Last Updated on 2019年4月30日 by admin
カレッジ費用の高騰が叫ばれる昨今、ファイナンシャル・エイドをできるだけたくさんもらいたいというのは、誰もが望むところでしょう。ファイナンシャル・エイドのうち、とくにニード・ベースのものについては、EFC(Expected Family Contribution=家庭の負担額)を低くすることが、エイドを最大化するための最も重要な第一歩です。では、EFCを低くするのにはどうしたらいいのでしょう。EFCを決める要素とな何なのでしょうか?
EFCの計算方法にはFAFSAとCSS/Profileというふたつの方法があることは以前のブログでもご説明しました。今回はFAFSAのほうに焦点をあてて吟味してみます。さっそく、EFCを決める要素にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
要素1: カレッジに通う子どもの数 – 「ふたりも同時に大学生で大変..」.はラッキー!
EFCに最も影響を与えるのはなんといっても、その家庭の中で(同時に)カレッジに通う子どもの数です。
下の表をご覧ください。これは、親の収入(Annual Income)、世帯人数(Number in Family)、親の資産(Total Parent Assets)ごとにEFCがどのように変化するかシュミレートしたものです。左側はカレッジに通う子ども数(Number in College)が一人の場合、右側は二人の場合です。
それぞれの表の右下の赤丸を比べてみてください。他の条件がまるで同じでも、ふたり同時にカレッジに通う家庭では、ひとりだけの家庭に比べて、EFCが半分近くまで下がっているのがおわかりでしょう。ふたり同時に通うと、カレッジ費用を支払うのに使えると定義される収入や資産が2で割られるため、EFCは激減します。年収が$165,000であっても、ふたり同時に通えば、実質的には年収が約$100,000であるのと同じくらいのEFCを得られるということです。こらが、「自分の収入が多すぎると思い込みFAFSAを申請しないことは、非常に高くつく間違いかもしれない」といわれる理由のひとつです。
といっても、子どもの数や年齢は今となってはコントロールできないですね。子どもを出産する時点からこんなことを計画する人もいないでしょう。でも今からでもできることも少しはあります。
アメリカでは、高校卒業後ボランティアなどをしたり海外に出たりしてから大学に戻るひともいますが、上のお子さんがそのような(有意義な)かたちで大学入学を遅らせ、下のお子さんとの重複年数を少しでも増やせると、EFCという点だけから考えれば得策ということになります。
また、大学によっては大学院に通う子どもも「カレッジに通う子ども数(Number in College)」に含めて計算してくれるところもあるようです。ひとり大学、ひとり大学院というのは案外あるパターンではないでしょうか。大学院の子どもも計算に含めてくれるかくれないかは、それぞれの大学のポリシーによるようで、ファイナンシャル・エイド・オフィスに確認が必要です。
要素2: 収入 - 資産より収入を減らすのが効果的
「大学のために貯蓄をしているとファイナンシャル・エイドをもらうのには不利」ということばを聞いた方もいらっしゃるでしょう。資産を持っているとファイナンシャル・エイドがもらえなくなると心配する方々がいらっしゃいます。これはある程度は当たっていますが、そればかりに気をとられるのは間違っています。
上の表のオレンジの矢印をご覧ください。横方向では資産額が変化、縦方向では収入が変化しています。どちらも$25,000ごとに値が増減しています。資産の増減より、収入の増減のほうにEFCが敏感に反応するのがおわかりでしょうか。資産が$$100,000から$75,000に下がってもEFCは$1,400しか下がりませんが、年収$140,000が$115,000に下がると$8,000ちかくEFCが下がります。
これはEFCの計算において、資産のうち最高でもその5.64%しか計算に考慮されないのに対し、収入は最高でその47%が計算に考慮されるからです(考慮される%は、年収と資産の額によって変化します)。資産を低くすることも重要ですが、可能ならば収入を低くするほうが効果があるということです。
だからって年収は下げられないって?ごもっとも。実際、資産を減らす(カウントされる資産をカウントされない資産に変えるなどで)ほうが、年収を減らすより簡単ですし、ダメージも少ないですね。しかしながら、できることは少しはありますよ。
1.ボーナスや臨時収入をもらう時期をずらす
たとえば、ボーナスや臨時収入など、もしもらう時期をずらすことができるのであれば、ファイナンシャル・エイド申請のベース・イヤー(エイドをもらうアカデミック・イヤーの2年前の1/1から12/31まで。この間の財務情報がエイド審査の対象となります。大学に4年在学するのなら4年のベース・イヤーが存在することになります。)にはもらわないようにします。時期がずれただけで、その年の収入ではなくなり、結果的にEFCの計算に含まれなくなります。
2.値上がりした投資を売らず、値下がりしたものを売る
また、株などの投資を売ることにも注意が必要です。子どもが大学に入るので、そろそろ投資していたものを現金にかえようと考えるのは自然のことのように思いますが、売却によるキャピタル・ゲインは収入にカウントされます。反対に、もし値が下がった投資であれば、売ることによりキャピタル・ロスとなり、これは収入をさげる効果があります。ご自身の投資計画との兼ね合いにもよりますが、一考の余地はあります。
3.FSAやHSAを利用する
雇用主が福利厚生の一部として、FSA(Flexible Spending Arrangements)やHSA(Health Savings Accounts)を提供しているなら、必要に応じて利用するとよいでしょう。これらのアカウントへの入金分は収入から差し引かれるので、結果的にカウントされる収入を低くします。ちなみに、401(k)などのリタイヤメント・アカウントへの入金は、税控除のため税金を低くはしますが、EFCの計算のための収入からは差し引かれません。
4.税金を多く払う
税金を多く払うことで、カウントされる収入を下げる効果が得られます。ファイナンシャル・エイドのためにわざわざ税金を多く払うことはありませんが、受けられる控除を他の年に移すことで、税金の支払い額の時期をずらすことができます。たとえばメディカル費用などの控除をベース・イヤーではない年に行い、ベース・イヤーは控除をなしにすることで結果的に税金を多く払うということになりますね。また、ベース・イヤーのリタイヤメント準備は、ROTH-IRAにすると、Traditional-IRAや40(1)に入金したときのように税金が控除されませんから、結果的に税金が多くなります。もちろんこのような方法は、ファイナンシャル・エイド面だけではなくリタイヤメント準備という観点からも吟味が必要です。
5.夫婦ふたりで働く
EFCの計算では、勤労のための費用控除(Employment Expense Allowance)というのが設けられています。夫婦ふたりで働いている場合は、収入の低いほうの35%($3,600を限度とする)が控除でき、結果的にカウントされる収入が低くなります。親が一人の家庭では、その人の収入の35%($3,600を限度とする)が控除できます。ところが、夫婦ふたりの家庭でひとりしか働いていない場合は、何も控除できません。この控除を最大に活用するには、働いていなかった親が最低$10,286($3,600÷0.35)収入を得る必要があります。たとえば、一人だけ働いて$100,000得るよりは、一人$90,000、もうひとりが$10,000稼いだほうが、カウントされる収入は低くなるということです。とくに自営業の場合などは、もう一人の配偶者をパートで雇うことによって、このような収入の割り振りが可能なケースもあるでしょう。
要素3: 資産 - カウントされる資産を整理する
EFCの計算でカウントされる資産とカウントされない資産はこんなかんじです(FAFSAを念頭においています)。EFCを最小化(ファイナンシャル・エイドを最大化)するためには、カウントされる資産をできるだけ少なくすることが必要です。ただしこれは、非常時の蓄えは十分か、学費や車の購入など計画的に貯めておかねばならないものはなにかなど、全体的なファイナンシャル・プラニングと合わせて総合的に吟味される必要があります。
では、カウントされる資産をできるだけ少なくするためには、どのようなことができるのでしょうか。
1.子どもの名義にしない
カレッジ・セービングなど子どものための資金だからと子どもの名義にすると考えるのは、自然のことですね。また、税金対策上、投資商品などを子どもの名義にするという場合もあるでしょう。しかしながら、EFCの計算では、親の資産は最高でも5.64%しか計算に含まれないのに対し、子ども名義の資産はその20%が計算に含まれます。同じ$10,000の蓄えでも、親名義だと最高で$564しかカウントされないのに対し、子ども名義だと$2,000もカウントされてしまいます。子ども名義のものは、さっさと使う(必要なものに!)、あるいは名義を書き換えることが得策です。
2.リタイヤメント・アカウントを活用する
余剰流動資産があるのであれば、401(k)などのリタイヤメント・アカウントへの入金額を増やすとよいでしょう。「学費は借りられるがリタイヤメント資金は借りられない」とは多くの専門家の指摘するところ。学費を心配しながらも自分たちのリタイヤメントのことはきちんと考えておく必要があります。リタイヤメント・アカウントはFAFSAでは一切カウントされませんから、安心して蓄えることができます。
3.家のモーゲージを繰り上げ返済する
FAFSAでは家のエクイティー(市場価格からモーゲージ額を差し引いたもの)はカウントされませんから、余剰流動資金があるのならモーゲージを繰り上げ返済することも一策です。これによってカウントされる資産を少なくすることができます。ただし、私立大学ではエクイティーがカウントされることがほとんどですから、私立大学も受験する場合は吟味が必要です。
4.他の負債を返済する
クレジットカード負債や車のローンなど負の資産がいくらあっても、EFCの計算で正の資産を減らす(相殺される)ことはありません。つまり、余剰資産があるのなら、負債の返済に回すことによって、EFCの計算にカウントされる資産を減らすほうが(EFCの点だけからすれば)得策であるということです。たとえば、$20,000のミューチュアル・ファンド(投資信託)を解約して、負債の返済に回すと、$1,128($20,000×0.0564)分だけEFCを減らすことができます。しかし、投資を売ることは、先の収入のセクションにも書きましたとおり、キャピタル・ゲインを引き起こし結果的に収入を増加させる可能性もあります。その場合は、このような返済をベース・イヤーにするのではなく、それ以前(ハイスクールのソフモアまでの間)に終えておくことが必要です。これが、ファイナンシャル・エイドのプラニングは十分早めに始める必要があるといわれる理由のひとつです。
5.ゆくゆく買わねばならないものを繰り上げ購入する
たとえば家の屋根をそろそろ新しくせねばならない、車を買い替えねばならない、車の修理をせねばならない、コンピュータを買わねばならないなど、ゆくゆく必ず必要になる経費があるのなら、FAFSAを申請する以前に思い切ってやってしまうというのも一策です。ゆくゆく使わねばならないお金なら、FAFSA申請の前に使ってしまったほうが、ファイナンシャル・エイドを増やすのに貢献するということです。
ここで挙げた対策は、ひとつだけ取り上げて実行すべきではありません。それぞれ関連しあっていますので、よかれと思ってしたことが他の部分で思わぬ結果を引き起こしかねません。また、タイミングをはかることも非常に重要です。ベース・イヤーがいつなのかしっかり理解し、EFCの計算に反映される形で対策を実行せねばなりません。加えて、ファイナンシャル・エイドが最大化されても、他の部分の長期的・包括的なファイナンシャル・プラニングが妥協されてしまっては、元も子もありません。実行にあたっては、パーソナル・ファイナンスの全体を包括的にとらえ計画をすることが必要です。ご自分だけではちょっと不安と思われるのなら、専門家に相談されることをお勧めしま
こんにちは。
以前一度コメントさせていただきました。
いつも素晴らしい記事ありがとうございます。
こういうことをこの場でお聞きしていいのか、
もしよろしければ質問させていただきたいのですが、
ファイナンシャルエイドの審査にあたり、
子供名義のUTMAを持っていることはよくないことを知り、
大変ショックを受けています。。。
我が家は中流の底辺ぐらいの年収ですが、
子供のためと思い少ない給料からせっせとためていたものが
EFC最小化にはマイナスであるとは
真面目に生きていくと損なこともあるものだ、と痛感しています。
これとは別に529もためているのですが、
529は親のAssetとカウントされる、という理解で間違いないのでしょうか。
UTMAは使ってしまう、という道以外に他に可能な対策はあるのでしょうか。
たとえば親の名義に変えることなどは可能なのでしょうか。
EFC Calculatorを試してみると、
確かにEFCの金額がUTMAを入れて計算するのと入れないで計算するのでは
かなりの大差です。。。
この9月から9年生ですのでまだ4年後の話ではありますが、
少しずつ行動しておこうと思っています。
しかしアメリカの大学費用高騰は異常ですね。。。
よろしくお願い申し上げます。
本当ですね、正直にまじめにやっていると損をすることがある世界であることは、とても残念なことです。おっしゃるとおり、EFCでは529は親のAssetとしてカウントされ、UTMAは子のAssetとしてカウントされます。UTMAを親の名義に変えるということは、子が親に資産をギフトする(実際には親が子のために貯めたお金なのですが)ということになり、法的、税金上の問題もからみますので、専門の弁護士に相談する必要があります。ご指摘のように、UTMAを使ってしまうというのはひとつの方策であり、これはやり方によってはいい方法かもしれません。浪費ではなく、どうせ発生する子どものための費用、たとえばサマーキャンプ、塾、クラブ活動、学校関係の費用、パソコンや携帯電話などのために使うというのは合法なUTMAの使い方です。それ以外に、普段の費用、たとえば衣類や食費などはどうかというと、少しトリッキーなようですが、あくまで子どものために使うのであれば、許された使いかただという考え方があります。このような費用のためにUTMAのお金を使って行くと同時に、浮いた生活費を529などに貯めるというやりかたで、実質的に「UTMAのお金おを529に移す」という効果が得られます。ただ、これがファイナンシャルエイドを多くもらうための「不正」として判断されると、あとで問題になりますから、使い方に関してはやはり弁護士に確認のうえ行うのがよいと思います。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
なるほど。。。お話から考慮すると
私にはUTMAに手をつけることは難しいような気がします。
もともとUTMAは大学資金用のつもりではなかったので、
529でもっとためるしかないようですね。。
子供の将来(大学卒業後)何かあった際のことを考え貯金したものの
結局大学資金にとられてしまうという、
子供の人生は負から始めなければいけないという
大学学費ビジネスがなりたっているように感じます。
下の子用にはUTMAはあけないように、という
いい教訓になりました。
一番新しい投稿にも書いてらっしゃいますが、
実際今の時代、大卒が本当にいいのかどうなのか、
迷うもののやはり大学にはいかないと、と
頭がとらわれているあたり、
本当の自由は得られないような気分です。
ありがとうございました。
真摯な意図でまじめに生活しているのに、大企業(大学含む)や政府のやりかたしだいで、個人の生活が左右されてしまうというのは残念なことですが、でも親がつくってくれたUTMAには愛がこもっていますから、お子さんにはそれが通じるはず。。どうぞ、選んだ道を自信をもって進んでください。
時折参考にさせて頂いています。どの記事も大変役にたちます。
さて、EFCを低くする方法ですが、CSS/Profileでのポイントはなにかありますか。子供が多分私立大にいく可能性の方が高いです。モーゲージを多く払うもリタイアメントアカウントを多く払うもだめですよね。銀行にいれないでキャッシュを持ってタンス貯金にするぐらいしか思い浮かばないのですが。
FAFSAのEFCの公式はどこの大学でも標準化されており同じですが、CSS/Profileの情報を各私立大学がどのように使いニードを図るかは、それぞれの大学で独自の方法をもっているようで一概に言えません。なお、収入が高すぎると、資産を少しくらい減らしても歯が立ちません。資産より収入のほうがものをいいます。モーゲージを多く払うは、収入は減らしませんが、FAFSAの場合は現金資産を晴らすのに役立ちます。CSSの場合はエクイティがカウントされるので、現金資産が減った分エクイティが上がり、差し引き何の効果もありません。401やIRAリタイヤメント口座に入れるは、同じく収入は減らしませんが、やはり現金資産を減らします。リタイヤメント資産は、FAFSAと多くの場合CSSでも(ただしあくまで大学しだい)カウントされません。ニードベースがだめなら、メリットベースを狙うのはいかがですか?
早速のお返事をありがとうございます。メリットベースはまさにケースバイケースですから一般論は通用しないですよね。
収入を減らすのは、サラリーマンですので難しいです。あと、高収入とは、いくらぐらいのことを言っていますか。私の感覚だと、子供一人で親の年収30万ドルぐらいでは?もちろん学校次第ですが、一般的に、ということで。リタイアメント口座は、CSSの多くの場合カウントされないということなのでそこだけちょっと安心しましたが、できることは限られていますね。は~って感じです。
もちろん細かい数字によりますが、どんぶり目安で、年収$150,000で、EFCが$30,000~$35,000で州立大の授業料のハイ・エンドを超えるくらい、$200,000で$45,000~$50,000で私立大の授業料超えるぐらいというところでしょうか。
ありがとうございます。
初めてコメントさせていただきます。我が家は11年生と9年生の2人です。
家を買うための頭金の貯金があり、少しでも多くファイナンシャルエイドをいただけるには早く家を買ったほうがいいということですね?11年生の長男が4年生に進むなら今年中にということですね。もしコミュニュティーカレッジに行けば時間稼ぎができるということでしょうか?よろしくお願いいたします。
FAFSAベースのファイナンシャルエイド(主に州立大学)なら、おっしゃるとおり貯金を頭にして家を買ったほうがEFCが小さくなります。ただ、年収や年齢によって、$40,000~$50,000の資産は控除(というかカウントされない)ので、その部分まで使って家を買う必要はありません。FAFSAは、2016年の学費に対してapplyするのであれば、2015年のタックス情報が必要になります。ただ、資産(銀行口座など)はFAFSAをアプライする日時点の額を記入するので、アプライの日に家を買っていれば頭金の銀行残高はカウントされないことになります。コミュニティーカレッジでも同様にFAFSAによるエイドが出る可能性があるので、同様にアプライされることをお勧めします。
こんにちは! いつもこちらのサイトで勉強させていただいています。
EFCのことで質問させてください。
今年から2人目の子供が大学に入るため、とりあえず下の子のFAFSAの申請を済ませました(今秋から下の子が大学1年に、上の子は3年生になります)。
まだ確定申告をしていないので、「あとでTAXをFileする」を選択し、財政状況は、そっくり昨年の数字を仮に入れ、つい先ほど、提出したところです。
ところが、今回のEFCが、去年より2万ドルも上がっているんです。去年は1人だけが大学生でEFCが$30000。今年は2人が大学に通うにも関わらず、$50000です。
去年とそっくり同じ数値を入力して、いったいこれは何なのでしょう? 2人目の大学入学で、EFCは下がると思ったのですが…。
これから見直しをしますが、もしも何か思い当たる節があれば、どうぞ教えてくださいませ。今、戦々恐々としています。
それは、ちょっと解せませんね。去年と同じ数字を入れて、大学生が2人ならば、EFCはぐっと下がるはずです。EFCの計算法が何か変わったというようなことは聞いていませんが。どこか数字の桁をひとつ間違えて入力したなど、簡単なミスはないでしょうか???
有難うございます!
今、プロセスされたFAFSAを見直してみました。
するとご指摘の通り、単純ミスを見つけました…。IRAへの入金が、一桁多くなっていました…。10万ドルと! ああバカみたい。
ずいぶん深読みをしていましたので、これで安心しました。
さっそくのお返事、有難うございました。
ほほほ、よかったですね!
初めまして。渡米して8年、現在シニアの娘が一人おります。
FAFSAの事を色々調べていたらこのホームページにたどり着きました。
グリーンカードも取れて無事にアメリカの大学へ進学できる予定なのですが、何ぶん色んな事が初めて
戸惑っております。お伺いしたい事は、先日FAFSAのアプリケーションを終了しましたが、Tax returnは
will fileを選択してサブミットをしました。(Taxの金額の欄は去年のを参考に入力致しました)
2月に入ってからTax returnをおこなう予定なのですがその際に、もう一度修正をする事は可能なのでしょうか? 先ほどFAFSAのホームページをログインしたのですがCurrent Application Status: Processed Successfullyという画面が出て来るだけなので心配になってお伺い致しました。
サブミットしてからの修正は不可能という事でしょうか?
ちなみにはSubmitted: 01/23/2016、Processed: 01/25/2016
もし修正不可能な場合どうしたらよいのでしょうか???
こんな質問をして申し訳ございませんが教えて頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
修正は可能です。。といいますか、新しいTax Returnをして、その情報を再入力しなければならないことになっています。こちらのページが役に立つかと思います。
質問にご回答いただけると助かります。長男が12年生で進学先がほぼ決まったところです。来年、進学を控えた11年生の長女がおります。3年間重複期間があるので、来年は、一人当たりのEFCが下がると思うのですが、来年度のFAFSAを(今回から10月ですね。)のファイリングをすれば、すでに大学在学中の息子の部分も2年目からのパッケージに見直しがはいるものなのでしょうか?あるいは、Reconsiderationをお願いする必要がありますか?
ほぼ進学を決めた学校は他州の州立大学で、多少のMerit Aidとお決まりのStafford Loanがオファーされただけで、実際の費用とEFCとのギャップはかなりあります。(Plus Loanでカバーされたように見えるだけで。)来年度、長男冠しては、EFCが下がっても、Plus Loanが増えるだけの可能性は大きいのでしょうか?あるいは、Need-Basedのもらえる条件をみたせば、Need BaseのGrantが考慮されるものなのでしょうか?
FAFSAは毎年申請するので、おふたり分の申請をすることになります。確かTransfer infoの機能があって、おひとりの情報をもうおひとりにTransferすることができると思います。具体的にエイドオファーがどうなるかは、個別ケースなので私にはまったく判断がききませんので、コメントは控えさせていただきますね。
大変素晴らしいサイトを運営して下さり、ありがとうございます。
先日、高校でのカレッジコンサルタントの話を不慣れな英語で聞き、あまりよく理解できなかったことを質問させていただきます。
FAFSA申請フォームの両親について記入する際、、、
離婚又は別居の場合、申請者と同居している片親についてだけ記入すれば良いと聞き取りましたが合っていますか?
具体的には、父・母・姉・申請者の4人家族。それぞれ日米で離れて暮らしており、主な財源は米国人父の日本での収入です。
在米日本人母もパートで生計を支えています。資産はローン返済中の夫婦名義の持ち家1軒、そこに申請者(11th)と母が住んでいます。(娘は日本で大学2年生)
また、Tax Returnは去年までジョイントで申請していましたが、来るべくFAFSA申請に向けて、今年(2016年分)から別々にした方が良いでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
私はFAFSAの申請手続きについての詳細はよく理解していませんので、詳しいことはわかりませんが、下記のページがご参考になるかと思います。
http://college.usatoday.com/2016/02/25/divorced-parents-fafsa-application/
https://www.fastweb.com/financial-aid/articles/what-income-is-listed-on-the-fafsa-when-separated-parents-file-a-joint-tax-return
お返事をいただき、また該当サイトをお調べ下さり、本当にありがとうございます。
親としてやるべきことが沢山ありますが、一つ一つクリアしていきたいと思います。
そうですね、私もです。。ともにがんばりましょう!
こつこつ積み上げてきた貯蓄をこのような査定でごっそり持っていかれるのは、本当に残念です。
年収を下げるのは現状難しいので、カウントされる資産からカウントされない資産に移動するしか、方法がないようなのですが、大体手持ちでどの程度残すのがよいのでしょうか?
あまりないのも不安なのですが、大学の費用カリキュレーターに行っていろいろなパターン(カウントされる資産額)を入力してみると、あまりにも金額に差があって、なんだか納得いかない気分です。
資産は最大で5.64%カウントされるのみなので、年収が下げられないのに、一生懸命資産を下げても、あまり大きな効果がないことが大きいかと思います。預貯金がそれほど大きいということでしょうか??