1マイルを大事に使う – リワード・プログラムを最大限に活用する

夏休みですね~。我が家はこどもたちも主人もみんな学校に通うひと(主人は大学勤め)なので、みんな学期末に修羅場を迎えたかと思うと、その後いっせいに夏休み~となります。とはいっても、こどもたちはサマースクールだのキャンプだのいろいろあって、運転手の親はかえって夏休みのほうが忙しくなりますよね。。

せっかくの夏だから、どこかに行きたい!去年は、HSBCマスター・カードをつくったらもらえたポイントがたくさんあったので、それを使って親子3人なつかしのバージニアに古い友達を訪ねました。こどもたちも兄弟のように一緒に育った一家ですので、ゆったり夏の時間を過ごしてしあわせな旅行でした。

さて、今年はどこへ行くか。AwardWalletの一覧表をながめつつ、主人のUnitedアカウントに案外マイレージがたまっているので、今年はこれでいこうと皮算用しはじめたのがちょっと前。またバージニアかニューヨークの友達のところに行きたいと試みるも、今年はどれも非常にとりにくい(マイレージがたくさん必要)。エアライン各社もやりくりが大変なのでしょうね、年々マイレージのリワードは使いにくくなっているように思います。。。

・・・ということでアメリカ国内はあきらめました。いきなり登場したアイデアが中国!7月半ばには日本に一時帰国が決まっているのですが、主人が日本から中国に行く用事があるというので、いきなりそれに便乗案です。私もこどもたちも中国には行ったことがないし、案外いいかも!Unitedはスター・アライアンスのメンバーですが、同じメンバーのチャイナ・エアーの便がUnitedのマイレージでとることができるらしく。。さっそくチェックしてみたら、25000マイルで羽田から中国・合肥(北京乗換え)+$50でとれるらしい。ふつうにこのチケットを買うと\53,000ぐらい、1ドル=80円換算で$660くらいだから、手数料の$50を差し引いても、25000マイルが$600強の価値があることになる。ふむふむ。。

 

そこで、いろんなマイレージ・アワードについて、1マイルの価値をちょっと調べてみようと思いつきました。Unitedの場合、ためたマイレージは、Unitedのチケット、スター・アライアンスのチケット、ホテル、レンタカー、ショッピング、レストラントなどに使えるけれど、どう使うかで1マイルの価値は案外変わって来ます・・・こんな感じです。計算方法は、(ふつうに買ったときの値段 ―マイレージ利用手数料)÷必要マイレージ=1マイルあたりの価値(単位はcentで表しています)。

LA-NY往復だと1マイルあたり1.96セントの価値、LA-成田だと1マイルあたり1.52セントの価値。しかしながら、これはどちらも最小マイルで飛べるプランで、少し日にちがずれたりすると必要マイルはこの倍になります。かといって、ふつうに買ったときの値段はおそらく2倍にはならないので、そうすると1マイルあたりの価値は下がるわけですね。

チャイナ・エアーの羽田-中国・合肥 往復はそういう意味では換算率がよく、1マイル2.45セントです(とくに今は円高ドル安の為替の影響もありますが、1ドル=100円換算でも1マイル2セント以上になりますから、やっぱり換算率がいいです)。しかも、Unitedでとるチケットに比べて、マイレージの使える日や便がふんだんにあって、とてもとりやすいように感じました。アメリカ国内のエアラインはどこもケチケチな感じですが、案外アメリカ以外のパートナー・エアラインのほうが効率よくマイレージが使えたりするのかもしれません(わたしはチャイナ・エアーした試していませんが)。

これに比べると、ホテル、レンタカー、ショッピングは換算率がよくないようです。どれも1マイルあたり0.50から0.70セントという換算率です。これなら、お金を出してふつうに買って、マイレージはもっといい換算率のものが必要になるまでとっておくのがいいかも(期限切れは気をつけないとね。。。)。Hamilton Beachのワッフル・メーカーはAmazonで超安ででていたので、なんと換算0.28セント/マイルです。。

Restaurant.comの$25ギフト券は、なかなか効率がよく2.00セント/マイルでした(Restaurant.comでは通常$25のギフト券を$10で売っています)。ただし、Restaurant.comのギフト券は、1回の来店で一枚しか使えない場合が多いので、そんなにたくさん変換しても(えらい頻度で外食しない限り)仕方がないでしょうね。

Unitedでは、マイルが足りない場合に、2000マイルを$75.25で、最高は100,000マイルを$3,762.50で購入することができますが、これは1マイルあたり3.7625セント換算にあたります。そう考えると、ほとんどの場合マイルを購入してリワードをもらうのは、非常に効率の悪い話ですね。1マイル3.7625セント払って、1マイルあたり0.60セントのリワード交換をするのであれば、随分と損になります。つまり、マイルを購入するというのは、たとえばもう少しで期限切れになってしまうマイレージをどうしても使いたいが、ほんの数千マイル足りない・・・などという場合でなければ、しないほうがいいということでしょうか。。

 

みなさんも、こんなマイレージの使い方がいい!というのがあったら教えてくださいね。

 

ま、とにもかくにも、我が家の夏のプラン、羽田―中国・合肥フライトは、かくして親子3人75,000マイル+$150でとれました(主人の一人分は出張扱い)。しかしながら、合肥っていったいどういうところなんでしょう。どうやらそんなに観光地でもないし、いったんホテルを出れば英語も日本語も通じないみたいだし、かといって私たちは中国語はからっきしだし、いったいどんなことになるのやら。。。すごっく予想がつかない旅です・・・

 

 

 

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