Verizonの新しいサービス、Share Everythingプラン。もう随分前から、わたしの願いはまさにそのShare Everything!でした。ボイスもテキストもデータも、どれも最終的にはイチとゼロのビットとバイト。。電話で使おうが、タブレットで使おうが、ノートブックで使おうが、つまるところは全部同じデータ。。どんなデバイスを使って、どのような用途でデータ帯域を使おうが、使ったトータル・データ量でひとつだけの料金にしてもらいたいというのが願い。。だって、家のインターネットはそうじゃないですか。
なんてったって、私のVerizonギライはかなり根強いのです・・・過去の記事・・
消費者として闘う! - Verizonからの滞納通知の巻~その後
しかし、この業界初のShare Everything!・・・これで少しはVerizonを見直せるか!
・・・ホントにShare Everything??
う~ん、ビミョウ。そうなような、ぜんぜんそうじゃないような・・・。こんなかんじらしいです。。
Step1:デバイスごとに月額基本料金を払う。
Step2: Step1で選んだデバイス間で共有するデータ量を選ぶ。どれを選んでもボイスとテキスト(メッセージ)はUnlimited.
ちなみに4人家族、3人家族、ふたり家族、ひとりの場合で、全員がスマートフォンを使った場合で試算してみましたが、あんまり安くならないみたい。これはボイス700minの場合を想定していますから、もっと通話をするという人ならば、今のシステムよりもunlimitedボイスになる新システムのほうがお安くなる可能性大です。また、データはひとり2Gを想定していますが、家族全員がひとりにつき2Gを使うわけではないので、2Gx人数分は不要であるなら(たとえば4Gを3人でシェアなど)、新システムのほうがお得になる可能性大です。でも、やっぱり大多数の人にとってはそんなにお得にはならないような・・・
あんまり要らないものをタダで・・・
結局、Unlimited Voice & Message というと聞こえはいいのですが、最近では通話はあんまり使わないし、テキスト(Message)はよく使う割には一度のデータ量は極小なわけで、このふたつをUnlimitedにしてもVerizonにはあんまりいたくもかゆくもないのでしょうね。消費者にとってはこれらのUnlimitedはそんなに価値がないわけです。
要るものを高く・・・
これからはやっぱり必要なのはデータ・サービスでしょう(わたし的にいうと、ボイスだろうが、テキストだろうが、“データ・サービス”なのですが・・ま、それは置いておいて・・・)。楽しく有益なAppはどんどん増えているし、それをどこにいても使おうとすればやっぱりデータ・サービスがいりますね。その本当にいるデータ・サービスは・・というと、“Share Everything”などと唄いながら、実はえらく高い値段をつけていると思いますよ。
データ帯域も大切な資源
スマートフォンは究極の「だれでも・どこにいてもコンピューティング」を実現したわけですが、これからはますますデータ帯域というものが、水や電気のように私たちの日常にとって必要不可欠な「資源」となっていくような気がします。データ帯域も「限りある資源として大切に使いましょう!」なんていうスローガンを見る日も近いのかもしれません。Unlimitedで使えるのはうれしいことですが、現在のハイ・クオリティーなビデオや高機能のAppを誰でもいつでもUnlimitedで使ったら、それはそれでえらいことになるような気もします。いくらシステムを増設しても追いつかなくなるような。。
そう考えると、消費者としては、必要なベーシック・レベルのデータ帯域は誰もが使えるよう確保していただくとともに、「無駄遣い」は防ぎ大切に資源を使うことを促すような料金設定をしていただきたいと希望するところであります。とくに情報インフラのリーダーでいらっしゃるVerizonのような会社にはそのようであっていただきたいと強く願うところです・・・
常識のハンタイを行く値段設定
ちなみに、水や電気の料金設定は、必要不可欠な分は最もリーゾナブルな料金で使えて、それ以上たくさん使う人は、より高い値段を払うというしくみになっていることが多いようです。つまり使えば使うほど、単位あたりの料金が高くなる設定です。これによって、なるべくムダをせず、「限られた資源」を大切に責任をもって使おうという姿勢が生まれるのでしょう。
たとえば、私の住むトーランス市の水道料金は・・・
最初の8ccfまでが単位料金が一番安く、それ以降使えば使うほど単位料金が高くなっていきます。
それから、南カリフォルニアの電力会社Edison社の料金設定も・・・
同じく、一番下のBaselineの使用量で単位料金が一番安く、使えば使うほど単位料金が高くなっていきます。
使えば使うほど高くなっていくので、なるべく大切にムダをしないように使おうとしますよね。反対に、必要のベージック・レベルはもっともリーゾナブルに多くの人が使いやすいように設定されています。
では、Verizonは・・というと、まるで逆!!
最初の1Gが$50で、2G以上はすべて1Gあたり$5。必要ベーシック・レベルがそれ以降の10倍の値段という設定。これってちょっとエゲツないと思いません??
この料金設定を見る限り、Verizonの新システムShare Everythingは、やっぱり暴利をむさぼるVerizonの姿が浮き彫りにされているような・・・あ~、やっぱりわたしはVerizonがキライです・・・
・・・でも、きっと、うちはこのShare Everythingにスイッチして、今だまだベーシックフォンを使っている夫と私もスマートフォンに変えることでしょう。まさに、Verizonの思うツボ・・・バカなわたし・・・キライキライといいつつも、どうしても別れられない悪オトコ。。Verizonってそういう存在です、わたしにとって・・・
私も、いまだにベーシックフォンを使っている者ですが、日常生活では、まだあまりスマートフォンに変える必要性を感じないんですよねえ。電車通勤ならまだしも、車通勤だし、歩いている時まで、インターネットやメールを読みたいとも思わないし。。。まあ強いて言えば、交通渋滞にひっかかった時に、何が起こっているのかの情報を把握できるのはいいかなあ。でも、それもベーシックフォンのインタネット・アクセスでできることだし。。。私の場合、日常生活から離れたバケーションの時などにもっとデータ・アクセスの必要性を感じます。バイク旅行や日本へ帰る時には、犬をケンネルに預けていくんですが、そこの施設は、WebCamで犬たちが遊んでいる様子をインターネットで見ることができるようになっています。ベーシックフォンのインタネットアクセスでも見えないこともないんですが、あの小さなスクリーンで見るのは結構つらいものがあるので、今年はバイク旅行にiPadを持って行くことを考えています。このiPad、IncentiveとしてタダでもらったWifi Only版で、今までは特に外に持っていく必要性がなかったので、ホーム・ネットワークのワイヤレスで十分でした。外でも使えるようにするために、Share Everythingプランも含め、Verizonでのチョイスを検討していたところですが、うちの場合、主人の携帯電話・データプランは会社持ちだし、毎月、データを使いたいわけではないので、使いたい時にだけお金を払うPrepaid Jetpackプランが妥当かしらと考えていますが、Prepaidプランの落とし穴、注意点などご存知でしたら、教えていただけると助かります。
わたしも同感、きっとスマートフォンはなくてもぜんぜん生活できちゃうと思います。どっかにいって時間があるときは小型ラップトップを持っていけば、すぐホットスポットがあるし。Prepaidはわたしも考えました。以前はVirgin Mobileを使っていました。今度はStraightTalkにしようかと考えました。結局は、これらの会社もカスタマーサービスはひどそうだし、ネットワークの充実度ではVerizonの横に並ぶものはなく、消去法で現行維持のVerizonでいこうと思っている次第です。スマートフォンはいらないけど、電話がちゃんと入らない、聞こえないというのはガマンがならないので。。
わかり易い分析ありがとうございます!うちも検討中です。
しかしうちは、ドラッグストアで買った$10くらいのプリペイドで間に合っています。しかもこの前夫が電話をなくし、私のを使っているので、私は現在、携帯なしで生きています。そもそも電話をなくす夫にスマートフォンは危険!
現実的にボイスもテキストもあまり使わないんです。必要なことはだいたいe-mailで、普段は、今から帰る、とか5秒くらいで終わる会話しかないんですよね。
ipadも買ってもwifiのみかな~。
まだ、どうしたらいいのかさっぱりわかりません。
ほんと、そうですね~。また、後日詳しく書きますけど、Verizonとはまたヒトモメありまして、わたしはやっぱりスマホなんていらないな~なんて思っているところです。ないならないで、絶対なんとかなっちゃうと思う。わたしも$10のプリペイドにしようかな~。。。