クレジットヒストリーとクレジットスコア - アメリカの生活での役割

「クレジット」って結局、お金を「借り」て買うことですから、日本人本来の「貯蓄優先・お金は貯めてから使う」という哲学には相反するもののように思いますね。「クレジット・カード負債」、「クレジット破産」などネガティブな意味合いで使われることも多いことばです。

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アンブレラ保険は必要ないですか?

アンブレラ保険という名前をお聞きになったことがあるでしょうか?車に乗るなら自動車保険を買わねば乗れません。家を買ってモーゲージ・ローンを組むなら、ホーム・オーナーズ保険に入らないとお金を貸してもらえないでしょう。しかし、アンブレラ保険はふつうに生活している分には、「買わねばならない」という状況にはならないので、「盲点」となりえる保険です。アンブレラ保険のことをそもそも知らない、あるいは知っていても入っていない人が案外多いものです。このアンブレラ保険、どんな場合に必要なのか、一緒に考えて見ましょう。 アンブレラ保険ってなに? アンブレラ保険とは、その名のとおり傘のように他の保険のうえに存在する保 …

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自動車保険のリファンドとこれから

4月はじめにAllstate と American Familyの2社が、コロナウイルスの影響によるStay-at-Homeの実施により保険金払い出しの軽減があったため、その分を保険契約者に払い戻すとは発表しました。 自動車保険会社はさまざまなデータを使って、事故の発生確率や補償額の大きさなどを統計的に割り出し、契約者の払う保険料の額を計算します。利用するデータのうちのひとつ、Miles Driven(走行距離)は直接事故の発生確率に影響しますが、Stay-at-HomeによりこのMiles Drivenは大きく減少しました。モバイルデータ分析を専門とするArity社は、3月半ばから4月22日 …

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小さな事故・・・でも、保険を使ったほうがいいかも?

今年のバレンタインデーに息子の高校の駐車場で事故を起こしました。後方不注意で完全に私のミスです。車をぶつけてしまった相手のおじさんに謝り、保険会社の情報を渡しました。保険会社に問い合わせたところ、$1,000以内の損失ならば保険料はあがらないとのことでした。おそらく、そんなに複雑な傷でもなかったし$1,000以内でなおるでしょ・・・とそのまま保険会社を使うことで進めました。

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ティーンと運転免許と自動車保険・・・

息子が運転免許のことを口にするようになりました。オソロシイ、オソロシイ。Centers for Disease Control(CDC)によると、16歳から19歳のドライバーが衝突事故に巻き込まれる確率は他の年齢層に比べて4倍も高いのだそうです。全米を運転するドライバーのうちティーンは14%であるのにもかかわらず、全米で起こる車関連の事故(けが人のある)のうちティーンが関係するのは30%なんだそうです。毎年3,000人ものティーンエイジャーが交通事故で命を落とし、交通事故がティーンの死因のナンバーワンです。余談ですけど、CDCって伝染病とか疫病とかをコントロールするところかと思っていたらティーン・ドライバーも対象に入っているのですね。ティーンって疫病??

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保険の購入 - いい方法とよくない方法

今日は保険購入のDos & Don’ts (いい方法といけない方法)をまとめてみました。本当に必要な保険だけ、無駄なく穴なく、なるべく安く入るためのツボです。保険って決して楽しいものではないし、あんまり考えたくもないものですが、たまには保険とシンケンに向き合うことが必要ということです。

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車の小さな事故、保険を使うか使うまいか・・・

車、ぶつけちゃいました。まったく、自分でいやになります。後方不注意!私の鬼門!息子に届け物をせねばならず、ハイスクールの駐車場に停まっていました。息子が校舎から出てきたので届け物を渡し、残っている仕事をせねばとロットからバックしたら、がちゃん!後ろは見たつもりでした、右後方に待っている車がいて、それが私のロットに入りたくて、私が出るのを待っているように見えたので、「あら、早く出てあげないと・・」などと思い、勢いよく(?)下がってしまいまして。私を待っているように見えた車は、私のすぐ後ろにいた車が動くのを待っていただけだったのでした。

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車のリースと購入どっちがお得?

車は買うかリースするか、あなたはどちら派でしょうか。車を買うとなると頭金の用意やローン探しなどが思い浮かびますが、リースなら月々数百ドル程度で案外いい車に乗れそうだし、なんだか手軽そう・・・リースもいいかもしれませんね。購入とリース、そもそもどう違うのでしょう。いったいどちらがお得でしょうか。

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車のエクステンデッド・ワランティ 買う、買わない?

もうすぐ、買って5年になるうちの車。「もうすぐあなたの車のワランティが切れます。ワランティが切れる前に必ずxxx-xxxxへご連絡ください」という手紙がある日届きまして・・・なんだかとても重要なことなので電話しないと大変なことになりそうな文面。エクステンデッド・ワランティという言葉はひとことも出てきませんが、でもこの手紙はエクステンデッド・ワランティ会社のDMです。「ワランティが切れると修理に多額のお金がかかる」という恐怖心と、「ワランティが切れるまでに契約せねばならない

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自動車保険 - シングル・リミットって何?

自動車保険のライアビリティ(賠償責任)のカバレッジは、100/300/50のように3つの数字で表されることが常でしたが、最近では数字がひとつだけ、たとえば「300」のように表記してあるタイプのものが出てきました。ライアビリティのカバレッジを考えるとき、このふたつの違いは何なのか、どう比べたらいいのか、どちらを選んだほうがいいのかなどを考えてみたいと思います。いざ事故のときにあわてなくていいように、自動車保険のなかでももっとも重要な要素であるライアビリティ・カバレッジを

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車のローンとリースでは、ギャップ保険もお忘れなく!

中国人のお友達から、「2012年のGMCのYukonという車を買ったんだけど、急遽中国に帰国することになり、車を売りたいのだけど・・・」という電話をもらいました。3ヶ月前に$46,000で買ったばかりなのに、購入したディーラーに持っていったら、「$37,000で買い取ります」と言われたそうす。彼女の場合は、誰かもう少し高く買ってくれる人を捜せそうですが、これが事故でいきなり廃車、あるいは盗難ということだったらどうでしょう。え?保険がおりるって?そうです、自動車保険でコリジョン・コン

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アメリカの自動車保険、誰から買うかも案外大切

もう2年前のことになりますが、4台の玉突き事故に遭いました。私は前から二台目。私のすぐ前の車(一台目)が急に道の真ん中で止まったので、私も急ブレーキを踏み、ぎりぎりのところでなんとか止まることができ、「あ~、よかったぁ。ぶつからなくて~」と思った瞬間、後ろからドン!その後もうひとつ、ドン!三台目、四台目が続けざまにぶつかってきたのでした。その勢いで、私も一台目にコツンとぶつかり四台玉突きとなったのです。四台目はすぐに非を認め、ポリスリポートに

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アメリカの自動車保険で節約する – 25のディスカウント(2)

このシリーズ2回目です。1回目では最初の12こをご紹介しましたので、今回は残りの13こをご紹介します。1回目の繰り返しになりますが、ここでご紹介するディスカウントはどの州のどの保険にもあてはまるというわけではありませんし、また存在するディスカウントのすべてでもありませんので、ご了承ください。どんなディスカウントがあるのか把握することで、

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アメリカの自動車保険で節約する – 25のディスカウント(1)

自動車保険は運転する人なら必ず持たねばならないもの。毎月、毎年、発生する保険料。いったん契約したら何年もそのまま放りっぱなしというのではなくて、自分の保険がニーズにあったものか、無駄な保険料は払っていないかを定期的にチェックすることが肝心です。カバレッジを犠牲にすることなく、保険料をなるべく安く抑えるコツは、たくさん見積もりをとって比較すること、そして各保険会社が提供するディスカウントを最大限に使うことです。ディスカウントの中には、

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アメリカの自動車保険をどう選ぶ – 信頼できて安い保険を見つける(2)

自動車保険を賢く買うためには、少なくとも数社以上から見積もりをとって比較すること、これに尽きます。面倒なことですが、でもこれをするかで年間コストが数百ドル単位で違ってくることもありますから、数年に一度のこと、腰すえて取り掛かりたいですね。「自動車保険をどう選ぶ ― 信頼できて安い保険を見つける(1)」では、前準備編として、1.まず自分が必要とするカバレッジを見定めること、そして、2.ドライビング履歴を整理しておくこと(必要に応じ、ドライビング・レコードを

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アメリカの自動車保険をどう選ぶ – 信頼できて安い保険を見つける(1)

「自動車保険、○○会社にスイッチして保険料を$400セーブしよう~」とはよくあるうたい文句。自動車保険に初めて入る人も、もう入っている人も、何年かに一度は訪れる自動車保険の見定め。自動車保険なんてどこでも一緒と思っていませんか?もしもの時に本当に頼りになる会社なのか、必要以上に保険料が高すぎないかなど、自分の条件や状況に合わせてよく吟味することがたいせつですね。アメリカでは「自動車保険は見積もりをいくつも集めて比較検討すること」とよく言われますが、

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アメリカの自動車保険 - いくらあれば十分か?(2)

なくてはならない自動車保険、無駄に払いたくない保険料。。。自動車保険はいくら買えば十分か、この問題はご家庭ごとに異なっていきます。守るべき資産がどのくらいあるか、医療保険などの他の保険を持っているかなどによって答えは違ってくるからです。このテーマは2回に分けてお届けしていますが、前回はライアビリティー(賠償責任)と人身傷害補償にいてご紹介しました。今回はUI/UIM(無保険・不十分保険ドライバー対応補償)とコリジョン(衝突車両損害補償)、コンプリヘンシブ(包括車両損害補償

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アメリカの自動車保険 - いくらあれは十分か?(1)

自動車保険、なくてはならないものですが、でも必要以上には買いたくないもの。では、いくらなら適切かというのは、簡単には決められないことですね。事故をしたとき、必要なカバレッジがなければ、自分の財産から補償金を払うことになりかねますから、リタイヤメントや学費など家計のプラニングに大きな影響を与えかねません。かといって、必要以上のカバレッジに入っていれば、保険料を払いすぎていることになり、本来ならば他の目的のために貯められるお金が無駄になっているということです。

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