アフター・クリスマスの今しておきたい・・チェック・リスト

みなさま、クリスマスはどう過ごされましたでしょう。12月は本当に忙しい月ですね。サンクス・ギビングが終わったら、クリスマス・カードの準備、プレゼントの用意、子どもたちのイベントなどなど、目の回るような忙しさでした。さて、クリスマスが終わった今だからこそ、ちょっと気をとめておきたい4つのことをご紹介します。

 

1.クレジット・カード明細をチェックする

残念ながら、クリスマスはクレジット・カード詐欺の多い時期です。3年前には私も被害にあい、私の名前で$250近くの電気製品をとあるオンライン・ストアで購入した人がいました。Shipping Address(発送先)が私のまったく知らないニューヨーク州の住所でした。そして、今年も、Walmart.comで$40の物を購入しようとした人がいました。使った電話番号がクレジット・カード登録の番号と異なったので、Walmartが不審に思い連絡をしてきてくれました。どちらも12月のことです。ただでさえクレジット・カードを使う機会が増えるこの時期です。消費者も小さな購入記録は見過ごしになりがちです。お店側も販売ボリュームが増えるので、Walmartのように怪しいオーダーをきちんとキャッチしてくれるとは限りません。

ペーパー明細が発送されるまで待たず、オンラインで明細を確認してみましょう。ひとつひとつ丁寧に見ていき、思い当たらない項目があれば、すぐにクレジット・カード会社に連絡しましょう。

 

2.プレゼントのワランティを確保する

クリスマスにMacBookやiPadにiPhone、NookやKindle、デジカメやTVまで、いろいろな電気製品をもらったというラッキーな方もいらっしゃるでしょう。もしも製品が壊れた場合のワランティも確保しておきたいものです。まずは、製品についてくる製造者ワランティを確認します。多くの場合、オリジナル購入者あるいはギフトとして製品をもらった人がカバーされますが、ワランティを利用する場合は、オリジナルの購入レシートが必要な場合がほとんどです。値の張る電気製品をプレゼントしてくれるような人はきっと家族や親しい人でしょうから、レシートも一緒にもらえないか頼んでみてはどうでしょうか。レシートをもらいにくいというのであれば、少なくともレシートを保管しておいてもらえるように頼みましょう。

また、クレジット・カードによっては、カードで購入した製品については、製造者ワランティに追加して6ヶ月から1年のエクステンデッド・ワランティを提供してくれるサービスがあります。聞ける相手であるならば、その製品をクレジット・カードで購入したか確認しておきましょう。

 

3.要らないプレゼントをどうにかする

もらったけれど、ちょっと使わなさそうなプレゼントってありますね。どうしましょう?まずは、プレゼントをくださったその人の心に感謝しましょう。その後で、どうしても使わなさそうなプレゼントの処置(有効活用)にはこんな方法があります。。。

 

  • リターン(返品)する : リターン・ポリシーはお店によってかなり差があります。まずは、リターン・ポリシーを確認しましょう。また、同じお店でも電気製品や本・CD・DVDなどは別ポリシーを作っているところもあるので、商品ごとのリターン・ポリシーを確認します。リターン可能な期間は何日か、その期間はいつから始まるのか(プレゼントをしてくれた人が「買った時点から○○日」という場合もあれば、「12/26から○○日」とするようなお店や、「1/31まで返品可能」と期限を区切るお店があるようです)、Restocking Feeなどはないか、オンラインで購入したものをお店で返せるか(たとえばEddie Bauerは店舗に返品できますが、Old Navy、Gap、Banana Republicは店舗に返品できません)、返品のコストはどのくらいか(Free Returnならラッキー)を確認しましょう。

ほとんどの場合レシートがないと返品は難しいようです。Walmartはとても顧客フレンドリーな返品ポリシーをつくっていて、レシートなしでも$25以下の商品なら現金リファンドをしてくれますが、多くのお店ではオリジナルの購入レシートがあることが現金リファンドの条件になります。ギフト・レシートでは、エクスジェンジ(交換)やストア・クレジットの発行になることが多いようです。

また、返品するつもりがあるなら、使わない・着ない・開けないことです。使ったり、開けたりしたとみなされると、返品できなかったり、Restocking Feeがかかる場合があります。

  • 売る : CraigslistやeBayで不要なプレゼントを売る人は多いようです。昨年は、クリスマス直後からeBayに「要らないプレゼント販売」が殺到したとかで、高く売りたいなら1月半ばあたりまで待つのも得策かもしれません。あるいは、衣類などであれば地元のconsignment store(本人に代わって販売してくれ、売れるとコミッションを課し、差額をくれるお店)に持っていくのもよいでしょう。
  • ドネート(献品する) : Goodwill、Salvation Army、Red Crossはよろこんで不要のプレゼントをもらってくれます。Thrift Store(チャリティ団体が運営している、献品されたものを売るお店)で売って、そのお金をチャリティ活動のために使ってくれるでしょう。返品する郵送料やRestocking Feeなどがかかるのであれば、チャリティにドネートして、その分の税金控除を得るほうがずっといいかもしれません。Tax Receipt(ドネートしたときにもらえるレシート)をもらうのを忘れないで。
  • リサイクルする : そのプレゼントを喜んでくれそうな人がいれば、将来的に誰かにあげるためにとっておくこともできますが、もらったものの横流しは気が引けるというのであれば、グループでプレゼント交換するような機会に使うという方法があります。「$20以内のプレゼントをひとつ持参してください」というようなパーティーってありますよね。あるいは、子どもの学校などでの行事に使うとか。。ただ、そこにそのプレゼントをくれた人がいないことを確認しませんとね。。

4.アフター・クリスマス・ショッピング

年末に人に会うことになったので、クリスマスには間に合わなかったけどちょっとした物を何か差し上げようと思い、今日お店に行ってよさそうな物を見繕い、レジに持っていってびっくり。とくにクリスマス商品というわけでもないしSaleとも表示されていなかったので、定価を払うものと思いきや、思っていた値段より40%くらい安い額でびっくりしました。

そう、12/26以降はガクンと値段が下がる物も多く、本当に要る物ならば買い時かもしれません。クリスマス・ライトやオーナメント、ラッピング・ペーパーなど、どうせ来年も使うものならば、今こそ買い時です。その他、テレビや電話などの電気製品やアパレル商品も在庫処理セールでグンと安くなっているものもあるようです。安いからといって要らない物を買うのはよくありませんが、あくまで使うもの、本当に必要なものならば、この時に買うのもいいでしょう。

 

あとは、過ぎ行く一年を想いつつ、お世話になった方に感謝しつつ、よい2013年をお迎えください。

 

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