました。このサイトが情報交換の場となり、同じアメリカに暮らす日本人の皆さんと、

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ミリオネアへの道 – わたしもなれるかも??

アメリカも日本も景気がパッとしないし、先行きも多くの不安が残る昨今ではありますが、Money誌の最近の記事によると、世界でミリオネアが一番多い国はアメリカ、二番目は日本なんだそうです。アメリカには世界のミリオネアの40%が、日本には13%が住んでいるとのこと。この数字は、おそらく純資産(所有している資産から抱えている負債を引いた額。持ち家や家財も含む)をベースにしていると思われます。これとは別に、ボストン・コンサルティング・グループの最近のリサーチでは

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ラッフル・チャリティー $2ミリオンの豪邸、当てませんか?

南カリフォルニアにお住まいの方なら、もう宣伝をご覧になったかもしれません。Special Olympics Southern Californiaという非営利団体が、ファンドレイジングのためにやっているラッフル(宝くじ)・・・賞金$25,000、Toyotaプリウス、ヨーロッパやハワイのバケーションなどといった目玉アイテムが当たりますが、なんといっても一番の大目玉は、ハリウッド・ヒルズにある時価$2ミリオンの豪邸!みなさん、いかがです?

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アメリカ金融危機と人間の哀しさ(2)

前回(1)は、サブプライム・ローン、Mortgage Backed Securities、そしてCredit Default Swapとで、どんどんお金儲けとリスク・テイキングが進行していった過程をまとめてみました。できあがった一大システムは、不動産価格が上がり続ける限りは、システムの中の誰もがハッピーでありえるしくみだったようです。ローンの借り手も、ローン会社も、ウォール・ストリートの投資銀行も保険会社も、そして投資者も、つりあがる不動産価格の

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アメリカ金融危機と人間の哀しさ(1)

CBSのFull coverage: 60 Minutes on the financial crisisというオンライン番組 を見ました。2008年から2012年までに放送されたファイナンシャル・クライシスに関連した6話をシリーズにしてまとめたものです。サブプライム・ローン、Credit Default Swap、ウォール・ストリートのリスクに対する盲目、クライシスの責任追及というような内容で、力のはいったレポーティングです。6話いっきに見たあと、いろいろと考えさせられました

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サーバ移行 と oDesk体験

先週末から今週木曜にかけて、このブログのホスティング・サービスを変更した関係で、一部の記事にアクセスできない事態が発生しました。ご迷惑をおかけした方、どうもごめんなさい。

実は以前に使っていたホスティング・サービスがどうもスピードが遅く、そのうえたまに不安定になることがあったので、この際新しいホスティング・サービスに変更した次第です。

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疲れは的外れから - 本当のリッチになりたい!

息子が9歳くらいのころだったでしょうか、お友達のお家から帰ってきて言いました。「ママ、○○(友達の名前)のお家はすごいお金持ちだよ。地下にはメディアルームがあって、ビッグスクリーンTVがあって、サラウンドオーディオで、XBOXもWiiもあって、隣にはビリヤード台があって、ウエットバーの冷蔵庫はコーラでもドクターペッパーでも何でも飲み放題!」 そんな息子によると、「自分の周りでうちが一番貧乏」なのだそうで、

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プロパティ・タックスの格差 - どうしてこうなるの?

最近よく見かけるのが「inequality」という言葉。直訳すれば、「不均衡」とか「不平等」とかになるのだけど、日本的にいえば「格差」というところでしょうか。スーパーリッチはどんどんリッチになり、ミドルクラスの生活は苦しくなるばかり。。。今日取り上げる「格差」は住宅にかかるプロパティー・タックス(固定資産税)の「格差」です。大きくて豪華な家に住んでいるほうが、小さくてフツウの家に住んでいるよりタックスが高いはずだって?いえいえ、そうは問屋が卸さないのがここアメリカ合衆国のカリフォルニア州。。。

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自分が見えていないことを知ること

パーソナル・ファイナンスにはぜんぜん関係ないけれど…剣道の高鍋選手を見に行きました。剣道のことはまったく知らないし、そもそも行きたくもなかったのだけれど、主人にひきずられて。ところが、帰りはなんだかホクホクとっても得した気分になって帰宅したわたし。。。行きはコストでしかなかったことが、帰りはあふれるばかりの利となりました。

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日本とアメリカの”1%” - 役員報酬トップ10

“We are the 99%”をスローガンに、今年9月にウォールストリートではじまったOccupy Wall Streetはアメリカをはじめ全世界にまで飛び火しました。明確なリーダーが不在のままあらゆる不満がうずまくプロテスト活動へと発展し、それを非難する声もあがりつつありますが、そもそもの目的は、アメリカのスーパーリッチと呼ばれる1%とそれ以外の99%の間の経済的・社会的格差、大企業の度を過ぎた貪欲さ、ビジネス界トップ層と政府間の癒着について抗議することでした。

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