ソーシャルセキュリティ口座(MySocialSecurity)で受給額をチェックしてみる

Last Updated on 2022年8月22日 by admin

将来リタイヤしたときにソーシャルセキュリティの老齢年金額はいくらになるのか、自分にもしもの時があったら配偶者や子どもにいくらの手当てがでるのか・・・予想はついていますか?2011年までは郵送によるソーシャルセキュリティの通知があり、ベネフィットの内容が各人に報告されていました。それが廃止されて早10年。あれからオンラインサイト(my Social Security)が導入され、オンラインでベネフィットの内容確認ができるようになりましたが、昨年末このサイトが刷新され、より詳しいシミュレーションなども可能になりました。まだアカウントをつくっていらっしゃらない方は、ぜひおつくりになりご自分の情報を確認されるとよいかなと思います。

ベネフィットを確認する

ログイン後、Print/Save a copy of your Social Security Statement(PDF)というところをクリックすると、現時点での予想ベネフィット金額が確認できます。リタイヤメント年金予想額、Disability(本人障害の場合の)ベネフィット予想額、Survivor(本人死亡の場合の残された家族への)ベネフィット予想額、メディケアベネフィット資格の有無が確認できます。

上記のベネフィット予想額は、現在のドル価値での表示です。たとえば、フルリタイヤメント67歳でもらえるソーシャルセキュリティ年金の月額は$1,971とありますが、これはチェックをした2021年現在のドル価値での表示です。ソーシャルセキュリティベネフィットは、年々COLA(Cost-Of-Living Adjustments=インフレ―ション率に伴う調整)とともに金額が改定されていきます。今後もアメリカのインフレがマイナスにならないとしたら、将来もらう$1,971もインフレ調整されて絶対額としてはこれより多い額になります(価値としては、2021年の$1,971相当ということです)。言い換えれば、将来のインフレに動きにより絶対額は改定(通常上昇)されていくが、価値としては2021年のドル価値で$1,971相当の金額が支給されるということです。2022年は昨今のインフレのため、さらに年金額が上がっています

また、67歳でのベネフィット予想額は、今後も今の収入(昨年報告されている収入)のまま67歳まで働き続けたことを仮定しています。

収入履歴を確認する

Review your full earnings record nowというところをクリックすると、年々ソーシャルセキュリティ税の対象となった収入(年限上限が設定されており、それを超える収入があった場合は、上限が表示されている。この時点2021年での上限は$142,800です。2022年の上限は$147,000)とメディケア税の対象となった収入(こちらは上限がないので、全額対象)が表示されます。

W2ワーカーの場合はこの記録が間違っている可能性はかなり少ないですが、Self-employedの方の場合は、より注意してこの履歴を確認するとよいかと思います。もしも記録漏れや間違いがあった場合は、収入の確認できる書類をもってソーシャルセキュリティオフィスに訂正を報告する必要があります。

プラニングツールも

さらには、My Social Securityサイトでは、こんなプラニングツールも提供されるようになりました。

年収$150,000の人が62歳、67歳、70歳でリタイヤした場合のソーシャルセキュリティ年金月額の予想値は以下の通り。62歳、67歳、70歳は上のPDF書面でも確認できるベーシックな年齢設定ですが、さらに詳しくカスタマイズしたシミュレーションも可能になりました。

たとえば、「今まで年収$150,000でやってきたが、これからは少しスローダウンしてセミリタイヤメントに入りたい。今後は年収$50,000程度で働いたとして、たとえば65歳でリタイヤしたとしたら、受け取れる月額はいかほどか?」というようなケースが以下です。この場合は、$2,367が予想月額ということがわかります。

さらには、配偶者のベネフィット予想値を入力することで、Spousal Benefit(配偶者として受け取れるソーシャルセキュリティ年金)の予想値も考慮し表示してくれる機能もあります。

いろいろ想定を変えて計算してみると、将来どんなタイミングでリタイヤするのがよさそうかのビジョンづくりに役立つと思います。また、リタイヤメント・プラニングをする際にはこれらの数字が必須となりますので、プリントするなりして保管しておくことをお勧めします。

Print Friendly, PDF & Email

2 comments

  1. こんにちは。いつも読ませていただいています。とても有益な情報をありがとうございます。
    ソーシャルセキュリティーの件で、もしよろしければ教えてください。
    私はできれば、どんなに長くても、あと10年程度=60歳でリタイアし、67歳でSSを受給希望です。
    このようなケースの場合、どういう考え方をすればいいでしょうか。
    ちなみに、SSサイトの計算によると、62歳-約$1,500、67差-約$2,000、70歳-約2,500と表示されています。
    よろしければ教えてください。ありがとうございます。

    1. こんにちは。そうですね、おっしゃるようなシミュレーションをしたい方も多いと思ますが、私が見る限り、現在のこのカリキュレータではそれはできないようです。
      Average Future Salaryがリタイヤされるまで想定されてしまいます。いただいた数字からして、おそらく$1,500(62歳)前後の数字になる確率(60歳までしか働かれないが、その後67歳まで待つ分増える)が多いのではないかと想像できるかと思ますが、具体的な数字はこのカリキュレータからではわかりませんね、残念ながら。。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください