始めて一年経ちました - 自分らしさを大切にする

ブログ発足一周年記念として、Smart & Responsibleのネーミングに込められた思いなどを書かせていただきましたが、最後の今回は、「自分」をテーマに終わりたいと思います。「Smart」とか「Responsible」とかいいますけど、やっぱり、そこに「自分」という基準がないとどうもうまくいかない気がします。自分にとって「Smart」な選択、自分のとれる「Responsibility」と考えないと、Smart & Responsibleはわたしたちの生活に生きてこないような気がするのです。

 

自分を知ること

自分は老後にどのような生活がしたいか、許容できる投資リスクはどのくらいか、どんな車にのりたいか、何にお金をかけたいか、家の広さとロケーションどっちを重んじるか・・・・答えは千差万別でしょう。いろいろ情報を集めて比較検討するのにも、「自分はどうしたいか」、「自分のニーズは何か」、「自分のプライオリティは何か」が抜けていると、ベストな決断はできません。判断基準がないと、どんなに選択肢があってもよい選択はできないですね~。この情報時代にあって、案外一番情報が整理されていないのは自分についてだわ・・なんて思うこともあります。

家、買い時?-我が家の場合

自分が見えていないことを知ること

 

自分らしく 呑まれず

もともとわたしは流行には敏感なほうではないし、ブランドもので身を包みたいという要求もあまりないので、マイペースでやっています。まあ、そうは言っても、みんながiphoneを使っていればちょっと自分も使ってみたいなんて思ったりしますし(結局androidにしましたが)、○○という化粧品がすごくいい・・なんて聞けば、よし使ってみよう!なんて思います。でも、「みんながするから」というのは言い訳にしないようにしています。それって、案外一番楽な決め方だけど。。この消費社会に生きていると、新しいものを買い続けることが「当然」みたいに感じがちだし、メディアも「今が○○しどき!」なんてあおりますから「乗り遅れてはならない」なんてあせったりもします。でも、やっぱり、自分は自分。身に着けているものや持っているもので自分を定義するのではくて、自分なりの指標をちゃんと持っていたいな・・などと思うところです。

とうとうスマホにスイッチしますけど・・・ブタに真珠?

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自分で決める だれのせいにもできない

自分で決めるのってコワくないですか?わたしはたまにwimpyになります。そういうとき、「誰か他に決めて~」と思います。誰かが決めてくれれば、もしそれでうまくいかなかったときも人を責められますからね。自分のせいではない・・というのは、一番の安心といいますか。投資などでも、十分自分で決断を下せるはずの人が、ファイナンシャル・プラナーにわざわざお金を払って決めてもらうということがあるそうです。自分で決めて、自分で責任を負うのがコワいのでしょう。そう、コワいですけど、でもやっぱり、自分と家族のことは、自分で判断ができる限りは、自分で決めようと思うところでもあります。「自分で信頼できる自分」でもありたいと願うところでもあります。

お金と時間といのちのハナシ(1) - 時は金なり? 

お金と時間といのちのハナシ(2) - 時はいのちなり

お金と時間といのちのハナシ(3) - 時は愛なり

 

ゆだねること 固執しない

ファイナンシャル・プラニングということば、実はあんまり好きじゃないんです。情報収集・比較分析・選択決断・・・案外得意な反面、そういうのばっかりやっている人っていやだなとも思ってしまいます。人生そればっかりじゃないでしょ・・・とも思います。測れないもの、見えないもの、でもすごく大切なものがあるような気がします。ウタダヒカルの昔の曲にありましたが、「変えられないものを受け入れる力と、受け入れられないものを変える力をちょうだいよぉ・・・」 人生いくら計画して、保険を買い捲っても、どうしても計画的にいかない、とんだことが起こることってありますね。できることは一応しておくけど、あとはゆだねる、受け入れる。この「ゆだねる・受け入れる」という部分は、忘れないでいたいなとも思うのです。ゆだねたり受け入れたりしないで、固執しはじめると、人間、道を見失うような気がします。たとえば、金融危機!もともとは人の生活を豊かに便利にするためにできたモーゲージの証券化でしたが、それ自体が金儲けの目的になると一人歩きしてアメリカ金融危機まで発展してしまうのです。もともとの意図がよくても、それが固執の対象となると、本来の意図が損なわれてしまうのですね。だから、(むずかしけど)日々ゆだねるという姿勢は忘れないでいたい・・と思うところです。

アメリカ金融危機と人間の哀しさ(1)

アメリカ金融危機と人間の哀しさ(2)

疲れは的外れから - 本当のリッチになりたい!

 

今日も、最後のお願いです。みなさんがどのような思いを持ってこのブログを読んでくださっているか、どんな問題・課題について知りたいか、ちょっとお聞かせいただけませんでしょうか?Message欄を用意しましたので、お気軽に書いていただければと思います。

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2 comments

  1. 今回も、ふむふむ、なるほど、と思いながら、読ませていただきました。読みながら、な~んか、自分に当てはまる部分が結構あって、今まで意識したことがなかったけど、「私は自分らしさを大切に生きてきたのかしら。」なんて自問自答してしまいました。基本的には、子供の頃からマイペース。でも、日本に住んでいた頃は、流行に後れないように新しいもの、ブランドものなどを追っかけた若かった頃もありましたが、アメリカに来てからは、個人主義というお国柄、他の人と違っていてもOKで周りに合わせる必要もなくなったので、逆に無頓着になってしまいました。今、流行のスマホもTwitterやFaceBookなどのソーシャル・ネットワーキングも、時間やお金を無駄にするように思えるので使いたいとも思いませんし、お誘いメールが来ても、「またかあ。」って感じで申し訳ないけど無視しちゃう。ソフトウェア業界の仕事柄、仕事上では使いますが、個人的に使っていないので、よくビックリされます。「ゆだねること」、これも超納得です。私のテーマソングの一つがBeatlesの”Let it be”。中学生の時に初めて聞いて歌詞も理解した時に、「これだ~っ!!」って感動しましたもん。そういえば、ウタダヒカルちゃんも、そんな曲、歌ってましたねえ。ナツカシイ。。。

    1. Hannaさん、わたしは若いときより貴女を存じ上げておりますが、あなたは自分らしく生きている人だと思います。。。昔も、今も、、、世の中に呑まれず、自分というものを見失わないところが昔からあったような気がします。Let it beはいいよね~。青春の1ページです。何でも分析・コントロール癖があるわたしには、なかなか言えない一言、Let it be..

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