買い物してから値段が下がったら – Price Match & Guarantee

たとえば洗濯機。新しいのが必要になり、スペックを決めてからオンラインで値段を検索し、信頼できそうなお店からなるべく安く購入しました。ところが、2週間後に他のお店でなんと100ドルも安く売られているのを見つけました。。悔しいですね。製品サイクルがどんどん早くなり、同時にオンラインで値段が簡単に検索できる時代。一生懸命、値段を比較して購入しても、もっと安い値段があとから見つかることは珍しくありません。ここで悔しい思いをしないで済む方法が、店舗の提供しているPrice Matchとクレジットカード会社が提供しているPrice Guaranteeというサービスを使うことです。これらをうまく使えば、購入する前だけでなく購入してからも、「賢いショッピング」が続くことになり、一定期間に値段が下がっても返金を受けることができるというわけ。

このようなサービスを提供している会社は複数ありますが、ここでは、ベストPrice Matchを提供しているTargetストアと、ベストPrice Guaranteeを提供しているCitiカードをご紹介します

 

ベストPrice Match – Target

Targetで売られている、あるいはすでに購入した商品について、同一のものが他の店やオンライン店舗でより安い値段で売られていることをみつけた場合は、その安い値段にマッチをしてくれるというもの。購入前でも購入後でもよく、購入前ならその安い値段で購入でき、購入後であれば14日以内にクレームすれば返金を受けることができます。この秋、TargetはこれまであったPrice Matchサービスをさらに顧客フレンドリーに改善し、Amazonなどのオンラインストアを含む29店舗に競合対象を拡張しました。Amazonが含まれるのは顧客にとってはかなり有利なポイントといえます。

同じようなPrice Matchを提供している店舗もありますが、競合対象の範囲や、返金を受けるのにどのような情報を提出せねばならないか、あるいはMatchのためのクレームをしたときに従業員がきちんとフレンドリーに処理ができるよう徹底されているかなどではかなりの幅があるようです。

これらの点で、Targetは競合対象も29店舗と広く、Matchのための手続きもかなりシステム化されているようです。クレーム手続きにはCustomer Serviceで行わなければならないのは多少の欠点で、待ち行列が長い場合には少々時間がかかるかもしれません。値段の証明としては、印刷物の値段でも、あるいはスマホ画面により安い値段が表示されているものでもいいとのこと。オンライン価格にはAmazonも対象にはなりますが、これはAmazon.comの販売しているものに限り、Amazon Marketplaceは対象にはなりません。また、Sam’s ClubやCostcoなどのメンバーシップクラブや期間限定、在庫/個数限定品などの特殊な価格は対象にはなりません。

日常の消耗品や衣類系などは、金額も小さいうえ、Targetだけのブランドなども多いので、あまり利用価値がないかもしれません。また、Targetは値の張る大型電化製品もそれほどおいていないので、こちらでもそれほど利用できないかもしれません。おそらくねらい目は、ちょっと値が張り同一品が特定しやすいブランド名の製品でしょうか。たとえばコーヒーメーカーとか電気はぶらしとか。。ブランドと製品を特定したら、オンラインで検索し、もっと安いものがあったらその情報をもってTargetに出向き安くしてもらう。先に買ってしまったなら、14日間値段をウォッチしつづけ、安い値段を見つけたらCustomer Serviceに出向いて返金してもらうというやり方になります。

Targetは数ある店舗の中でも特にすぐれたPrice Matchを提供しているので取り上げましたが、このほかにも、Walmart、Sears、Best Buy、Lowes、Home Depotなども似たような(でもちょっと見劣りのする)プログラムを提供しています。ご利用の際には、それぞれオンラインなどでご確認ください。

 

ベストPrice Guarantee - Citiカード

こちらは、クレジットカードについてくる無料サービスでPrice Guaranteeなどと呼ばれます。クレジットカードで購入した商品が、後ほど安くなった場合に差額をクレジットバックしてくれるというもの。クレジットカード各社が提供していますが、実はそれほど知られておらず、利用度の低いサービスです。クレジットカード会社も、このようなサービスの存在を「知っている」顧客を引き留めなければならないので、他社と競うため同様のサービスを提供していますが、「知らない」顧客にはあえて宣伝する必要もないので、積極的にはPRしていないという。。そのようなサービスです。でも、無料ですから、「知って」利用しない手はありません。

Citiのサイトには下記のようなデータがあり、クレーム1件あたりの平均返金額は$33.27。2015年1月から9月までで合計78,000件弱のクレームがあり、返金総合額は$2.6ミリオン弱というのですから、かなりのものですね。

citi purchase protection

 

Citi、 Capital One、Chase、MasterCard、Discover などがこのサービスを提供していますが、ここでの勝者はダントツCitiです。サービス条件や使い勝手が各社で差がありますが、Citiがもっとも顧客フレンドリーなシステムを提供しています。

Citi以外のクレジットカードでは、「より安い値段を見つける」というしごとは顧客に任されているところ、Citiの場合はCitiがやってくれます。サービスはオンラインで提供されており、Web上で自分の買った商品を登録しておくと、サービスの対象期間である2か月の間、Citiがオンラインを自動検索してくれ、もしも安い値段が見つかった場合は、通知してくれるという便利もの。登録するのは、Citiの提供しているリストから製品を選ぶような形になりますが、最も利用価値が高いのは、カメラ、コンンピューター、電化製品など値が張り、同一品の特定しやすいものです。Citiのリストにない商品でも登録は可能なようですが、多少面倒です。

他社は、安い値段が見つかった場合は、顧客がクレームを申請する必要があります。Customer Serviceに電話し申請フォームを入手して、その後クレーム申請などという面倒な手続きが必要な場合が多いのに比べると、このCitiのシステムはあまりにも便利です。

Citiカードのうち、Double Cash, AAdvantage, Simplicity, Prestige, Thank You Preferred, Premier and Expedia+  Voyager cardsなどにこの特典がついています。返金額は1アイテムにつき$300まで、年間合計で$1,200まで。購入後60日が対象期間です。

CitiのPrice Rewindと呼ばれるこのサービスのオンラインサイトはこちら

なお、蛇足ですが、私は個人的にクレジットカード会社としてAmexが好きなのですが、Amexは同様なサービスの提供を少し前にやめました。我が家では、以前はキャッシュバックもAmex一辺倒でまとめていたのですが、キャッシュバックの効率でもCiti のDouble Cashのほうがバック率が高くなったのでこちらに乗り換えつつあります。会社としてはCitiはその強引なマーケティングの仕方のゆえ悪名が高い部分もあり、必ずしも全面的にリコメンドできるわけではありませんが、おそらくその強気な顧客獲得という特性ゆえ、このような秀でたサービスも実現したのかもしれないと思います。

 

最後に、私は個人的には使いこなしておりませんが、オンラインで商品の値動きを継続的にウォッチするためのサイトというのもあるようで、これらのサイトを利用するのもよいかもしれません。

trackif.com

camelcamelcamel.com

getinvisiblehand.com

などです。ご参考まで。

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