クリスマス・ギフトのご予算は?

みなさん、クリスマス・ショッピングはもうお済みでしょうか?うちは70%済みました。そもそも、日本人家庭なので、親戚一人ひとりにギフトを買うということありませし、ティーンの息子などはキャッシュがいいというタイプ、娘は案外喜ばせるのが簡単なタイプ、お友達にはクリスマスの飾り物やギフト・バスケット、習い事の先生などはギフト・カードという具合です。主人も私もあんまりモノはいらない・・・というタイプで、ギフトにはこだわりません。今年は主人のビジネス・バッグがぼろぼろだったので、新しいのを買ってあげます(ナイショだけど、お金のことにキョウミのない主人は私のブログなど読んでいないのでダイジョーブのはず)。それはおいといて・・・アメリカ人ってふつうどのくらいクリスマス・ギフトにお金を使うのかってちょっと興味があります。あと、習い事の先生にはどのくらいのギフト・カードをあげるのが適切かとか、郵便配達のおじさんにはいくらあげればいいかとか。。。ちょっと調べてみました。

 

一家庭$700ちょっと・・・

一家庭あたりのギフト代は、2007年の平均$866をピークに、2008年は$616とどっと下がり、その後だんだんと上昇傾向で、昨年は$770まで上がりました。今年は10月時点では$786という予測だったのが、12月に入って$704に修正されました(Gallup調べ)。

同調査では、$1,000以上と答えたのが26%、$500以上$1,000未満が21%でした。31%が$250未満と答え、そのうち全くギフトにはお金をかけないという家庭が8%でした。

世帯収入別でいくと、世帯収入が$75,000以上の家庭では平均$1,035がギフトにあてられ、$30,000以上$75,000未満の家庭ではほぼ全国平均に近い$711、$30,000未満では$467という結果でした。

ディスカバー・カードも同じような調査をしていて、こちらではギフトに加え、ホリデー用の食べ物、服、外食などを合わせて一家庭平均$1,000強という結果。NRFは、同様な対象に一家庭平均$738という結果でした。

 

こどものギフトは?

サンタさんが来る家庭もあれば、来ない家庭もありますけども、みんなこどもに対してはどのくらいのギフトをあげているのでしょう。

これに関しては最近の調査が見当たらないので、ちょっと古い数字になりますが、2012年のデータだと、こどもを含め家族内のギフトが$400以上、友人に対して$75、職場の知人は$25という結果です。2011年のデータでは、こども一人あたり$271という数字もあります。10人にひとりの親は、こども一人あたり$500費やすというデータもありますが、これは全国の平均的な像ではないか、あるいはこどもが少ない場合に偏ったデータではないでしょうかね。ちょっと多すぎません?

今年のホットなギフトはPlayStation4($400)とXBoxOne($500)だそうですが、でも多くの家庭では、これらの高額ギフトは家庭のこどもみんなにあげる(大人も使うのかもね)というような買い方をするそうです。加えて、こども用ギフトとして多いのは携帯電話やタブレットなどのモバイル製品だそうです。

 

大人のギフトは?

一方大人向きのギフトでもっともよろこばれるのはギフトカードだそうです。ま、あげるほうも気軽だし、もらうほうは何でも買えるから便利と言えば便利だけど、ちょっと味気ない気もします。昔はインターネットなんてなかったから、誰かが自分のために一生懸命足をつかって選んでくれたものなら、少々気に入らなくてもよろこんでもらうというような向きがあったと思いますけどもね。いまや居ながらにして簡単にネットでサーチができますから、もうらうほうも「これが欲しい」という具体的なイメージがあり、ギフトをあげる側にしてはなかなか難しいものがあります。ずいぶんと簡単な返品や返品を予期してギフトにつけるリターン・レシート、返品をなくしギフトの選択を簡単にするウィッシュ・リスト、そのうえばかにならない郵送料金とくれば、ギフトカードが一番効率的といえば効率的。でも、そこには本当にその人のことを考えて心をこめて選ぶという気持ちや、いただいたものをよろこぶという姿勢が失われているような気もしますね。ちょっとさびしい・・・

といっても、私もその人の趣味などをよく知らない場合には、ギフトカードをよく使います。主に、習い事の先生やちょっとお世話になった人などに。あとは、郵便配達の人やごみ回収の人たちなどにも$10をカードが現金で差し上げていました。

このような家周りのサービス提供者の人たちへのギフトは、$10~$30の範囲で平均で$20という数字が多いそうです。ハウスクリーナー、ガーデナー、プール清掃者などが含まれます。

また、パーソナル・ケア系のサービス提供者、たとえば美容師やネイルテクニシャン、パーソナル・トレーナー、マッサージ師などへは一回分の料金相当が妥当だそうで。チューターや習い事の先生などもこのルールに沿うのが妥当のようです。

学校の先生の場合は、なかなか平均値というのがないらしく、$10~$100までの開きがあるようで、やはり妥当な線は$20くらいということですが、最近ではクラスギフトとしてクラスマムがまとめるというのも多いのでしょうね。

チャイルド・ケアやベビーシッターの場合は、$40という数字が多いようです。

ま、でもすべては心ですから、心をこめてできることをすればよいのだと思います。一番大切なのはカードのことばだったりしますね。

・・・ということで今回はクリスマス・ギフトの話でしたが、みなさんなぜクリスマスはギフトのシーズンだかご存知ですか?クリスマスは、私たちが受けることのできるすばらしいギフト=イエス・キリストがお生まれになった日だからです。私の通っている教会で、2013年12月15日〔日〕に楽しくておいしいクリスマスのキャンドルサービスが予定されています(今、その準備で大忙しです!)。ロサンゼルスのサウスベイ地区にお住まいの方(遠い方はごめんなさい!)は、どうぞ、お立ち寄りください。詳しくはこちら

4 comments

    1. いいんじゃないですか、心だから、値段じゃないです。これはあくまで目安ってことで。私もお金がきついときは、ギフトカードではなくて、かわいいタオルとかクッキーカッターとかにしたこともあります。あとは、朝のマーケットで生花を安く仕入れてきて、てづくりのフラワーアレンジメントにしたことも。。。案外こちらのほうが喜ばれたりもしました。

  1. 私はワシントン州在住です。小学生の息子二人と娘が一人。今週からクリスマスショッピングを始めましたが一人に約$300くらい毎年使っています。夫婦のプレゼントは欲しい時に買ってしまうのでプレゼントというプレゼントはしません。ハロウィン、感謝祭、クリスマス、のイベント続きで$5000くらい消えてしまってますねぇ。

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