老後の資金を貯める主な方法には、雇用主の提供する401(k)、403(b)、457などのグループ・プランに参加し給与天引きで積み立てをしていく方法(ここでは401(k)と総称します)と、Traditional IRAやRoth IRAなどに個人的に積み立てをしていく方法があります。401(k)もIRAも、どちらもTax Deferred(税遅延)プランと呼ばれ、利回りへの課税は老後に資金を引き出すまで遅延されると
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Traditional IRAをRoth IRAにコンバートする?
Roth IRA コンバージョンということばをお聞きになったことがあるでしょうか?アメリカでのリタイヤメント準備についての記事を読んでいると、このRoth IRA コンバージョンはここ数年よく目にするちょっとしたハヤリ用語です。これは、手持ちのTraditional IRAをRoth IRAにコンバートする(Traditional IRAから資金を引き出してRoth IRAに入れ替える)ことを意味します。
Read moreRoth IRAとTraditional IRA どちらを選ぶ?
Roth IRAとTraditional IRA、どちらがベターか・・・という質問をよく耳にしますが、それはまさにケース・バイ・ケース。どちらがベターかという前に、収入がなかったり逆に多すぎたりしてはそもそも利用できない場合もあります。では、どちらも利用できるというのであれば、どうやって選べばいいのでしょうね。まずは、比較表から・・・
Read moreIRAのキホン – IRAって何?
IRAはIndividual Retirement Arrangements(あるいはAccounts)の略で、リタイヤメントのための積み立てプランのことです。401(k)と並んで、リタイヤメント準備のためによく使われるツールです。IRAの主な利点は、投資の利回りにかかる税金が、老後に資金を引き出すまで遅延される(tax deferred)ということです。反対に、IRAの欠点は、59歳半になる前に資金を引き出した場合や、
Read moreインベストメントの手数料にお気をつけを!(4)-Trading Costs
ミューチュアル・ファンドの各種ある手数料の中でも、最も認知度が高いのはExpense Ratio(12b-1 FeeやManagement Fee)でしょう。Sales LoadやPurchase Feeなどのファンド費用も調べる気になれば、Prospectus(投資の説明書)やAnnual Report(決算書)などで確認することができます。その一方で、なかなか目で確認することができない「隠れた」ファンド費用が存在することを指摘する専門家が増えています。
Read moreインベストメントの手数料にお気をつけを!(3)-ファンドに払う手数料
リタイヤメントの投資や学資の準備などで、ミューチュアル・ファンドに投資をする場合、ブローカーに対してはSales Loadや12b-1 Feeを、またファンド・マネージャーに対してはManagement Feeを、手数料として支払っていることをみてきました。今回はファンドに対して支払うFeeについて見てみます。
Read moreインベストメントの手数料にお気をつけを!(2)-Expense Ratio
ミューチュアル・ファンドの手数料のなかでExpense Ratioと呼ばれるものをご存知でしょうか。Expense Ratioというのは、ファンドの年間の運営費用÷ファンドの年間平均投資資産です。つまり、ミューチュアル・ファンドの投資資産に対しての、運営費用の比です。リターンの成績が同じならば、Expense Ratioはもちろん小さければ小さいほうがいいわけですね。
Read moreインベストメントの手数料にお気をつけを!(1)-Sales Load
ミューチュアル・ファンド、誰からどういう形で買うかによって、まったく同じファンドに投資するのでも、投資結果が違ってくることがあるのをご存知でしょうか?それは、買い方・選び方によって手数料が違ってくるからです。ミューチュアル・ファンドにまつわる手数料にはたくさんの種類がありますが、今回はそのうちのひとつSales Loadに焦点を当てます。
Read more401(k)も529も、クセモノ手数料にご注意!
リタイヤメント準備も学資の貯蓄でも、ミューチュアル・ファンド(投資信託)をお使いの場合が多いでしょう。プラニングする際には、月々あるいは毎年いくらずつ積み立てればよいかとか、最適なリスク・リターンはどのくらいか、アセット・アロケーションはどうするかなどということに心を砕きます。そのどれもプラニングの重要な要素ですが、しかしながら最もまず第一に気をつけたいのは手数料です。逆に言えば、手数料をしっかりマネージしていないと、
Read more吐き気がしそうな手数料!- 闘う消費者
最近は何にでも「手数料」がかかります。この「手数料」って、くせものですよね。ほおっておくと、あっちではなんちゃら手数料・・こっちではかんちゃら手数料で、どんどん支払額が雪ダルマ・・というような印象を持っているのは私だけでしょうか。。私にとって「手数料」という名のものは、まさに「要注意人物!」なのです。
Read more安心老後への鍵は? - リタイヤメント資金が底をつかないように
ご自分のリタイヤメント準備に自信がありますか?アメリカではリタイヤメント準備とくれば、思い浮かべるのはインベストメントということばです。インベストメントとくれば、アセット・アロケーションというのがおきまりのコースですが、ボストン・カレッジのCenter for Retirement Researchの最近のレポートでは、「アセット・アロケーションは騒がれているほど重要ではない」という結論を発表しています。
Read moreターゲット・デイト・ファンドをうまく使う - 我が家の場合
ターゲット・デイト・ファンドの長所も短所もそのシンプルさにあることを前回の記事でご紹介しました。そのシンプルさをうまく活用するため、それぞれのターゲット・デイト・ファンドについて、1)アロケーション、2)投資媒体、3)リバランスの頻度、4)手数料について把握することが必要であることについても考えてみました。同じ退職年をターゲットにしているファンドでも、投資会社によって1)から4)の内容にかなりのばらつきがあることについても確認しました。今回は、これを踏まえて、実際に我が家の
Read moreリタイヤメント準備 - ターゲット・デイト・ファンドとうまくつきあう
老後準備のために人気を集めているのがターゲット・デイト・ファンドと呼ばれるものです。401(k)などを利用して退職資金を貯めるにあたって、アセット・アロケーション(資産分配)を決めたり、それを維持するために定期的にリバランスを行うことは、ともすると難解で面倒なことですが、ターゲット・デイト・ファンドはそのような負担を軽減するシンプルな投資方法として注目されています。2001年時点でのターゲット・デイト・ファンド投資総額は$12.3ビリオンでしたが、この数字は現在では約$170ビリオンにまで
Read moreリタイヤメントへの投資 - アセット・アローケーションを選ぶ
このごろ1年が経つのが早いので驚きます。ついこの前のことと思っていたのが、もう2年前のことだったり。老後もまだまだ先のことだと思っていると、あっという間にそこまで来てしまうものなのかもしれません。老後の資金はいったいいくらあれば必要なのか概算が頭にありますか?将来のことですから、自分がいつまで生きるのかも、投資パフォーマンスがこれからどうなるかも、不確定要素は多いのですが、何歳でこのくらい貯めておきたいとい
Read moreリタイヤメント・プラン - 401(k)、403(b)、457を知る
働いている会社で401(k)が提供されていれば、老後のリタイヤメント資金を貯めていくうえで大いに活用したいものですね。リタイヤメント・プラ ニングのための投資プランには他にもいろいろな種類のものがありますが、401(k)はその第一歩としてまず考慮されるべきものです。
401(k) に似たものに、403(b)、457プランなどがあります。そもそも、どうしてこんなヘンな数字と文字なの?と思いませんか。これは税法
Read moreリタイヤメント資金 - いくら貯めれば大丈夫?
リタイヤメント資金、準備していますか?家の支払い、子どもの教育費用と出費は嵩みますが、自分たちの老後の資金はきちんと準備したいものですね。リタイヤメントの資金は何があっても最優先で貯めておくこと、というのが専門家の意見です。なぜ最優先かというと、老後の生活費は足りなければローンを組んで借ればいい・・・とはいうわけにはいかないからです。困ったときは支えあうのが家族ではありますが、親が老後を迎える頃は、子どもも教育ローン
Read moreソーシャル・セキュリティー – なるべく多くもらうには…
「ソーシャル・セキュリティーは決められたとおり、もらえればそれでよし」と安易に考えていませんか?受給についてのルールを把握し、受給するBenefitsの種類や受給開始のタイミングをうまくプラニングすることで、生涯に受けることができる受給額の合計には何万ドルもの差がでてくる可能性があるのをご存知でしょうか?一生懸命働いて納めたソーシャル・セキュリティー・タックスですから、Benefitsを受ける立場になったときには、正しい理解できちんと利用していきたいですね。
Read moreソーシャル・セキュリティー - 配偶者として受けられるBenefitsを知る
あなたが一度も働いたことがなく、自分でソーシャル・セキュリティー・タックスを払ったことがなくても、ソーシャル・セキュリティーからBenefitsを受けることはできるのでしょうか。答えはYESです。離婚していても、前の夫や妻の収入に基づいてなんらかのBenefitsは受けられるでしょうか。これも条件を満たせばYESです。今回は、配偶者として受けられるソーシャル・セキュリティーBenefitsに焦点を当ててまとめます。
Read moreソーシャル・セキュリティーの手はじめ(2) - Retirement Benefit
最近のニュースで、「アメリカのミドルクラスの25%は、リタイヤメントの目標準備資金が$350,000であるのに対し、実際にはそのわずか7%の$25,000しか貯蓄しておらず、そのためリタイヤメントを先延ばしにし80歳まで働き続けると考えている」...というのを読みました。「80歳というのは、平均的なアメリカ人の寿命78歳より2年も長い!」などと皮肉る記事もあり、その深刻さが伺えます。今回はリタイヤメントの準備に知っておきたい知識…
Read more投資アカウントが減るばかり。さて、どうしましょうか。
こんなことは今まであんまりなかったのに、なぜか昨日は、401(k)とIRAのリタイヤメント・アカウントと、529カレッジ・アカウントの明細書が全部まとめて届きました。最近荒れ模様の株式市場ですから、重い気につつまれつつ開けてみれば、やっぱりどれも損失を示すマイナスだらけ。普段はあまり気にしないようにしているけれど、まとめてくるとやっぱり打撃です。どうしましょう。
Read more投資の手はじめ(3) - アセット・アロケーションとは?
アセット・アロケーションって何のこと?という質問にお応えする 投資の手はじめ 第三弾! 401(k)のアカウント やIRAのアカウントをお持ちの方は、投資会社のWebサイトや明細書で、自分の投資の種類の内訳を示す円グラフなどをごらんになった方があるでしょう。 あれが、アセット・アロケーションです。手持ちの資金を、どのような投資商品に割り振っているかの内訳ですね。この内訳、つまりどのように割り振っている かが、許容リスク・リターン・レベルに見合ったものである必要があるわけです。
Read more投資の手はじめ(2) - 自分の許容リスクを知る
自分の許容リスクってどうやって決めるの?リスクに見合ったリターンってどういうこと?という質問にお応えする 投資の手はじめ、第2弾。儲かりそうだから投資してみるとか、人に薦められたから買ってみたなんてことないですか?それが、自分たちに本当に合った投資であると自信が持てますか?とくにリタイヤメント資金準備など長期にわたる投資では、計画なしで走っていると、目的地に着いたとき(リタイヤしたとき)「こんなはずじゃなかった!」という…
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