Health Savings Account(HSA)を利用しなきゃ損!?

Last Updated on 2017年11月3日 by admin

High Deductible Health Plan(以下High Deductibleプランとする)と呼ばれる健康保険をお持ちの方も多いでしょう。2015年の指標では、Deductibleが個人で$1,300以上、ファミリーでで$2,600以上であり(2016年、2017年もこの数字は同様)、Out-of-pocket Maximumが個人で$6,450まで、ファミリーで$12,900まで(2016年、2017年はそれぞれ$6,550、$13,100)であるものがHigh Deductibleプランと定義されます。High Deductibleプランは、病気をあまりしなければ保険料金が大きく節約できることと、Health Savings Account(HSA)を利用することで長期的な貯蓄投資効果も得られることから、最近では人気が高まり急速にシェアを伸ばしています。High Deductibleプランには賛否両論があり、あまり病気をしない分には非常にお得である一方で、いったん病気になると大きな医療費を抱える可能性もあるという危険性もありますが、この課題については次回にして、今回はHigh Deductibleプランとともに注目を集めているHSAについて取り上げます。

 

High Deductibleプランに入っているならHSAを考慮する

雇用主がHigh Deductibleプランを提供する場合は、ふつうHSAとペアで提供している場合が多いでしょう。言ってみればHSAはHigh Deductibleプランの魅力度をアップし、High Deductibleプランをプロモートするための「甘味料」的な意味合いがあります。さらには雇用主がベネフィットの一部としてHSAにいくらかお金を入れてくれることもあり、その場合は魅力がさらにアップします。雇用主提供の場合は、雇用主の人事部を通してか、あるいは最近ではベネフィットのオンラインサイトで、High DeductibleプランとHASとの両方に加入することができるので簡単です。ふたつセットで加入する人も多いでしょう。一方で個人でHigh Deductibleプランに入っている方の場合、意外とHSAのことを知らないでいる方もいらっしゃるようです。

もしもご自分の健康保険がHigh Deductibleプランである場合は、ぜひともこのHSAの利用を考慮されることをお勧めします。なんらかの理由でHSAは不要と判断した場合ならともかく、High Deductibleプランに入っているのに、「甘味料」であるHSAを利用しないことは、せっかくのおいしいところを活用しないでいるようなことにもなりません。High Deductibleを自分で払わねばならないハイリスクの分を、HSAという魅力的なおまけで補うという意味合いがあるわけで、そのおまけを無視していることはもったいないことです。

 

HSAって何?

HSAは税優遇のある貯蓄・投資口座で、High Deductibleプランの健康保険に加入している人だけが持つことができます。2015年の指標では、一年で個人で$3,350、家族で$6,650までを口座に積み立てることができ、この積立額は所得税がかかりません。なお、55歳の方の場合は、$1,000を余分に積み立てられ、個人で$4,350、家族で$7,650を積み立てられます。

雇用主経由でHSAに加入している場合は、給与天引きで口座に積み立てができ、この額には所得税がかかりません。個人的にHSAに加入している場合は、自分で口座に積み立てをし、この額はタックスリターンのときにForm8889で申告し所得税控除を受けます。

どのくらいの税控除があるかは所得税率(Tax Bracket)によりますが、年収$150,000程度のご夫婦で、夫婦でHigh Deductibleプランに入っており$6,650を積み立てた場合、$1,662(積立額$6,650x25%税率)程度の節税になります。

HSAは雇用主を通して加入したとしても、個人の所有であり、雇用主を変えても個人の所有であり続けます。また雇用主の提供するHSAでは満足できない場合(手数料が高いなどの理由で)、ほかの金融機関が提供するHSAに乗り換えることもできます。金融機関によって、貯蓄や投資のオプションが異なりますので、自分に有利な口座を選ぶことができます。この点で、雇用主の契約している金融機関しか選べない401(k)やFlexible Spending Account(FSA)とは異なります。

HSA口座は、銀行、投資会社、クレジットユニオンなどが提供しており、IRAを開くような感覚で開設することができます。窓口でも開くことができますが、オンラインでも開設することができます。金融機関によっては窓口での開設には$10ほどの料金を課すところもあります。口座内のチェッキング預金口座やセービング預金口座はFDIC(Federal Deposit Insurance Corporation – 銀行の場合)あるいはNCUA(National Credit Union Administration – クレジットユニオンの場合)の$250,000までの預金保険の対象となり、もしも金融機関が財政破綻をしても預金は守られます。しかしながら、同じHSA内で預金ではなく、投資のほうにお金を回した場合は、IRAや401(k)の投資と同じように、FDICやNCUAの預金保険対象からははずれます。

また、FSAのように、積み立てた額を一年間で使い切らなかった場合に、その額が没収されるということはありません。残ったお金はそのまま貯蓄・投資され、将来使えるように貯めておけます。利子や利回りには税金がかかりません。

HSA口座のお金は、IRSによって指定されたカテゴリーに属する医療費のためであれば一切税金がかからないまま使うことができます。指定された医療費には、High DeductibleプランのDeductibleやCo-insurance、処方箋代、めがねやコンタクトなどを含む眼科系の費用、歯医者の費用なども含まれます。しかしながら、High Deductibleプランの保険料金は、指定医療費には含まれませんので、HASのお金で支払うことができません。長期介護保険の保険料や、65歳以降のMedicare保険料(ただし、Medigapは除く)は含まれますので、HASのお金で支払うことができます。

金融機関の多くは、医療費の支払いをダイレクトにHSA口座からすることができるようにDebit Cardを発行しています。あるいはHSA口座のチェックブックで支払うこともできることもあります。少々面倒ですが、医療費を自分で(HSA口座以外のお金で)立て替えて支払っておいて、あとでHSA口座からReimburse(返金)してもらうこともできます。高額の医療費の場合、キャッシュバックやポイントの高いクレジットカードで払い、後でReimburseしてもらうのが、多少手間はかかりますが一番賢い使い方かもしれません。いずれにせよ、医療費のレシートはしっかりと保存しておきます。HSAのお金をどんな医療費に利用したかはタックスリターン時にForm8889で申告します。もしもIRSから監査が入った場合には、Form8889の申告内容とレシートとを照合されることになります。レシート管理は個人の責任です。

指定された医療費以外の用途でHSAのお金を使うと、所得税と追加の20%ペナルティがかかります。ただし、65歳以上の場合は、医療費以外の用途で使っても、所得税だけがかかるだけで、20%のペナルティはありません。これは、HSAがTraditional IRAと同じように利用できる(税控除で積み立て、税遅延のまま投資し、引き出し時にのみ所得税課)ということで、リタイヤメント対策にもなりえるということです。

リタイヤメントなどを念頭においた長期投資ができるのは魅力ですが、ただHSAはあくまで医療費の出費のためのものだという目的を忘れるべきではなく、Deductibleはもちろん、手術などをしたときのCo-insuranceがカバーできるくらいの金額を、HSA口座内で、投資ではなく貯蓄(すぐ現金化できる形)で維持しておくことは重要です。

HSAへはHigh Deductibleプランを持っている限り、毎年積み立てをすることができます。High Deductibleプランをもはや持たなくなった場合は、積み立てをすることはできなくなりますが、口座は自分の財産として所有しつづけ、そのお金は利用しつづけることができます。Medicareは、High Deductibleプランではありませんので、Medicare加入とともに積み立てはできなくなります。

 

どこでHSA口座を開く?

HSA口座を提供している金融機関はいろいろありますが、手数料、預金利子、投資オプションなどの観点から、比較的よい口座を提供している機関をあげてみます。参考になさってください。情報はいずれも2015年1月現在のもの

Alliant Credit Union : 口座手数料はゼロという良心的HSA口座。しかもチェッキング預金利子は0.65%と高めです。投資をしたい場合は、月々$5.95の口座手数料がかかります。FidelityやVanguardなどの低手数料ファンドが選べます。とりあえずHSAを開設して、当面の医療費のために預金ベースで貯める段階にはとくに利用価値が高いでしょう。その後、投資が必要となった場合も、同じ口座内で手数料の低い投資に移行できます。ただし、AlliantはCredit Unionですので、Memberにならないと口座が開けません。イリノイ州にあるCredit Unionですので、Memberになるにはローカルエリアに住んだり働いたりしていないとなりませんが、その他にもFoster Care to Successという非営利団体のMemberであればCredit Unionに加入できることになっています。Foster Care to SuccessのMemberになるには、最低$10の寄付をすればよいので、遠隔の方はこのやり方でCredit Union Memberになり、口座を開設するとよいでしょう。

Lake Michigan Credit Union : 上記同様、口座手数料はゼロという良心的口座。チェッキング預金利子は、残高$5,000以下で1.50%、$5,000以上で2.00%という高レベルです。このHSA口座は低手数料で高利子の預金口座を提供するということにフォーカスしており、投資オプションはありません。そもそもいつ必要になるかわからない医療費をためておくという意味では、高い利子の預金口座に入れるというのは理にかなっているので、投資にこだわらない人には利用価値ありの口座です。将来、余剰金が増え、まとまった投資資金ができた場合は他の口座にロールオーバーするとよいでしょう。上記と同じくCredit Unionですので、Memberになるにはローカルエリアに住んだり働いたりしていないとなりませんがAmyotrophic Lateral Sclerosis (ALS) AssociationのWest Michigan Chapterに寄付をすればよいので(金額指定はないようです)遠隔の方はこのやりかたでCredit Union Memberになり、口座を開設するとよいでしょう。

HSA Bank : 月額口座手数料は$2.50。$5,000の口座残高で月額手数料は免除されます。預金利子は$2,500の預金で0.05%、$5,000で0.20%、$10,000で0.30%で、上記ふたつに比べると低めです。投資オプションはTD Ameritradeのファンドが選択でき、手数料は低めです。預金利子は上記ふたつには劣るものの、他の多くのHASに比べるとそこそこ高めであり、月額手数料は低めなので、上記同様、医療費の貯蓄にも長期的投資にも対応できます。

Health Savings Administrator : 年間口座手数料は$45かかり、残高が高くても免除されることはありません。Vanguardの低手数料のMMFやミューチュアルファンドに投資できますが、それぞれのファンドの投資最低額は$3,000なので、ある程度まとまった投資資金がある必要があります。何年かHSAを積み立て続け、医療費が必要になったときの現金預金に加え、それ以外にもまとまった投資資金がある場合には利用価値があるでしょう。

これらはすべてオンラインで口座開設ができ、口座への入金や口座からの引き出しなどすべてオンラインで管理できます。銀行のオンラインバンキング機能と同じような感覚で使えるものですので、もしもHSA口座をお探しという場合にはこれらのオプションをぜひ検討されるとよいでしょう。

26 comments

  1. HSA口座、変えることもできるんですね。うちのは投資はできない口座なんです。もっと増えてきたら変える意味も出てくるかもです。
    私たちがHigh Deductible with HSAを選んでもいいかと判断した理由のひとつは、会社が年$1500口座に入れてくれるという特典があったからです。それと、Deductibleやmax-out-of-pocketが低めに設定されていたということ。
    自分たちでも多少積み立てているので、ほとんど使わずに3年くらいすると、例えHigh Deductibleでもしばらくは大丈夫というくらい貯まります。最初の1年は不安でしたが、ここまで来ると、例えば歯医者で思ったよりお金がかかってしまった時でも、HSAで払えばいいのさ~と気楽です。これは精神的にかなりいいです。ここに一番のベネフィットがあるような。

    仰る通りで、あくまで医療費用なので税金対策として目一杯いれるまではしていませんが、これに健康なまま10年とか積み立て続ければ、その後も長い期間医療費を心配しないで済みますので、条件が合えばおススメです。

    1. そうですね、ある程度たまったら投資ができるところというのもいいですね。Deductibleやmax-out-of-pocketが低めというのは一番いいですね。そこさえクリアすれば、HSAはかなりいいチョイスだと思います。Cheeさんのように個人的にしっかり把握して管理する人が増えると、きっとアメリカの全体的な医療費も少し抑えられるのかも。

  2. 初めてメールします。
    まだ、イマイチ良くわからないのですが、私の保険はDeductibleが$5000とあるのですが、これは、HDHPに入るのでしょうか?
    会社からはなにも言われず、ただ保険会社からのパンフレットを読んでくれとだけなので、
    良く理解していません。英語力もそれ程ないので困っています。
    どうぞ宜しくお願いします。

    1. おそらく、HDHPだと思います。会社の人事が把握していなければならないことだと思いますですが、人事で確認できなければ、保険会社に問い合わせれば必ず答えてくれるはずです。

  3. いつも記事を拝見して、アメリカ生活に大変助かっています。ありがとうございます。

    私は雇用主経由でHSAに加入していて、給与天引きで口座に積み立てができるようになっています。去年から正社員になり、いまいち良く分からなかったので今年は給料天引きの申請をしていなく、今年の積み立てはもう出来ないと雇用主に言われました。なので、今口座に入っているお金は雇用主からの$250だけです。今月歯の治療で予想以上に医療費が重み、今から個人的にでもHSAに加入したいのですが、口座を2つ持つ事は可能でしょうか? どうぞよろしくお願いします。

    1. こんにちは。HSAはIRAのように個人の口座なので、2つ口座をつくることは可能です。タックスリターンのときに、すべての口座の積立額をForm8889でレポートし最終的な控除額を計算します。2つつくることは可能でも管理上で面倒だったり、手数料がかかったりするのでできればひとつにしたいところですね。雇用主のHSAで給与天引きの手続きはもうできなくとも、直接自分で積み立てができないか金融機関にお聞きになってみてはどうでしょうか。天引きであれば、税前で積み立てできますが、自分で積み立てすると課税後の所得で積み立てることになります。ただ、タックスリターンのとき、Form8889で計算し最終的には所得税控除が受けられますので、最終的な効果は同じです。

      1. 早速のお返事ありがとうございます。直接自分で積み立てができないか金融機関に聞いてみます。

        1. 直接自分で積み立てができました。
          ありがとうございます。

          2015 HSA Contribution Limits, Deductibles, and Out-of-Pocket Expensesで Maximum Out-of-Pocket$6,450、 Minimum Deductible $1,300とありますが、一年間で医療に使える最高金額が$6,450、一年間の最低セービングアカウントから使わなければいけない金額が $1,300ということでしょうか?

          1. おめでとうございます。$1,300はDeductibleということですので、$1,300払わないと保険が利きはじめない額です。$1,300以降は保険が利き、Copayなどは負担せねばならないですが、それ以外のところは保険が払います。Deductible、Copayなど、自分で支払った額の合計がMax out-of-pocketの$6,450まで達すると、今度は保険が100%カバーするようになります。一年の終わりになると、これらの額はリセットされゼロから始めます。

  4. こんにちは。HSAについての貴重なお話、有難うございました。
    これから口座を開き、今年度分のお金を入金しようと思いますが、今年すでに$350ほどを自費で支払っています。
    あいにくその分のレシートを取ってないのですが、それは保険会社からのステートメントとクレジットカード&小切手の支払い記録で、代用できますか?
    とにかくIRSと悶着を起こしたくありません。どうぞよろしくお願いいたします。

    1. コメントありがとうございます。この件は、HSAのマネジメント会社に直接お問い合わせいただくのがよいと思います。

  5. 初めまして。HSAプランについて良くわからいので質問させていただきます。
    現在HSAプランを利用しております。従業員がカフェテリアプランでHSAのアカントの給与天引きが出来ると話しておりましたが、HSAは医療費にしか利用が出来ない事と保険がhigh deductのプランについているものであれば、保険が変わってしまったら利用出来ないものなのでは?保険がhigh deductのプランでなくても使えるのであれば利用した方がいいのか?401Kプランみたいにリタイアメントプランとして考えるのか?かなり理解に苦しんでいる次第です。
    よろしくお願い致します。

    1. HSAは本文にあるとおり、医療費以外に使うと65歳未満の場合は20%のペナルティと所得税がかかりますが、65歳以上の場合は所得税のみで使えます。保険がHigh Deductibleではいものに変わった場合は新たに掛け金をすることができなくなりますが、それまで貯めた分はそのまま維持できます。敢えて医療費は他のソースから支払って、HSAはそのまま手付かずで運用することで、税遅延のまま有利に増やせるので401Kのように使うことも十分できます。

  6. いつもためになる記事をありがとうございます。
    今回転職することになり、次の職場はHDプラン無いんです。残念。今あるHSAをどうしようか思案中です。今月末辞めるときには$4000ぐらいあるので、そのまま投資に転がして放っておこうかと思い始めました。
    私自身(40代)の歯の矯正で、今の保険で見積もりしてもらったら$10000近くなるので、それに充てようか迷ってますが、新しい職場の歯科保険がいくつかあって、多少支払う金額が減るのでは、という印象です。$5000ぐらいなら、一年かけて貯めれば年末ぐらいには払えるので、HSAに手を付けなくても済むのでは、と期待してます。$4000でも、投資で寝かせておいた方が得ですよね? 投資の手数料は今のところ月三ドル程度です。他に考えるべきことはあるでしょうか?

    1. そうですね、もしも使わないでも住むならば、HSAはずっと利回り非課税で伸び続けますので、老後資金にまで取っておくと非課税+複利効果で増え続けます。年間$36ほどの手数料はちょっと残念ではありますが1%以下ですので、他によい選択肢がないのなら我慢できるかと思います。反対に、新しい職場での401(k)などでより低手数料ファンドが提供されているのなら、そちらを全額まで積み立てるほうがよいかもしれません。$5,000くらいなら年末位には払えるということでしたが、この$5,000を401(k)に当てれば、所得税控除が受けられたうえ、HSAと同じように利回り非課税で増えますので、HSAのお金を使って歯科医療代を払い、401(k)にできるだけ積み立てるほうが理にかないます。

  7. そうですね!
    非課税なら同じ原理で、どちらに積んでおいても良いわけですよね。いくつも口座を持つよりも、使いきってしまってスッキリ整理するのも手ですよね。ご指摘ありがとうございました。

  8. 初めまして。
    HSAに関する記事をいろいろ探していたのですが、私の疑問に対する記事がどうしても探せなかったため質問させてください。
    日本で受けた医療の費用をアメリカのHSAで賄うことは可能なのでしょうか?
    一時帰国時に病気になり、診療をうけたのですが、意外と高額だったので困っています。
    もしご存じでしたら教えていただけないでしょうか?
    よろしくお願いします。

    1. HSAやFSAを含めIRSの定めるMedical Expenseはこちらhttps://www.irs.gov/pub/irs-pdf/p502.pdf のルールに準じるのだと思いますが、これに海外で発生した医療費についての記載がないので、ちょっと私にはわかりません。HSAを運営している金融機関か、会計士さんにお尋ねください。

  9. 初めまして

    私は雇用主経由でHSAに加入していて、給与天引きで口座に積み立てています。 家内は別の会社に就業しており、こちらの保険がHDでは無く充実しているので、子供達はこちらに加入しています。なので、私の会社には自分のみ保険加入しています。

    質問ですが、私のHSA積立金は、別の保険に加入しており自分の保険に紐ついていない家内や子供の医療費にも使用出来るのでしょうか? 

    よろしくお願いします。

    1. 私もこの件よく知りませんので、google検索してみました。以下のような情報がありました。
      If your spouse has other health insurance coverage you can still make tax-free withdrawals from your HSA to cover that spouse’s qualified medical expenses, as long as your spouse was not reimbursed by his/her insurance policy.
      https://livelyme.com/blog/can-i-use-my-hsa-for-my-spouse/

      これから判断するに、kenさんのケースでは奥さんやお子さんの医療費がreimburseされていない限りはOKと判断できますが、一番確実なのはHSAの管理会社に確認されることだと思います。

      1. ご確認ありがとうございます。
        英語は得意ではないのですが、HSA管理会社に確認しました。
        結果ですが、家内がHSAプランでなくHSAに加入していなければ、別の保険に加入していても私のHSA積立金を家内にも子供にも使用できるとの回答をいただきました。ありがとうございました。

  10. こんにちは。
    いつも目から鱗のお話を伺えて、有難く思います。
    子供がOPTのインターンシップをさせて頂ける事になりました。
    保険についても相談されましたが、分からなかったので、
    一般的なPPOプランに加入した様です。
    長期で滞在できるなら、医療保険も積み立てができるプランに変更するのが良いなと思いました。
    有難うございます。

    さて、401K についてお尋ねします。
    T Rowe Price Retire 2055と言うプランが初期設定らしいのですが、
    401Kの商品や金融機関は変更できるのでしょうか。
    チャールズシュワブ証券に口座を持っているので、
    変更できるのであればまとめたいと思います。

    勤続1年超の1月か7月からマッチングがスタートする制度なので、
    ビザサポートが見付からない場合は短期滞在となってしまいますが、
    アドバイスを頂戴できれば幸いです。

    移住を希望しているので、なるべくなら積み立てには早めに参加しておきたいです。
    どうぞ宜しくお願いします。

    1. 401(k)は、雇用主が契約している金融機関で加入するしかないので、それがSchwabでないならSchwabに変更することはできないです。
      若いうちから積み立てられるのは長期間の投資が可能になるので、お勧めします(短期滞在になるのなら考える余地がありますが、長期で滞在される可能性があるのならやっておいた方がいいかと思います)。

  11. いつも拝見しています
    日本語で解説して頂いているため
    大変助かっております
    一つHSAについて質問があるのですが
    メディケア加入後はHSAに拠出できないのは理解しておりますが、例えば67まで働き会社の保険に加入するとして、
    それでも65でメディケアパートAのみ申請するとします
    その後のHSAの拠出が可能なのかそれとも
    パートAのみとはいえメディケア加入とされ
    HSAにはもうそれ以上拠出できないのか?
    教えて頂けたら幸いです

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