洗濯機や乾燥機や掃除機などは、普段はipadやスマートフォンのように脚光を浴びることがないわりに、いったん故障すると生活がたいへん不便になるものですよね。たとえば、洗濯機。汚れた服を入れて、洗剤をセットし、ボタンをONに。水は入るけれど、真ん中の棒みたいなのが回らない。「う~、壊れたな」と思ったら、どうしますか？我が家の場合は・・・
知り合いの知り合いがハンディーマンをしているというので、一度来てもらいました。新しい洗濯機を買えば、安くても$500ぐらいはするだろうから、その1/5の$100くらいで修理してもらえればいいななどと心積もりをしていました。「真ん中の棒みたいなのが回らないんです」という私の説明を聞くなり、ふたを開けてほんのちょっと中を覗いた彼。すぐに、「この修理と洗濯層のクリーニングで$250です」との返事。$250は思いのほか高い値段だったので、「じゃ、ちょっと考えてまた電話します」と話して帰ってもらいました。
そこでいろいろ考えた私。まず、修理だけの値段は言わず、洗濯層のクリーニングというおまけをつけて見積り額を出してきたあたり、きっと修理自体はとても簡単なもので、付加価値をつけて$250にせざるを得なかったのかなと思いました。また、私の話を聞いたあと、何かパーツを確認するとか動作チェックをするとかという手順なしに、ふたをちょっと開けて覗いただけで値段を出してきました。ということは、この問題（真ん中の棒が回らないという）はよくある問題で、きっと比較的簡単に直るものだと検討をつけました。
ということで、洗濯機のしくみは何も知らないけれど、とりあえず“washer does not turn”というあまりにも原始的でしかも文法的にもきっと間違っている（けど、それしか思いつかない）キーワードで、googleサーチしてみました。すると、出てくるじゃありませんか、たくさん情報が！ひとつめの記事を読んで、その真ん中の棒はagitatorという名前だと分かりました。二つ目の記事では、agitatorがturnしないのはよくある問題で、そのなかのagitator dogsという小さな部品が磨耗してしまっているからだということが分かりました。我が家の洗濯機はSearsのKenmore製品だったので、さっそくSearsのParts Centerのwebを開き、洗濯機の製品番号を入れて、agitator dogsを探してみると、なんと$15ほどで手に入ることが分かりました。パーツをオーダーする前に、実際にその部品を交換する作業がどのくらい難しいものか、いったい私にもできるものかを知るために、”agitator dogs replacement”というキーワードでサーチしてみたら、親切な人が（何人も）いるのですね。いろいろなメーカーの洗濯機で、どうやってagitator dogsを交換するかのYoutube Videoを作ってくれているのです。どうやら、難しい作業ではないようなので、すぐにパーツをオーダーしました。
これが↑ agitator dogs。かくして、最初は$500以上と見積もっていた洗濯機、修理するなら$250と言われましたが、結局パーツだけ購入して、自分で（正しくは主人が）パーツ交換をしましたら、ちゃんと直りました。googleサーチは強力な味方です。情報は金なり。。。
すごい！自力で直した！さすがっす。
うちもどちらかというとそういう感じです。メッセージボードを見れば、どこかに同じ状況の人がいて、親切な人がアドバイスをしているのが見つかりますし、YouTubeでだいたいの基本はわかっちゃいますね。
家の改修をしながら、その辺のことを夫と話していました。
昔の人はそれこそ大工のレッスンを受けてから直してたらしいですけれど、今は素人でも、情報を集められますし、材料や部品もどこからでも取り寄せられるようになりましたから、大違いですよね。
でも面白いことに、大半の人はこういうことをしない。
ここに節約ポイントがあるのに～。
いやいや、うちはCheeさんちのレベルではありませんよ。洗濯機直すのくらいどってことないけど、家のリノベーションとかはその比ではありませんからね～。でも、ホント、節約のポイントは「自分でできることは、自分ですること」。。これに尽きますね。面倒でもやり始めてみると、そこから少しずつ視界が開けていって、もっとできるようになったりしますしね。失敗もあるけど、それも経験のうち。でも「自分でできないことは、自分でしないこと」も案外たいせつかもね。うちなんて、キッチンシンクのプラミングを自分たちでやろうとして深みにはまりました。プラマーの高い時給を節約ししようとして、自分でやってふたりがかりで2日かかりまして。。。結局高くつきました。。見極めがむずかしいな～。。。。