ホテルのエキストラ人数料金 払う、払わない?

冬休み、今年はスキーに行くお金もないし近場のラスベガスで済まそうかと計画中。ラスベガスはホテル代が安いので有名ですが、それでも最近はホテルの部屋代に加えて、リゾート料金だのエキストラ人数料金だのいろいろ合わせるとせっかく安かったホテル代も案外高くなっちゃうじゃん・・と思う方いらっしゃるでしょう?

エアライン各社はアメリカ国内でのバゲーージ料金を課し始め、機内食も有料、イアフォンまで有料だったり、前の席との間がちょっと広いのもお金払えだの、まあ、事細かにエキストラ料金がかかるので、そのうちトイレに行くのも一回いくらなんて言われるのじゃないかと冗談が飛ぶほどです。ホテルも案外似たり寄ったりで、リゾート地のホテルはリゾート料金(いったいこれ、なんでしょうねえ?ホントのところ・・)、都市部ではばかにならないパーキング料金、ダブルベッドが二つあって4人軽く泊まれる部屋がスタンダードのアメリカなのに2人を超えればエキストラ人数料金だの、なんかせせこましい世の中になりました。

そして、今回のラスベガス・・・。うちはラスベガスではMGM Signatureがお気に入りなのですが、冬休みの格安時期で950Sq ft(すごい広い!)のOne Bedroom suiteが$96といううれしい値段を見つけました。さっそくオンラインで予約をとったものの、家族4人のところ、2人で入力されたまま予約をしてしましました(本当は意識的だったりもする?)。しかしながら下のほうには、「この料金は2人での宿泊料金で、3人目からはひとり$35のチャージあり」と書いてあるじゃあありませんか。

以前泊まったときには、いくつかのサイトで検索して、エキストラ人数料金が最低になるように予約したのを思い出しました(そう、予約サイトによって、エキストラ料金もまちまちだったりします)。今回は、どうするか。みんな、アメリカ人ってこういうのちゃんと律儀に払うのかしら・・・。ちょっといろいろ調べてみると・・・こんな意見が。


大きなホテルは規模も巨大だからどこの部屋に何人泊まっているかなど、チェックしていることなどない。人数以上泊まってもとがめられる可能性はないが、反対にちゃんと規定の料金を払って泊まればyou feel good.. 
(そりゃそうだ、でもfeel goodのために一人$35、子どもふたりで$70って高くない?)

人数が多く泊まればタオルやリネン代が多くかかるのだし、火災などあればその増えた人数分の補償が必要なのだから、きちんとエキストラを払うべきだ。  (ふむふむ、でも火災保険はいちいち泊まる人数で保険料が変わるわけじゃないし、タオルやリネンのために$10くらいなら喜んで払うけど、一人$35って高くない?)

2人分で予約して、チャックインしてからロールアウェイベッドをエキストラでお願いしたが、何人分で予約してるかなど何も詮索されなかった。  (そうでしょうねえ)

$10ほどの妥当な金額ならば払うべきだと考えるが、法外なエキストラ料金は払う気がなくなる。  (同感)

高かろうが高くなかろうが、予約の時点でホテルが公表しているのだから、それで納得すれば泊まればいいし、それがいやなら泊まるべきでない。 (きびしいね。ホテルも本当にそう思っているのかしら)

 

アメリカは法とルールの国だから、案外みんな律儀だったりしますね。日本的な「本音と建前」みたいなのがないから、「ルールはこうです」と提示されると意外と素直に従う人種なのですね。

 

さて、日本人の私はどうするか。$35は法外だと思うけど、かといってなんとなくウソをついて泊まるのも気分が悪い。だいたい、子どもに誇れることでもない。それに、部屋にタオルが2セットしかなかったとき、あと2セット頂戴と言いにくいかもしれない。せっかくのバケーションをそんなことを気にしながら過ごすのもいやだから、払わなきゃいけないものなら払いますか・・・と思いつつ、とりあえずホテルの予約係にメールしてみました(今回はホテルのホームページで直接予約をいれました)。

 

2人分で部屋に予約を入れましたが、エキストラ人数料金があることを知りました。家族4人なので、どうしましょう?他のサイトなどではエキストラ料金を入れた金額が、MGM Signatureで予約する総合料金より安くなるところもあるので、おたくがエキストラ料金を課すならば、そちらで取り直しますけども・・・。

 

そしたら、すぐに返事が返ってきました。

 

We will not charge any additional person fees; this is a charge that typically takes place during the reservation process. Again, I do regret any inconvenience this may have caused you and am more than happy to answer any other question you may have. Thank you for choosing the Signature and have a wonderful day!

 

どうも日本語に訳しにくい(と言うか本当は意味がよくわからない)ので英語のままにしましたが、とにかくエキストラ料金は請求しませんとのこと。「エキストラ料金とはふつうは予約プロセスで生じるものです」というのはどういうことなのだろう。予約のとき4人といれれば払ってください、2人といれれば払わなくていいです・・ってこと??

 

ま、とにかくラスベガスというところは、なんでも「聞いたもの勝ち」というようなところがあるそうで。よくあるバフェの無料券や部屋のアップグレードも聞きさえすれば案外簡単にもらえるということを聞きます。今回も、「エキストラ料金払わなくていい」と聞いたから無料にしてもらえたのか、そもそも真剣に徴収するつもりがないのか、なにかわかりませんけども、とにかく我が家はこのホテルからのe-mailをプリントアウトしてバケーションに出かけることにいたしましょう。

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2 comments

  1. アメリカは全般的に聞いたもの勝ち(運がよければ)なところがありますよね。これで、聞く人によってもかなり対応が違うのがまたなんともいえないところですが。
    カスタマーサービスも。
    何かを質問したとき「そんなことはできないです。、どうしようもないです。」といわれ「そうですか、」と電話を切り、すぐさまかけなおして別の人とはなすと。
    「もちろん、やりますよ!」ささ!とやってくれるなんて事もしょっちゅうですね。。涙

    1. 本当にね。マニュアル社会のようでいて全然答えが統一されていないというか。。自分の欲しい答をもらうまで電話掛け続けるというのも一策ですけど、、、でもいかんせんカスタマーサービスに電話するのって苦痛ですよねえ~。。

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