オンライン・ショッピングで失敗しない - そのお店大丈夫?

友人のご夫婦の話。10代の少女だったころ「大草原の小さな家」の大ファンだった奥さんにプレゼントしようと、シリーズ全巻DVDをオンラインでオーダーしただんなさん。5日後に届いたパッケージ。中を開けてみたら、どうやらDVDカバーが怪しいかんじ。なんとなくニセモノの雰囲気を察知しただんなさん、とりあえず中身を確認しようとDVDプレーヤーに入れてみる。数話は見られたものの、あとのエピソードはタイトルだけで中身が入っていない。。てんやわんやの末、お金は戻ってきたのかこないのか・・(どうだったけ?)。

オンライン上のお店だと、歴史もあり実績もある会社も、はじめたばかりのスタートアップも、そればかりか詐欺目的のサイトも、ともすると見分けがつかなかったりしますけど、どんなところに気をつければ苦汁をなめることを避けられるのでしょう。こんなところをチェックしてはどうかと思います・・・

知人・友人の太鼓判

なんといっても、知っている人が何度も使って満足しているというのが、まず第一の指標でしょう。プロダクトやサービスの質や、カスタマー・サービスなど、大いに満足している人は、情熱をもって語ります。そんな人の太鼓判は大きな安心。

ただ、趣向や求めるものが同じだということは確認したほうがいいかもしれませんね。20代の人が満足している製品は、50代の人のニーズには合わないかもしれません。「なるべく安く泊まりたい」人が満足したホテルは、「ちょっとくらいお金を使っても快適なところに泊まりたい」人のニーズにはあわないかもしれません。

サーチしても苦情がみあたらない

まあ、なんと後ろ向きのやりかた・・なんて言われそうですけども、まずは会社名と“complaint”、“scam”、“unhappy”、“rip-off”などのキーワードでgoogleサーチしてしまうのは手っ取り早いやり方です。ひどい経験をした顧客は、かなり詳しくレポートを残していたりします。あまりに苦情レポートの数が多ければ、もうその時点で「アウト」にします。苦情がパラパラくらいだったら、内容を読んでみて決めます。自分が悪いのに、会社に怒っているような人もいますからね。

Better Business Bureauのレイティング

これは上の反対で、ちょっと前向きなチェック法。会社名と“bbb(Better Business Bureauの略)”のキーワードでgoogleサーチすると、Better Business Bureauにレコードがある会社なら、検索結果の一番上にリンクがでてきます。会社名が他にもよくある名前だったり、Bureauのレコードが他の名前(親会社)などで登録されていたりすると、すぐに見つからないこともあります。この場合は、直接bbb.orgに行って、住所、電話番号、URLなどで詳しくサーチします。

Accredited Business(Better Business Bureauの一定条件を満たしたビジネス)かどうか、レイティング(AからFまで)はどうかを見ます。できる限りAの会社を選びたいところ。特殊な商品やサービスで、他にめぼしい競合会社がなかったりしたら、BでもOK。C以下はなるべく避けたい気がします。

あともうひとつ。。。会社のWebページに、“BBB Accredited Business”というロゴが誇らしく貼られているのを良く見ますが、これは実際クリックすることが大切。クリックしてみると、ホントはクリックできない!何てことも案外あるんですよ。つまりニセモノってこと。クリックしてみて、本物のBetter Business Bureauのその会社のレコード・サイトに行けること、そこでのレイティングがきちんと確認できることが大切です。

カスタマー・レビュー

個人的にはYelpをよく使います。有料なものだとAngie’s Listなんていうのもあるんですね(使ったことありません)。トラベル系なら、TripAdvisorもあります。もちろんこれらのサイトでレビューがよければ、大きなプラス要素ですが、ただ、これらのレビュー・サイトの結果は、100%中立的なものではない可能性があることは知っておきましょう。

ついこの前、多くのホテルがトラベル・レビューを書く人を雇っているというニュースを見ました。魅力的な写真を撮り、すばらしいレビューをあちこちのサイトにポストしてお金をもらうのです。旅行関係以外にも、良いレビューを書いてもらい宣伝するというのは商品のプロモーションの一部として根付いているやり方です。となると、プロがお金をもらって書いているレビューか、本当の顧客が自分の体験を書いているレビューかを見極める必要があるということ。難しいですが、ひとつひとつ読んでみるしかありません。

また、全体的なレイティングがいまひとつでも、悪いレイティングが1年以上前のもので、最近はほとんどが良いレイティングばかりなのなら、企業努力が見られるということでかえって好ましいことかもしれません。

コンタクト先とポリシーとFAQ

「やる気」のある会社かどうかは、コンタクト先やポリシーやFAQなどがどのくらい整備されているかでわかりますね。まずは、コンタクト先に会社の名前や住所、電話番号やe-mailなどがきちんと掲載されていること。ポリシーには、Shipping &Handlingや返品の仕方、消費税のことなど、詳しく明記してあるかを見ます。FAQがあったりするのは、カスタマー・サービス上の問題に前向きに取り組んでいる姿勢をあらわしている気がします。Chatなんかがあったりすると、さらに心強いですね。

きっと、これ以外にも注意した点はあると思います。みなさんはどんなところにお気をつけになっているのかな。。コメントお願いします。

それでは、Happy Shoppingを!

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10 comments

  1. 私は基本、オンラインショッピングほとんどしません。でもする時はアマゾンをまず開きます。あとはデパートとか有名なところだけですね。
    こだわって買うものに関しては、実物見てから、手にとってからじゃないと買わないです。
    夫はebay達人級なので、ガンガン売買します。それを手伝うのはやります。

    1. そうですか。。わたしは案外オンラインショッピングします。というか、あちこちのお店に足を運ぶのが面倒なスボラ派です。。ebayもかなりいろいろなノウハウがあるのでしょうねえ。

  2. 私は今年のクリスマス、ほとんどのショッピングをオンラインで済ませました。安全を確認したり、いろんなサイトで値段比較やクーポンコード探しをするのは初めは面倒でしたが、今は楽しくやっています。商品のレビューはいつもアマゾンで見ています。一番見易くまとまっている気がします。

    1. Decemberさん、・・とするとクリスマス・ショッピングはもう終わったのですね。えらい!わたしなんてまだ20%くらいです。アマゾンはみなさん活用されているようですねえ。

  3. 私は,EBAYで売るほうで、中古品を主に売っています。ほとんどのバイヤーは良心的ですが、
    たまにはひどいバイヤーもいますね。 説明をしておいても、自分の思い込みと勘違いでクレームを
    出す人がたまにいます。 使ってから、必要なくなたので、クレームをつけて、返金して欲しいのでは
    と疑うようなクレームがです。
    この間などは購入後45日経ってから、ネックレスが短くて首に回らないから、返品したいので
    リファンドして欲しいといってきました。 ネックレスの長さは明記してあるし、それに品物が着いたら試着してみるでしょう。45日経ってからというのはクセモノですね。
    バイヤーにも悪質なバイヤーがいるということです。 アメリカでは消費者が守られているので
    返品が比較的簡単なこともありますね。 実際WEDDINGドレスを買って、記念写真を撮った後
    ドレスを返品したという人を知っています。

    1. Hatsumihomeさん、そうですね、売る側だとまた違った注意が必要ですね。おっしゃるとおり、アメリカでは返品はあたりまえになっているので、悪質なバイヤーも多いと思います。パーティードレスをタグがついたまま着て、パーティーが終わったら返すとか・・・売るほうも買うほうも、やっぱり良識って必要ですよね。何をもって良識とするかが、案外コンセンサスがなくて困ったりもしますけど。。

  4. ってなことを言っていた私ですが、なんと今日、家電をオンラインで買いました!

    普段はだいたいクーポン、プロモ使いまくると、調べた挙句に結局Searsが勝つんですけれど、それに勝つ店を見つけました。これです。

    http://www.ajmadison.com/

    もともと価格がいい上に、サイト内にリベート情報満載なのと、この店のみのバンドルディスカウント、州外は税金かからない、また期間限定送料無料キャンペーンがあり、今回はここが勝利しました。

    Amazon, Home Depot, Lowes, Best Buy, メーカーのアウトレット、などなど比較しましたけど。

    これからデリバリーなんかがどうなるか楽しみです。

    1. おう!Cheeさん。ここいいですね~。NY外ではSales Taxもなし。。覚えておこっと。。デリバリーがスムーズに行きますように。bbbもA+だし、サイトもしっかりしているし。。Amazonは最近CAではtaxがかかるので、Amazon以外にもカードを持っておかないとね。。

      1. 無事届きました。
        時間通りで、ちゃんと来ましたよ!
        ホームデポとかだと、家の前とかドライブウェイに置いていくだけなのに、ここの人はちゃんと家の中や地下室まで入れてくれました。
        トラックを見ると、Bassett Furnitureって書いてあったので、家具も一緒に運んでいる人たちなのかもしれないです。

        1. よかったですね、Cheeさん。いえい!Bassett Furnitureって、うちの近くにもお店があるな~。提携してるのか、同じ経営なのか、何でしょうね。地下室まで入れてくれるというその親切が、word of mouthとrepeatを生むのでしょう。。。

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