Oops! チェックブックをなくしたら・・・の巻

Oops! シリーズ(?)第二弾は、チェックブックをなくしたら・・・です。第一弾は引越し中のおサイフ盗難事件でしたが、今回もまた引越し中のお話。お引越し中にチェックブックをなくしました。

うちの場合、お引越しというとSalvation Armyが心強い友です。衣類や生活用品など不要だけど使えそうなものは、最寄のSalvation Armyまで持って行きます(タックス・レシートをもらうのをお忘れなく!)。でも、持っていけないものもありますね。4年前のバージニアからカリフォリニアへのお引越しでは、卓球台、デッキ用テーブルセット、ブランコ、子ども用の電動自動車などなど、ちょっとカリフォルニアには持っていけないなあ~というようなものがたくさんあり、大きなトラックで取りに来てもらいました。贅沢しているつもりはなくても、もらったりなんだりでモノはたまるものです。今回は同じ市内での引越しですが、バージニアから持ってきた特大の社長机(?)があり、前々から「この机はカリフォルニアの家には大きすぎる!」と思っていたので、今回思い切ってSalvation Armyに持っていてもらったのです。

この社長机、もともとは主人の机でしたが、主人のオフィスには大きすぎる(というか、ドア口を通らなかった)ので主人はもう少し小さい机を使うことにして、息子がおこづかいウン千ドルはたいてパーツを買い自分で組み立てた巨大なデスクトップPCと特大スクリーンを置き、リビングルームの片隅で彼の専用ステーションになっていました。その中にチェックブックが6冊入ったブックレットが入っていたのです。他のデスク、棚、カップボード、キャビネットなどはすべて空であることを確認して引越しに臨んだのですが、うかつにもこの社長机はなんとなく息子管理の治外法権で、かといって息子は引き出しはほとんど使っておらず親のチェックブックの存在など知る由もなく、あらま、そのままSalvation Armyに運ばれたわけでした。

それに気づいたのは新しい家に引っ越して1週間が過ぎたころ。。

おサイフ事件がやっと落ち着いたと思った矢先でゲッソリですけども、仕方ない、銀行に電話しました。オンラインで見てみても、一応不正利用はないようですが、これからどうなるかわかりません。さてさて、とった手続きはこんな感じです。

 

Stop Payment Orderを設定する

Stop Payment Orderはふつう、自分で書いたチェックだけど、やはり払いたくないとなった場合に銀行にチェックをクリアしないようお願いするものです。通常は$30とかの手数料がかかりますが、チェックブックの紛失・盗難の場合は、ふつう複数のチェックに対し無料でこのOrderを設定してくれます。

みなさん、チェックブックの管理はちゃんとしていますか?チェックブックをオーダーしたら、何番から何番までのチェックが手元に届いたかを記録しておき、実際にチェックブックを使い始めるときには何番で始まるチェックブックを使い始めたかを記録し、チェックは必ず連番で使い、一冊使い切ったら次のチェックブックに移るというように、管理体制をきちんとしておくと、今回のような場合にも銀行とのコミュニケーションがスムーズになります。

えっ、うちはそうかって?ぜんぜん違うんです。記録などとりもせず、夫婦二人でそれぞれチェックブックを適当に取り出し使っていたので、書くチェック番号もあっちにとびこっちに飛び・・・。なので、何番から何番までのチェックブックをなくしたのか自分でわからなかったのでした。。(恥)

ただ手元に残っている数冊のチェックブックだけはチェック番号がわかるので(そりゃわかるだろ・・・)、その番号だけはOK、あとのチェックはStopしてくれるようにお願いしました。銀行口座内からオンラインでチェックブックをオーダーしていたので、銀行側でも前回のオーダーで何番から何番までがオーダーされたか確認してくれ、手元以外のチェックはStop Payment Orderを設定してもらいました。ちなみにStop Payment Orderは6ヶ月だけ有効で、それ以降は再度リクエストが必要です。料金が発生する場合もあるようです。ですので、ここで話は終わりません。

 

新しい口座を開設する

チェックブックは止めても、ルーティング番号と口座番号を使ってオンラインで不正利用されるかもしれません。ですので、ゆくゆくは現在の口座はクローズするのが一番の安全策。我が家の場合は、マネーマーケット口座がチェッキング口座にリンクされ、Over Draft Protectionが設定されていました。そうすると、チェッキング口座のお金だけでなく、マネーマーケットのお金までもが、チェックや口座情報の不正利用で危ういということです。そこで、新しくチェッキング口座とセービング口座をつくり、当座チェックを書きそうな分だけ現在のチェッキングに残し、あとの残高(チェッキングとマネーマーケット)を新チェッキングとセービングに振り分けました。

 

現在のBill Pay情報を移行してもらう

古い口座に設定していたオンラインのBill Pay機能がすべてなくなり、新しい口座で設定しなおさなければならないとイヤだな~と思っていましたが、Bank of Americaの場合、すべて自動で移行してくれました。とても助かりました。デビットカードも今持っているものを新しい口座にそのままリンクしてくれました。あんまりいいイメージがなくてそのうち変えようかなどと思っていたBoAでしたが、今回は拍手喝采を送ります。

 

Automatic Paymentの口座番号を変更する

ユーティリティ会社、電話会社、投資口座、保険会社などに、銀行引き落としの手続きをしている場合がありますね。我が家では、クレジットカードで自動支払い手続きが可能な場合はポイントを貯められるようにカードで支払い、それが可能でない場合は銀行引き落としにしています。上で書いたBill Payは銀行口座から支払いアクションを起こしますが、銀行引き落としは支払先の会社側から請求アクションを起こします。この場合は面倒ですが、ひとつひとつの会社にコンタクトして銀行口座番号を更新してもらう手続きが必要となります。

 

Direct Depositの口座番号を変更する

給料を直接口座振込みにしている場合は、新しい口座番号に更新します。その他、振込先として古い口座が指定されている場合は、同様にすべて新しい口座番号に更新します。

 

古い口座をクローズする

新しい口座のチェックブックも同時にオーダーしましたが、届くまでにしばらくかかります。それまでは古い口座のチェックを使うことになるので、ある程度は口座を残しておかねばなりません。新しいチェックブックが届いて、古い口座のチェックがすべて支払われた時点で古い口座をクローズします。

 

・・・と、ま、こんな感じでした。おサイフなくして、チェックブックもなくして、今回はフルコースでしたよ。なんというおマヌケなお話でしょうか。。

2 comments

  1. また、やってくれましたねえ。今までもいろんな珍道中、ハプニングがありましたけど、これもまた、すごいですね。しかも、引越し中のダブルパンチとは。。。頭が下がります。ホント、お疲れ様でした。

    チェックブックをなくした場合の手続きも読んだだけでゲッソリ。そのおかげで、「絶対、チェックブックはなくさない。」というメッセージが、さらに脳裏に強くインプットされました。

    私も不要だけどまだ使えそうなものは、Goodwillへ持って行ったり、Garage Saleで処分したりしているので気を付けます。

    1. 反面教師というやつですか。ま、みなさん私の失敗を読んで、こんな思いをするなら気をつけようと思ってくだされば本望でございます。

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